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電王手くんと指してみた
歴史的な一日
将棋界が歴史的な一日になった火曜日の夜、COBINに行きました。いつものようにビールを頼んで席に座ると、「将棋を指しませんか?」と声をかけられました。それは、人とではなくロボットとの対局でした!
初めてみたCOBINのシャッター(・∀・)こんなにオシャレだったんですね!さあ今日もお待ちしております!ウィーーン!
— すぷ@対局ロボット(オセロ×将棋) (@RobotSprout) November 22, 2022
将棋カフェCOBIN @shogicobin pic.twitter.com/9phufbbP8D
将棋ロボットと言えば
私が将棋を再開したのは電王戦がきっかけでした。電王戦で衝撃的だったのが、将棋ソフトが示した指し手を人間の代わりに指すロボット「電王手くん」。その後、将棋ロボットは年々進化し、最終的には両手で指すようになりました。
声をかけてくれた方と話をしたところ、この将棋ロボットの名前は「すぷくん」で、電王戦に出ていた将棋ロボットの開発を受け継いでいるとのことでした。
将棋界の歴史的な一日に、将棋を再開するきっかけになった電王戦の将棋ロボットの最新バージョンと対局できるなんて、私にとっても「歴史的な一日」になりました!
いざ、勝負!!#COBIN pic.twitter.com/eP55C2mydT
— machapapa (@machapapa8420) November 22, 2022
すぷくんの未来
対局後、声をかけてくれた方からインタビューを受けました。この方は「すぷくん」の開発者で、対局した人の感想を聞いて開発に役立てているとのことでした。
「すぷくん」はオセロの対局は出来るようになっているそうです。現在、将棋の対局に向けて開発されていて、今後はチェスの対局も出来るようにしていくそうです。
対局して良かったのは、「対局中、いくらぼやいても相手に迷惑をかけない」ということです。対局中に声を出してもロボットは気にしない。将棋仲間で相談しながら「すぷくん」と対局することもできそうですね。
私はソフトと練習将棋を指すときに盤駒を使っていて、ソフトの指し手を自分で動かしています。もし「すぷくん」のような将棋ロボットがソフトの指し手を動かしてくれたら、今以上に将棋に集中でき、更なる棋力アップにつながるかもしれません!
「誰でも『すぷくん』と気軽に対局できるようになる」ことが目標とのことでした。そうなれば、将棋を気軽に楽しめるようになり、将棋ファンが増えるかも知れませんね!
対局結果
「すぷくん」の棋力は自由に設定できました。中盤の指定局面から対局することもできるそうですが、私は初形から指しました。40分では決着がつかず、20分延長しましたが、時間切れで終了となりました。
「角成らずをすれば勝てるかもしれませんよ!」と言われて試してみたのですが、正確に対応されてしまいました(笑 棋譜はこちら)。
タイムアップ!
— machapapa (@machapapa8420) November 22, 2022
1時間お疲れ様でした😀#COBIN pic.twitter.com/THUIEqkA6c
只今のランキングでございます!https://t.co/OYtil8a0fv
— すぷ@対局ロボット(オセロ×将棋) (@RobotSprout) November 23, 2022