「ヒューリック杯 第3期白玲戦七番勝負 第1局」の大盤解説会に行ってきた
4週連続駒テラスへ
朝から身体を動かしてひと汗かいた後の土曜のお昼、「今日、駒テラスで木村先生、飯野先生のイベントがあるけど、さすがに満員だろうなぁ」と思いつつ申し込み画面を見たところ、「チケット申し込む」のボタンが! 「先週に続き今日も間に合うのか?」と思ってボタンを押してみたら、無事申し込めました。
あっという間の4時間
駒テラスに5分前に着いたところ、ホールはほぼ満員。男性、女性がほぼ半々くらいでした。
「対局場で現地大盤解説会がある中、駒テラスに来て頂きありがとうございます。」という木村先生の挨拶を聞いて、「現地で大盤解説会があるから、今日チケットを買えたのかも?! 今週もラッキーだったなぁ…」としみじみ思いました。
飯野先生が参加者の棋力アンケートを取ったところ、「有段者」が数名、「級位者」が半分弱、「勉強中」の人が半数弱、「観る将」が数人という結果でした。ただ、「勉強中」に手を挙げた人の大半が女性だったので、もしかしたら観る将さんだったのかもしれません。とすると、級位者さんと観る将さんが半々のイベントということに!「観る将の聖地を目指している駒テラスのイベントっぽくていいなぁ」と思いました。
解説会の最初の15分は、大盤の駒を動かさず、最近の将棋界についてのお話でした(正確に言うと、大盤の駒は、飛車と角の2枚だけ入れ替わりましたが 笑)。
その後、初手から現局面まで駒が進められました。「序盤は定跡通り進むことが多いから、観る将さんが退屈しないように解説するのは難しそう」と思っていたのですが、木村先生と飯野先生の解説は5分ごとに大爆笑が起こるという名解説でした。
木村先生の解説は笑いだけではありません。「この手を指して、この手を指したから、次は攻めの手を指さなければいけません」というような、手の流れを重視する解説で、級位者さんにはとてもわかりやすいと思いました。
飯野先生の聞き手も最高でした。中盤戦に入って手が止まった時、観る将が聞きたいと思っている質問を木村先生にして頂きました。その質問が絶品で会場は大盛り上がりでした(一番笑っていたのは飯野先生だったかも知れません 笑)。
終盤まで笑いが絶えない解説が続き、最後は、「馬ちょんちょん」で大爆笑。飯野先生も涙を流して笑っていました。
今後もイベントが続々
今後も駒テラスでは、観る将さんが楽しめるイベントが続々と開催されるようです。秋が近づき過ごしやすくなってくると思うので、ぜひ足を運んでみて下さい!