「この記事、ChatGPTで書いた?」
最近、いろいろな場面で
「この記事、ChatGPTで書いたのでは…?」
と疑っている話を聞くようになりました。
(私が書いた記事の話ではありません)
「ChatGPTで書いたのでは?」と言われる記事の特徴
「ChatGPTで書いたのでは?」と言われる記事の特徴は…
ざっくり言うと、クオリティが低い。
「クオリティが、どう低いのか」を詳しく見てみると、
①日本語的に違和感がある記事
②情報が間違っている記事
の2つに分かれます。
①日本語的に違和感がある記事
ChatGPTが書く文章は、主語・述語など、文法的には間違っていない。
でも「日本語的に、そういう言い方するかなぁ?」と思うような、
・変な繋ぎ方をする
・文脈に合わない語句を使う
という傾向があるんですよね。
なので「日本語的に違和感のある文章」は、たとえ人間が書いていても、ChatGPTっぽく見えてしまいます。。
②情報が間違っている記事
文章の中に、しれっと嘘を織り交ぜてくるのもChatGPTの特徴 笑
情報が間違っていると、
以前までは
「上位記事をそのまま参考にするのはNG!」
と言われていたところ、
⇩
これからは
「ChatGPTの文章をそのまま使っているのでは?」
と言われるようになるだろうなぁ、と。
ファクトチェックをするのは当然のことですが、より重要になるなぁと感じてます。
焦るよりも、まずは目の前の文章を正しく書く。
まとめると、「ChatGPTで書いたのでは?」と疑われやすい記事の特徴は、
・日本語的に違和感がある
・情報が間違っている
この2つに該当すると、たとえライターさんが書いた記事でも、ChatGPTで書いたと疑われる可能性あり。
淘汰されないように、
どんどん新しいことを学ばなきゃ!
と焦る気持ちもありますが、
まずは目の前の文章を正しく書くこと、
一次情報を自分でしっかり調べることが大事。
ChatGPTを使っても、使わなくても、プロとしてのクオリティを保つ。それがライター。
私自身は「ChatGPTを使うのがダメ」だとは思っていません。
ただ、使うのであれば、
・必ず自分で一次情報を確認する
・日本語としておかしくないように修正する
というのは必須。
その上で、記事のテーマや見出しごとに必要な情報を、過不足なく入れなければなりません。
「人間(プロのライター)が書いたものと、同じクオリティに仕上げて提出する」
それがマストであり、ライターとしての責任。
ChatGPTの文章を、プロのレベルまで自分で引き上げられないなら、使うべきじゃない、と思います。
楽をして、低クオリティの記事を早く書いても、
「これ、ChatGPTで書いたのでは?」と思われてしまったら、
「それなら最初からChatGPTで書けばよい」という話になる。
そして、発注自体がなくなります。
ChatGPTを使っても、使わなくても、
結局はプロとしてのクオリティを保つしか、道はないのです。
ライター・編集者:悠木まちゃ