将棋道場に行ってみた(御徒町編)
「級位者さんにとって、将棋道場が楽しめる場所かどうかを確かめるために、勇気を出して将棋道場に行ってみた」企画の第2弾。今回は御徒町将棋センターに行ってきました!
前回を上回る緊張感!
今回は千駄ヶ谷に行くとき以上に勇気が必要でした。というのは、ホームページに載っていた下の文を読んでしまったからです。
Q: 何段の人が多いですか?初心者の方はいるのですか?
A: 初段から弐段位のお客様が一番多く来場されています。
「有段者がたくさんいる道場なんだろうなぁ…」と腰が引けてしまったのですが、勇気を振り絞って行ってみました!
いざ、御徒町将棋センターへ!
将棋センターはビルの4階。受付のスタッフさんに、「将棋を指しに来ました」と伝えました。棋力を聞かれ、先日認定してもらった千駄ヶ谷の棋力を伝えたところ、それより一つ上の棋力で手合いを付けてもらうことになりました。
私が着いた時は、50人くらい対局できる場所が8割くらい埋まっていました。お客さんの9割以上が70歳前後の大先輩。どの人も将棋歴数十年の有段者にしか見えず、「これは大変なところに来てしまった…」と思いながら、手合いが付くのを待っていました。
1局目、2局目とも大先輩の常連さんとの対局でした。お二人とも将棋を自己流で覚えたようで、序盤から見たことのない形に。実戦経験がほとんどなく、棋書ばかり読んでいる私には序盤から頭を使う展開になりました。
3局目は若い男性との対局でした。ここに来たのは初めてとのこと。職団戦で完敗だったので指しに来たそうです(職団戦で将棋スイッチが入ったのかもしれませんね)。
将棋は、後手番で石田流三間飛車に対抗しました。▲7四歩と突かれた下の局面が初めてで、その後の構想に悩んでしまいました。
3局指し終わったところで、手合いを待っているお客さんがかなり多くなっていたので、今回はこれで帰ることにしました。
たくさん指したい級位者さんにお勧め
今回の対局相手の皆さんは、おそらく子供の頃から将棋を指していたのではないかと思います。そういう人は、最近流行っている戦法はあまり詳しくないので序盤は見慣れない形になりますが、底力があるので中盤以降は難しい展開になります。また、初手からじっくり感想戦をするよりは、1局でも多く対局したいという感じでした。
「同じくらいの棋力の大人とたくさん指したい」という級位者さんであれば、御徒町将棋センターは将棋を楽しめる場所だと思いました。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。