糸谷八段・高見七段の『ダニーとたかみー』に行ってみた
摩訶不思議
ここ数日、腑に落ちないことがありました。それは、「ダニーとたかみー」のチケットが売れ残っていること。「この二人のイベントが即完売にならないなんて…」と思いつつ、土曜の朝、チケットを購入し、駒テラスに向かいました。
これぞ「観る将イベント」
「将棋仲間がコロナにかかったとツイッター(現X)でつぶやいていたから、将棋のイベント参加を自粛している人が増えているのかなぁ」と、チケットが完売していない理由を考えていたところ、今週末が3連休であることに気が付きました。「3連休で遠出する人が多いから、将棋のイベントに参加する人が少ないのかも!?」と一人で勝手に納得していました。
駒テラスに着くと、ホールはほぼ満席でした。(なんと!)女性の方が多く、参加している男性も夫婦で来ている方が多かったようです。ガチの指す将のオーラを出している人はほとんど見られず、「参加者がほぼ観る将」というイベントでした。「駒テラスが観る将の聖地に近づいているのかも!」と少しうれしくなりました。
イベントは、「どしどし質問コーナー」から始まりました。チケットを購入する際に、糸谷、高見両先生への質問を入力する欄がありました。そこに入力された質問を、DJダニーとDJたかみーが答えていくというものでした。
「ABEMAトーナメントの裏話を聞きたい!」や「研究会では何をやっているのか?」など、観る将ならでは質問がたくさんありました。
そんな中、「〇〇先生、カッコいいですよね!」という質問(?)が出てきました。両先生が〇〇先生の武勇伝を紹介したところホールは大爆笑。その後、高見先生が、「この話って質問してくれた方、喜んでますかね?」と気づき、〇〇先生の深イイ話をしてくれました。「〇〇先生、素晴らしいですね!」となり、完璧な回答となりました。
その後、「藤井竜王・名人 vs 永瀬王座の戦いを振り返る」、「将棋界のいま、そして未来」をテーマとしたお話、両先生とのスリーショットタイムがあり、イベントが終了しました。
「観る将の聖地」を目指したイベントが続々
駒テラスでは、これからもいろいろなイベントが開催されるそうです。ようやく最高気温が30度を下回りそうなので、観る将の皆さん、ぜひ足を運んでみて下さい!