ゆる将日記(21年11月)
今週もゆる将の輪を広げるべく、COBINさんに行ってきました(今週は相掛かりのお勉強)。
COBINさんではコロナ前に、「まちゃれん」という級位者さん向けの練習会をしていました。今日はその時に参加してくれたメンバーと対局しました。
1局目は、練習会でラスボス的な役割をしてくれた方との対局でした。「居飛車の急戦に対する対応策が分からない」ということだったので、急戦の将棋を指しました。
上の図は、先手の居飛車が▲4六歩と突いた局面。ここで実戦はミレニアム囲いを目指すように△7三桂と指したため、▲4五歩からの攻めが厳しかったようです。
感想戦では、△7三桂に替えて△2二飛と向かい飛車にすればよかったのではないかと言われました。確かにそうされたら急戦は難しかったと思います。また、ミレニアム囲いは囲うまでに手数がかかるため急戦相手には向かないかもしれないという話をしました。
2局目は、来年初段を目指している方との対局でした。コロナ前に対局した時は、生まれながらに持っている天性の感覚でノータイム指しをしていたのが印象的でしたが、今回は10分の持ち時間を使い切るほどの長考で指していました。「考えて指す」という将棋の楽しさに気が付いたのかもしれませんね。
上の図は、後手が△4六銀と歩を取った局面です。ここで実戦は▲4七歩と打ったため、以下、△同銀成▲同金△3八角と進み、後手が優勢になりました。
感想戦では、▲4七歩に替えて▲5一銀と攻めた方が良かったのではないかという話をしました。先手の「4八金、2九飛」型には、4七に銀を捨てて3八に角を打つ攻めパターンがあるため、実戦の▲4七歩と打つのは受けになっていなかったようです。
上の局面までは先手が有利に進めていたと思います。この調子でじっくり考えて指し続ければ、来年初段という目標も達成できるのではないでしょうか。
今回は、コロナ前に練習会で将棋を楽しんだメンバーと久しぶりにいろいろ話せて、とても楽しかったです。このような「ゆる将の輪」をコツコツと広げていきたいと思っています。
本日の棋譜
1局目
2局目
(角換わりの本は先週持ってきてたんだよなぁ…)
#将棋 #COBIN #ゆる将
#ゆる将_対抗系vs三間飛車
#ゆる将_相居飛車