マイフレンド レスリー
今日は久しぶりにお友達シリーズのお話をしたいと思います。今回は以前からポッドキャストに出てきてる私の中では海で溺れたレスリー(笑)
彼女に最初に会ったのは私が20代前半の頃。なのでもう20年の付き合いになります。彼女はホストブラザーの奥さんのいとこで私はホストブラザーの奥さんと仲が良いので彼女を通じて知り合いました。
半分白人で半分ヒスパニックのエキゾチックなルックスと落ち着いた雰囲気と話し方をする人だなーというのが私の第一印象でした。住んでいるところが近いこともあって時々会う存在になりました。
レスリーのお母さんは良いところで生まれた人でもう昔からずっとある財産がある家族だったのでお金に困る生活は全くなく、レスリーも経済的にはとても恵まれたところで育ちましたが、お母さんがとてもコントロールする方で子供が全てのお母さんでレスリーはいつも息苦しい感じで距離を置きたくても置けない環境で育ちました。精神的に自由ではない束縛された環境でした。
そしてレスリーは女性の刑務所で働くお仕事をしていて、色んな人を見ていたり、自分もその束縛された環境が同じだと思ったり、だけど育ちは良い家庭だったので品やセンスがある人でとても幅が広いユニークさを持った人だなーといつも思っていました。
しかし人を信用することがなかなか難しく、お酒が入るとすぐに切れたりすることもあり、それに気づくまで私も時間がかかりました。いつも会う時は犬の散歩でコーヒーを飲んだりする仲だったのが何度かコンサートに行った時にいつもそこで周りの人に当たるのです。お酒が入ってることと男の人にいつも喧嘩を売る言葉をかけたり、喧嘩にならないように見張っている立場からコンサートをエンジョイできなくなり、誘わなくなりました。
そういう時に和解しようとしても彼女はシャットダウンしちゃうのでもうしばらく連絡を取らないという方法しかなくなりました。しかし家族なのでやはり家族のイベントで会うことがあったり、知らない間にまた話をしてるということを数回繰り返すことになって彼女は私はどこにも行かない、また戻ってきてくれる人なんだなーという認識ができて私を信用してくれるようになりました。
しばらく会ってもなくて話してもない時に家族の感謝祭のディナーで隣の席になって私は気まずくなるのも嫌だったので私は手首にタトゥと入れた後だったので猫がなくなって辛くてこんなことしたのよって見せたら、レスリーは私も入れたのよって腕全部ガッツリ入ってて、私の小さい猫のデザインがしょぼすぎて、なんなん?嬉しくてせっかく見せたのにそんな大物見せられると思ってなかったからもう私の見せるんじゃなかったと拗ねたように言って二人で大笑いしたこともありました。
家族だからお母さんとの関係のことも誰よりもよく知っているので悩みも聞いてあげれることができたし、家族の経済的な事情も知っているのでそのことについて話すこともできるところが家族ならではのいいところだなと思います。
彼女は本当にユニークでそう言った経済的に恵まれていることから美的センスや品のあるところは健在で、でも仕事場が刑務所というところからリアルで苦労している人などと関わっていること、自分の中にあるお母さんとの関係の悩みがあってそこからまだ自由になれていないことから彼らの気持ちがわかること、お金はあっても心が自由になれないことなどから、お金で解決することを嫌ったり、その辺りを見てきてすごく面白いなーと思うことが多々ありました。
レスリーは過去にいろんなカウンセリングや専門家にかかっています。その都度その話をしてくれたり長年してくれています。私がSELFCARE SUNDAYのプログラムをするという話をすると私もそれを受けたい、英語でできないかな・・・と真っ先に積極的に言ってくれたのも彼女でした。彼女は私と話すことでいつも心が少し自由になれること、自分の力を信じることができる、そういうことを他の人にしてあげれる能力がある、長年あなたは私にそういうことをしてくれてきたと言ってくれて私に自信をつけてくれました。そして私はいずれSELFCARE SUNDAYのプログラムを英語でもしたいなあと思っているので彼女とは英語でのSELFCARE SUNDAYを実践しているところです。実際、彼女はかなり落ち着いてきたし、お酒を飲んでも怒りに変わったりすることが無くなりました。それがSELFCARE SUNDAYからなのかはまだわかりませんが、そうだったら良いなと思っています。
母親との縁を本当は切りたい、だけど、切った時の罪悪感と今の精神的なダメージとの間で自分はどのように生きたら生きやすいか、自分の立ち位置を考えて生きてる感じがします。母親と楽しい時間を過ごせる時と、もう1分も一緒にいることが耐えれないくらいの心境になる時があると。
一緒にいることが絶えれない時は彼女は自分の心を守っている時なのです。母親の口から出る言葉が否定的な言葉のパンチが飛び交う時。レスリーのお母さんも自身で色々と大変な思いをし、彼女もまた彼女で生きにくい場所で苦しい思いをしているのです。
それを本人が気づかないでいると罪のない子供まで影響が出るのです。
だから心の豊かさの有無は自分だけの問題ではなく、自分と関わる人間特に家族や子供には直で影響するんだなーとレスリーを見ていると感じます。
レスリーはベストフレンドというより家族の一員で私にとっては従姉妹的なポジションでそういう関係で私達を表すことがぴったりな気がしています。いつも友達?て言われても家族の一員。みたいな言い方をお互いしていてユニークな関係だなーと思います。
以前タイミングのお話をしましたが、人が近寄ったり、頼ったり、頼られたり、心をオープンにできる時期もタイミングがあるんだなーと感じました。
それでは今日の一言イングリッシュです。
Your wound is probably not your fault. But your healing is your responsibility.
あなたの傷はあなたのせいではない。だけどそれを治す努力をするかはあなたの責任です。
この言葉は厳しい言葉だなーと思います。ですが現実的で厳しさの中に優しさのある言葉だと思います。本当にその人のことを思うのであればその人が自分で何とかして傷を癒す努力をすることを応援したいと思います。なぜなら誰もその傷を癒すことができないからです。自分の人生の責任や自分の幸せ、自分の満足度、自分の心の豊かさは自分の責任だと思います。
誰かのせいにしていても何も始まりません。自分で舵をとって未来を作っていくか、一生誰かのせいにして生きていくかの選択肢は自分にあると思います。レスリーはお母さんに舵を取られながらも取り返して自分で未来を作っています。それを私も応援したいなあと思っています。
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それではみなさま今日も貴方らしい1日をお過ごしください。
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