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「特命調査 天保江戸」2024年 徹底解説

※2024年4月開催時の情報です

 不具合対応で5/11 7時半まで一時的にイベントが休止された。再開後、お詫びの配布と不具合の影響で破壊された刀剣男士の補填が行われる。


「特命調査」とは?

初期刀にまつわるシナリオ付きの大型イベントである
全部で5つの「特命調査イベント」があり、連続して復刻開催される

  • 「聚楽第」:山姥切国広 報酬:山姥切長義

  • 「文久土佐藩」:陸奥守吉行 報酬:肥前忠広・南海太郎朝尊

  • 「天保江戸」:蜂須賀虎徹 報酬:水心子正秀・源清麿

  • 「慶長熊本」:歌仙兼定 報酬:地蔵行平・古今伝授の太刀

  • 「慶応甲府」:加州清光 報酬:一文字則宗

 特命調査シリーズは四回目の開催。今回の開催順は慶応甲府から時代設定を遡る形になっている?一通り復刻した後は1年以上空く可能性が高いので、ログインできる人は全員やろう。

 通常のイベントとは色々と異なるので、初めての人はキチンと基本を抑えておきたい。幸い戦闘の難易度はそれほど高くなく、途中のマップギミックを理解すれば比較的簡単にクリアできる。

特命調査でできること

  • イベント限定刀剣や報酬が手に入る

  • ここだけのシナリオやBGMが楽しめる

  • イベント回想(場面)が回収できる

 天保江戸では水心子正秀と源清麿が報酬となっており、蜂須賀虎徹と彼らのストーリーを辿ることになる。報酬刀剣はクリア報酬で確定入手できる他、クリア後の稀ドロップ、および周回報酬で入手できる。

本イベントのポイント

  • 他の特命調査に比べ敵が少し強いので油断大敵!!!破壊もある

  • 焙烙箱の位置はある程度バラけて設置されている               マップを周って鑑札を発見したら付近を慎重に探索するべし

  • 賽子を毎日大切に振ろう、本丸画面に戻るときは「中断」

  • シナリオクリアで報酬刀剣は確定入手できる

  • シナリオクリアで全ての場面は解放できる(一部演出は見れなくなる)

  • 無理して課金しなくてもいい

  • 勝栗は手入れの資源節約に利用できる

その他お知らせ

 

「場面」について

 イベント限定の回想を「場面」と呼ぶ。特命調査では以下の差分がある。

  • 通常

  • 「該当の初期刀(初)」編成時

  • 「該当の初期刀(極)」編成時

の3パターンが存在する。
 天保江戸の場合は蜂須賀虎徹 or 蜂須賀虎徹 極を連れて行くと彼らの会話が楽しめる。見れなかった場面もシナリオクリアすれば全て「回顧」に登録されるので安心して進行して構わない。※

※クリア時点で「初期刀(初)」「初期刀(極)」を非所持(刀帳未登録)の場合、それらに対応する場面は一旦登録されないが、入手すればイベント期間外であっても即登録される。

 なお、「途中帰城時および再開時のボイス」は場面扱いではないため聴き逃すと二度と聴く機会が無くなる。進行度別に用意されており、全部聴くのはかなり大変だが拘る人はチェックしておこう。

BGMについて

 特命調査はBGMも魅力の一つ。各特命調査毎にマップBGM2~3曲、最終戦1曲の専用BGMが用意されている。
 天保江戸の場合は以下の通り(曲名は宴奏会準拠)

  • 「場面 会話」:場面再生中の共通BGM

  • 「江戸 両国」:第一マップ:両国のマップBGM

  • 「江戸 市中」:第二マップ:江戸市中のマップBGM

  • 「江戸藩邸 上屋敷」:第三マップ:江戸藩邸上屋敷のマップBGM

  • 「江戸藩邸 上屋敷最終戦」:最終戦の戦闘BGM

特命調査での注意点

  • 刀剣破壊あり

  • 毎日補充される賽子(サイコロ)でイベントを進行する

  • 賽子の任意補充は課金のみで行う、賽子は大事に使おう

  • 出陣部隊は遠征のように各種行動制限を受ける

  • 一部出陣制限がかかる刀剣がいる

  • 評定「優」獲得(シナリオクリア)に少し条件がある

  • 一度シナリオクリアすると元の進行度に戻せなくなる

賽子について

 特命調査は「賽子」を振って長大マップを進行する、すごろくイベント。賽子は通行手形のような「イベント専用スタミナ」であり、現実の賽子と同じように1~6の出目がランダムで出る(期待値3.5)。
 振り切ったら補充を待つ。手形同様に毎日5時と17時に3つずつ補充、最大6個まで保持できる。注意点は手形と違い追加出陣に課金が必要である点。

 補充できる賽子は必ず「7」が出る「七福賽」。クリア後は「抜け道の鍵」でボス前へショートカットも使える。

 これらのアイテムはログインプレゼント、イベント報酬等を除くと課金しなければ入手できない。周回報酬を全て埋めるには原則的に課金が必須なので、なるべく報酬刀剣を入手したい人は覚悟しておこう。無課金の場合でも賽子は余さず使用し、なるべく多く周回できるとお得。
 課金額の割には得られる報酬は少ないため、無理に課金する必要はない。また中ボス側の報酬になってる刀剣はドロップしか入手手段が無くなるので注意である。

 ちなみに回復アイテムである「勝栗」は手入れの代わりにも利用できるため、できれば温存しておきたい。

出陣における制限について

 出陣部隊は撤退しない限りイベントマップに駐留する。そのため遠征と同じように刀剣男士の行動制限があったり、近侍を含む部隊は出陣できなかったりする。
 撤退したり敗北すると賽子による「行動回数」が0になり、中継地点に戻されてしまうので、部隊を変更したい場合は原則的に帰城マスで行うことになる。イベントを中断する場合は撤退ではなく「中断」を選ぼう。

 またシナリオの整合性を保つためか、シナリオクリアまではイベント報酬となっている刀剣を出陣させることができない。
 天保江戸の場合はシナリオクリアまで水心子正秀と源清麿は一切参加できないということである。シールや配布で先んじて限定刀剣を入手した場合、この制限を受けることになる。

シナリオクリアについて

 各特命調査のシナリオクリア条件は以下の通り。

  • 「聚楽第」「慶応甲府」:最終ボスを撃破し、評定「優」を取得

  • 「文久土佐藩」「慶長熊本」:最終ボスを撃破し、更に中ボス※を再び倒してもう一振りの報酬刀剣を入手し、調査任務を達成する

  • 「天保江戸」:最終ボスを撃破した後、もう一度最終ボス※を倒してもう一振りの報酬刀剣を入手し、調査任務を達成する

 最終ボスの撃破には単純に勝利するだけでなく、特定の条件を達成しないとパスできない。聚楽第以外は以下のような条件になっている。

  • ボスキャラクターの撃破(敵部隊長の破壊)

  • 勝利ランクA以上

 つまり「ボスキャラクターを破壊せず勝利する」「B勝利以下である」場合は規定の場所まで戻されやり直しとなる。

 また、シナリオクリアすると以下の変化が起こり、二度と戻せなくなる。

  • 敵の強さと経験値が上昇する

  • 第二マップからのスタートとなる(聚楽第以外)

  • 「抜け道の鍵」の使用でボス前へショートカットできるようになる

  • 各ボスでドロップが発生するようになる

  • 未回収の「場面」が回顧に解放される

  • 最終ボス突破に特殊条件が必要なくなる

  • 一部のネームド敵がモブに差し替わる(慶長熊本・慶応甲府のみ)

 このクリア状態はアカウントを消さない限り、たとえ次回の開催時であっても保たれる。攻略上は気にせず進行してしまって構わないが、クリア前でないと二度と見れなくなる要素も一部あるので気にする人は気をつけよう。

各マップの特徴

 特命調査共通で初回は難易度5(初Lv90/極Lv35以上推奨)、クリア後は難易度7(極Lv50以上推奨)とされる。
 実際は高速槍や苦無のような極端な敵はほとんど出ず、せいぜい最終ボスが少し強い程度。回復マスもあるため、表示ほどの難しさはない。あまり気負いせず挑戦しよう。目安として、池田屋の記憶を突破していれば初回クリアは問題ない。武家の記憶突破程度でも十分可能だろう。

 ただしシナリオクリア後は極Lv40前後が目安になる。破壊もあり、自由に帰還もできないので迂闊に弱い刀剣を連れるのはあまりオススメしない。

 特に天保江戸は敵の銃兵が結構痛いため、他の特命調査に比べると少し難易度が高い。極能力や耐久の高い刀剣で対策を。

 なお各マップは原則一方通行であり、次のマップに進むと戻れなくなる。また最終ボス以外のボス戦ではデイリーの「ボスを1回撃破」を消化できないと思われる。

第一マップ:両国

 第一マップは単純な一本道、聚楽第以外は二周目以降入れなくなる。戦闘条件は昼・市街戦。
 ここで水心子正秀と源清麿、どちらをNPCとして迎えるか選択になる。どちらを選んでも最終的に2振りとも入手できるので好みで選べばよい。NPCとなった刀剣は「行動順が異常に速い」「攻撃力が高い」「原則攻撃の対象にならない」など特殊な仕様あり。最終ボスを倒すまでは自身の刀剣として入手扱いにはならない。

第二マップ:江戸市中

 ここからマップギミックが登場する。戦闘条件は昼・市街戦。
 広大なマップに仕掛けられた4つの焙烙箱を、鑑札の数字をヒントに見つけ出すフェーズ。いわゆるマインスイーパーを意識したもの。
 焙烙箱は必ずマップの四隅のどこかに仕掛けられている(具体的な位置は毎回変わる)。付近の敵を撃破すると「現位置から焙烙箱まで最短何マスか?」を示す漢数字が出現(斜め移動も1マスカウント)、見事正解の位置で敵を倒すと焙烙箱を1個回収に成功する。
 マスを飛ばして移動することも可能だが、道中の鑑札は見られない。慣れないうちはしらみ潰しにマスを調べて位置を限定するとよいだろう。

  • 四角形状のマップの角のエリアに必ず1個ずつ焙烙箱が設置されている       同じ角のエリアに2個以上の焙烙箱が集中することはない

  • 各焙烙箱設置エリアの間に2列ほど、焙烙箱が設置されないと思われる空白のエリアが存在する

  • 内周を周っていれば比較的行動回数を抑えつつ鑑札を発見できる     焙烙箱探索も内側から順に行えば自ずと見つかり歩数に無駄が出にくい

  • 同じ焙烙箱に対し同じ数字の鑑札が隣接してる場合、斜め移動を経由した先に焙烙箱が存在する可能性が高い

  • 鑑札の数字が不可解な場合、複数の焙烙箱が比較的近い場所に設置されている可能性がある 鑑札の位置が重なった場合は交互に表示される

↓参考ポスト

 4つ全ての焙烙箱を解除すると市中ボスと連続戦闘になる。限定的な状況を除き、確認なしに戦闘に移行するので損傷した刀剣がいる状態では注意を要する(不具合と重なり刀剣破壊を起こす事例もあった)。4つ目の炮烙箱が予想されるマスに踏み込む前に部隊の状況をよく確認しよう。
 ただし2024年から、行動回数が0の状態だと市中ボスに移行しなくなった。戦闘に進むには追加の賽子を振る必要がある。部隊が万全でない場合は回復や帰還できるチャンスでもある。キチンと準備しよう。

 市中ボスを倒すとイベント任務が達成されるので忘れず受け取っておこう。シナリオクリア後では稀に源清麿がドロップする。
 撃破後は最終ボスエリアにワープできる。このとき進軍と帰城の2択しかとれないので注意。

最終マップ:江戸藩邸上屋敷

 強力な敵と三連戦となる最終マップ。三番目のマスが最終ボスとなる。
 昼・屋内戦のため、範囲攻撃と弓/投石は機能せず、長柄は打撃弱体化。

 敵は大太刀や太刀中心。NPCがいる分やや手強く設定されてるのか、それなりの戦力を持ち込んだ方がよい。
 Lvに自信がなければ短刀極の銃でダメージを増やすことをオススメする。

 敵を全滅させれば最初に選んだ方の刀剣を入手でき、本丸帰還後にもう一振りを迎える運びとなる。もう一度出陣すると即このエリアに移動し、再び最終ボスと会敵することになる。撃破すればもう一振りも入手でき、晴れてシナリオクリアとなる。
 シナリオクリア後は江戸藩邸上屋敷で水心子正秀のドロップが狙える。流石に通常の稀ドロよりは緩く設定されているようだが、周回数に限界があることを考えるとまずクリア報酬の確保を目標にしよう。

ギャラリー

両国
江戸市中
江戸市中2
江戸藩邸上屋敷

実装履歴

2018/10/31 聚楽第 第1回開催
 
初の特命調査イベント
  初期刀+新キャラのシナリオ付きイベント 三週間開催
  専用戦闘BGM/マップBGMあり
  スタミナは1日サイコロ4個 第一部隊は出陣不可
  イベント毎にマップギミックあり 回復マス、経験値2倍マスあり
 敵の名称が一部異なる
2018/12/14 大太刀極実装

2019/01/22 打刀極の庇う能力強化(ダメージ軽減→ダメージ無効化)
2019/02/15 剣の実装
 出陣中に疲労状態が変化するようになる
 出陣中にアイテムで疲労回復が可能になる
2019/04/24 文久土佐藩 第1回開催
 目玉刀剣が2振り登場
 最終ボス撃破後、残り行動回数が次回周回に持ち越し可能に
 クリア後の中ボス撃破後、即座に次周へ移れる中ボス再戦機能あり
 NPCの味方キャラが初めて登場
  生存が?? 刀装なし 打撃と機動が極めて高い
  攻撃対象に選ばれない 二刀開眼は可能
 限定ボスキャラクターが登場
2019/06/18 聚楽第 第2回開催
 前回のクリア状況から再開となる
2019/06/25 槍極実装
2019/10/29 文久土佐藩 第2回開催
 中ボス再戦機能の廃止
2019/11/09 天保江戸 第1回開催
 NPCキャラを任意で選択できる
 選択によって入手順が変わり、少しだけ場面差分がある

2020/02/12 薙刀極実装
2020/04/28 慶長熊本 第1回開催
 ギミックマップが2つ登場する
 馬と遠戦が完全無効の市街戦が登場
 限定ボスキャラクターが登場
2020/08/11 乱舞6実装
2020/08/18 太刀極実装
 市街戦で馬が限定的に使用可能に
  効果なし→効果半減・太刀極の先制攻撃発生
2020/11/05 天保江戸 第2回開催

2021/01/19 慶応甲府 第1回開催
2021/04/27 慶長熊本 第2回開催
 抜け道の鍵で闇り通路もスキップ可能に
 熊本城の鍵獲得状況が分かりやすいようUI改修
 闇り通路のボスマス位置が初期段階から分かるように
 マップの微調整、闇り通路2周目以降の小ボス廃止、ボス生存の減少
2021/06/22 慶応甲府 第2回開催

2022/06/07 乱舞7実装
2022/06/21 打刀極の庇う能力強化
 隣接する刀剣のみ庇う→部隊全体の誰かを庇う
 中傷・重傷状態では発動しない→損傷状態を問わず発動する
2022/07/12 聚楽第 第3回開催
 近侍不在の第一部隊で出陣可能に
 クリア前に目玉刀剣に出陣制限を設定
 補充サイコロが3個、最大6個保持、ニ週間開催に変更
2022/08/16 文久土佐藩 第3回開催
2022/09/20 天保江戸 第3回開催
2022/10/18 慶長熊本 第3回開催
2022/11/15 慶応甲府 第3回開催

2023/04/25 本丸アップデート第二弾
 絶好調・疲労困憊の実装
 UIの変更、主要任務の追加
2023/05/02 気力の再改修
 
戦闘中の気力増減値が改修前に戻る
2023/08/22 乱舞8実装
2023/10/17 慶応甲府 第4回開催
 本丸アプデに伴うUIの改修
 三週間開催に戻る

2024/01/16 宝物の実装
2024/01/23 文久土佐藩 第4回開催
2024/04/30 天保江戸 第4回開催

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