将棋道場に行ってみた(蒲田編)
「級位者さんにとって楽しめる場所かどうかを確かめるために、将棋道場に勇気を出して行ってみた」企画の第3弾。今回は蒲田将棋クラブに行ってきました!
勇気を出して行く一手!
永瀬先生や藤森先生など、多くの先生が子供の頃から通っていた蒲田将棋クラブ。行ってみたいと思ってはいたものの、家から遠くなかなか行く機会がありませんでした。
そんなある日、大田区に行く用事が。調べてみると、そこから蒲田将棋クラブには30分位で行けることが判明。「これは行く一手!」とは思ったものの、高段者ばかりという噂をよく聞く蒲田将棋クラブ。
行こうかどうか悩んだ末、蒲田将棋クラブに電話してみました。「千駄ヶ谷の級位者でも大丈夫」と言ってもらえたので、勇気を出して行くことにしました。
いざ、蒲田将棋クラブへ!
将棋クラブはビルの5階。受付の方(席主さんかな?)に、「始めてきました」と伝えたところ、「先ほど電話くれた方ですね」と優しく対応していただきました。
手合いカードに千駄ヶ谷で認定された級を書いて手合いを待っていたところ、「ご無沙汰です」と声をかけられました。なんと、コロナウイルス感染拡大前に、「ねこまど研」でお世話になった方でした!
「ねこまど研」とは、北尾まどか先生の「ねこまど」で開催されていた練習会です。社団戦と同じ持ち時間(30分、切れたら30秒)で3局指すという本格的な練習会でした。今は開催されていないそうですが、社団戦も再開されるようですし、復活を期待したいですね!
手合いがつくまでの間、「ねこまど研」や蒲田将棋クラブのことなど、いろいろな雑談ができました。おかげで緊張感が消えリラックスできました(勇気を出して行って良かったなぁ)。
序盤を教えてもらいたい人にお勧め
将棋の方は、大先輩の方と学生さん2人、合計3局指しました。噂通り皆さんお強く、勝ち負けにこだわり過ぎてしまう級位者さんには厳しいかもしれません。
学生さんとの対局では、序盤でこちらが疑問手を指して劣勢になってしまいました。感想戦で質問したら、序盤をいろいろ教えてもらえました。棋書ばかり読んでいる私にとって、丸暗記している定跡の意味を理解することができ、大変勉強になりました。このような発見を楽しめる級位者さんにはお勧めだと思います。
いざ、川崎屋へ!
蒲田将棋クラブを後にし、念願の川崎屋に行きました。
お店の中には永瀬先生のグッズが飾られていました。
永瀬先生のお父さんがいらっしゃったのですが、お忙しそうだったので声をかけるのは遠慮しました。蒲田将棋クラブからの川崎屋は、「必勝定跡」になりそうです。