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「特命調査 文久土佐藩」2024年 徹底解説

※2024年2月開催の情報です


「特命調査」とは?

初期刀にまつわるシナリオ付きの大型イベントである
全部で5つの「特命調査イベント」があり、順番に復刻開催される

  • 「聚楽第」:山姥切国広 報酬:山姥切長義

  • 「文久土佐藩」:陸奥守吉行 報酬:肥前忠広・南海太郎朝尊

  • 「天保江戸」:蜂須賀虎徹 報酬:水心子正秀・源清麿

  • 「慶長熊本」:歌仙兼定 報酬:地蔵行平・古今伝授の太刀

  • 「慶応甲府」:加州清光 報酬:一文字則宗

 特命調査シリーズは四回目の開催。今回の開催順は慶応甲府から時代設定を遡る形になっている?
 一通り復刻した後は1年以上空く可能性が高いので、ログインできる人は全員やろう。

 通常のイベントとは色々と異なるので、初めての人はキチンと基本を抑えておきたい。幸い戦闘の難易度はそれほど高くなく、途中のマップギミックを理解すれば比較的簡単にクリアできる。

特命調査でできること

  • イベント限定刀剣や報酬が手に入る

  • ここだけのシナリオやBGMが楽しめる

  • イベント回想(場面)が回収できる

 文久土佐藩では肥前忠広と南海太郎朝尊が報酬となっており、陸奥守吉行と彼らのストーリーを辿ることになる。報酬刀剣はクリア報酬で確定入手できる他、クリア後の稀ドロップ、および周回報酬で入手できる。

「場面」について

 イベント限定の回想を「場面」と呼ぶ。特命調査では以下の差分がある。

  • 通常

  • 「該当の初期刀(初)」編成時

  • 「該当の初期刀(極)」編成時

の3パターンが存在する。
 文久土佐藩の場合は陸奥守吉行 or 陸奥守吉行 極を連れて行くと彼らの会話が楽しめる。見れなかった場面もシナリオクリアすれば全て「回顧」に登録されるので安心して進行して構わない。※

※クリア時点で「初期刀(初)」「初期刀(極)」を非所持(刀帳未登録)の場合、それらに対応する場面は一旦登録されないが、入手すればイベント期間外であっても即登録される。

 なお、「途中帰城時および再開時のボイス」は場面扱いではないため聴き逃すと二度と聴く機会が無くなる。進行度別に用意されており、全部聴くのはかなり大変だが拘る人はチェックしておこう。

BGMについて

 特命調査はBGMも魅力の一つ。各特命調査毎にマップBGM2~3曲、最終戦1曲の専用BGMが用意されている。
 文久土佐藩の場合は以下の通り(曲名は宴奏会準拠)

  • 「場面 会話」:場面再生中の共通BGM

  • 「高知 播磨屋橋」:第一マップ:播磨屋橋のマップBGM

  • 「高知城 城下」:第二マップ:高知城下町のマップBGM

  • 「高知城」:第三マップ:高知城のマップBGM

  • 「高知城 天守最終戦」:最終戦の戦闘BGM

特命調査での注意点

  • 刀剣破壊あり

  • 毎日補充される賽子(サイコロ)でイベントを進行する

  • 賽子の任意補充は課金のみで行う、賽子は大事に使おう

  • 出陣部隊は遠征のように各種行動制限を受ける

  • 一部出陣制限がかかる刀剣がいる

  • 評定「優」獲得(シナリオクリア)に少し条件がある

  • 一度シナリオクリアすると元の進行度に戻せなくなる

賽子について

 特命調査は「賽子」を振って長大マップを進行する、すごろくイベント。賽子は通行手形のような「イベント専用スタミナ」であり、現実の賽子と同じように1~6の出目がランダムで出る(期待値3.5)。
 振り切ったら補充を待つ。手形同様に毎日5時と17時に3つずつ補充、最大6個まで保持できる。注意点は手形と違い追加出陣に課金が必要である点。

 補充できる賽子は必ず「7」が出る「七福賽」。クリア後は「抜け道の鍵」でボス前へショートカットも使える。

 これらのアイテムはログインプレゼント、イベント報酬等を除くと課金しなければ入手できない。周回報酬を全て埋めるには課金が必須なので、なるべく報酬刀剣を入手したい人は覚悟しておこう。無課金の場合でも賽子は余さず使用し、なるべく多く周回できるとお得。
課金額の割には得られる報酬は少ないため、無理に課金する必要はない。また中ボス側の報酬になってる刀剣はドロップしか入手手段が無くなるので注意である。

 ちなみに回復アイテムである「勝栗」は手入れの代わりにも利用できるため、できれば温存しておきたい。

出陣における制限について

 出陣部隊は撤退しない限りイベントマップに駐留する。そのため遠征と同じように刀剣男士の行動制限があったり、近侍を含む部隊は出陣できなかったりする。
 撤退したり敗北すると賽子による「行動回数」が0になり、中継地点に戻されてしまうので、部隊を変更したい場合は原則的に帰城マスで行うことになる。イベントを中断する場合は撤退ではなく「中断」を選ぼう。

 またシナリオの整合性を保つためか、シナリオクリアまではイベント報酬となっている刀剣を出陣させることができない。
 文久土佐藩の場合はシナリオクリアまで肥前忠広と南海太郎朝尊は一切参加できないということである。シールや配布で先んじて限定刀剣を入手した場合、この制限を受けることになる。

シナリオクリアについて

 各特命調査のシナリオクリア条件は以下の通り。

  • 「聚楽第」「慶応甲府」:最終ボスを撃破し、評定「優」を取得

  • 「文久土佐藩」「天保江戸」「慶長熊本」:最終ボスを撃破し、更に中ボス※を再び倒してもう一振りの報酬刀剣を入手し、調査任務を達成する

※天保江戸のみ、最終ボスを再び撃破

 最終ボスの撃破には単純に勝利するだけでなく、特定の条件を達成しないとパスできない。聚楽第以外は以下のような条件になっている。

  • ボスキャラクターの撃破(敵部隊長の破壊)

  • 勝利ランクA以上

 つまり「ボスキャラクターを破壊せず勝利する」「B勝利以下である」場合は規定の場所まで戻されやり直しとなる。

 また、シナリオクリアすると以下の変化が起こり、二度と戻せなくなる。

  • 敵の強さと経験値が上昇する

  • 第二マップからのスタートとなる(聚楽第以外)

  • 「抜け道の鍵」の使用でボス前へショートカットできるようになる

  • 各ボスでドロップが発生するようになる

  • 未回収の「場面」が回顧に解放される

  • 最終ボス突破に特殊条件が必要なくなる

  • 一部のネームド敵がモブに差し替わる(慶長熊本・慶応甲府のみ)

 このクリア状態はアカウントを消さない限り、たとえ次回の開催時であっても保たれる。攻略上は気にせず進行してしまって構わないが、クリア前でないと二度と見れなくなる要素も一部あるので気にする人は気をつけよう。なお文久土佐藩専用の敵キャラはクリア後も引き続き会える。

各マップの特徴

 特命調査共通で初回は難易度5(初Lv90/極Lv35以上推奨)、クリア後は難易度7(極Lv50以上推奨)とされる。

 実際は高速槍や苦無のような極端な敵はほとんど出ず、せいぜい最終ボスが少しだけ強い程度。回復マスもあるため、表示ほどの難しさはない
あまり気負いせず挑戦しよう。目安として、池田屋の記憶を突破していれば初回クリアは問題ない。武家の記憶突破程度でもクリアは十分可能だろう。

 なお各マップは原則一方通行であり、次のマップに進むと戻れなくなる。また最終ボス以外のボス戦ではデイリーの「ボスを1回撃破」を消化できないと思われる。

第一マップ:播磨屋橋

 はりまやばし。
 第一マップは単純な一本道、聚楽第以外は二周目以降入れなくなる。
 戦闘条件は昼・市街戦。

第二マップ:高知城下町

 ここからマップギミックが登場する。戦闘条件は昼・市街戦。
 最初、南海太郎朝尊の顕現演出があるがこれはシナリオ上の特殊演出であり実際には入手していない。
 敵を倒して罠を設置し、逃げる敵を追跡する鬼ごっこのようなフェーズ。最初は敵の移動スピードが速いが、罠に嵌めるごとに速度が低下していく。敵は罠の有無に関わらず、こちらから遠ざかる方向へ逃げる性質があり、これを利用した必勝パターンが存在する。
 基本的には右側で仕掛けた罠へ誘い込むように高知城の上の経路から反時計回りに回り込むのが鉄則。誤って逃げられた場合は敵に再接近して改めて罠と挟み撃ちにするとよい。なお罠を消費したマスは敵が復活する。

初回挑戦時

シナリオクリア後

 高知城ボスを倒すとイベント任務が達成されるので忘れず受け取っておこう。シナリオクリア後では稀に南海太郎朝尊がドロップする。
 城下町のボス突破後はマップ左側の高知城内に進行し、最終ボスに臨もう。

最終マップ:高知城

 強力な敵と三連戦となる最終マップ。三番目のマスが最終ボスとなる。
 昼・屋内戦のため、範囲攻撃と弓/投石は機能せず、長柄は打撃弱体化。

 専用ボスである「打刀_志士(甲)」は非常に素早く、カンスト短刀極でも先制不可能と思われる。もっともそれ以外に特別強い要素はない。敵を倒しきることに集中すればさほど苦労せず突破できるだろう。
 Lvに自信がなければ短刀極の銃でダメージを増やすことをオススメする。

 敵を全滅させれば肥前忠広を入手でき、本丸帰還後に南海太郎朝尊を迎える運びとなる。再び高知城下町をクリアすることで南海太郎朝尊も入手でき、これで晴れてシナリオクリアとなる。
 シナリオクリア後は高知城で肥前忠広のドロップが狙える。流石に通常の稀ドロよりは緩く設定されているようだが、周回数に限界があることを考えるとまずクリア報酬の確保を目標にしよう。
 またクリア後の打刀志士は打撃が高いため、うっかり初刀剣がやられてしまう可能性がある。それなりの戦力で挑むべき。

まとめ

  • 賽子を毎日大切に振ろう、本丸画面に戻るときは「中断」

  • 高知城下町の追跡では必勝パターンがある

  • シナリオクリアで報酬刀剣は確定入手できる

  • シナリオクリアで全ての場面は解放できる(一部演出は見れなくなる)

  • 無理して課金しなくてもいい

  • 勝栗は手入れの資源節約に利用できる

ギャラリー

※ネタバレ注意
画像のアス比が現在と異なる可能性あり

播磨屋橋
高知城下町
高知城
高知城天守
打刀_志士(甲)

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