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なぜXR(クロスリアリティ)なのか_3つの起点

ここまでコミュニティマネジメントを基軸に、事業開発・サービス開発、そして経営企画として中小企業に伴走していくスタイルで仕事をしてきました。

なぜやっているのかは過去の編集でしか無いですが、在るものが最大限活かされる活躍フィールドを創ること、つまりは「つなぎ目のデザイン」をしていくことは、私のキャリアでいう使命であって、過去も未来も今も、きっと変わらないと思っています。

前提の価値観として

(株)マネジメイトの価値観も貼っておきます↓
ポイントは『3つ』であること。
「三つ子の魂百まで」とよく言われますが、いつも3つ揃うということが、何か自分のスタートを切るきっかけになっています。

ではなぜ私がXR文脈をやるのかという事はシンプルで、3つやる起点が揃ったからです。

1つ目は『拡張』_プロモーションの起点

元々、販促という分野が得意です。化粧品メーカー時代も、なぜ営業MVPを取り続けていたかは明快で『販促が好き』だったから。
メーカー営業というと数字が全てて、あるいっときの売上数字が切り取られていきますが、本来それは顧客創造になっているのか。
最近やっとエンドユーザーという視点で語られるようになりましたが、物を作るということは、使い続けてくれるお客さんがいて初めて成り立つビジネスです。
そこに筋道をつくり、お客さんがワクワクしながら使用する仕組みは何だろう?20代はこればかり考えては、あらゆる販促物を自作して、現場で実践し、販売者に手渡し育成する←という非常にローカル営業を繰り返していました。それもこれも、販売促進につながる筋立てが好きだったから。

そして、ここから私が惹かれるのは、その筋立てのアイテムとしてAR(拡張現実)やXRという分野は、非常に販促→顧客創造に有効だと捉えています。

AR(拡張現実)は、今まで届かなかった人へ、遠くの誰かへ、そしてワクワクを通して、人の温かさを届けられる力が多分にある。

ARって何?という方向け→一番イメージつきやすのは「ポケモンGO!」ですね。以下、私の名刺用に作成したARプロフィール▼
QRまたは、こちらのリンクhttps://palanar.app/v2/ar_contents/managemateから入り、試してみてください。紙から拡張した私が現れるかと!
※カメラをロゴにかざす必要があるので、携帯2台?か右のマーカーをプリントしてもらうなどおすすめです。名刺だったら簡単なのですが・・・

AR名刺体験
このような形で出ましたか?

2つ目は『コミュニティマネジメント』_女性性の活躍フィールドになる

XR(クロスリアリティ)またはExtended Reality (エクステンデッドリアリティ)は、その名の通り現実世界と仮想世界が融合する、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった技術やサービスの総称ですが、
これらはどれも、コミュニケーションの手段であり、手を伸ばした先にあるつなぎ目だとも考えています。

技術革新として注目されエンジニアリングが必須ではありますが、目的に立ち返ればコミュニケーションツールである。技術開発は男性エンジニアが多く手がけていますが、ここからの誰にでも使えるものとして一般化されていくプロセスに女性性が欠かせないと感じます。

※女性性/男性性は、肉体的な性別とは別に、精神的・心理的な部分における「らしさ」なので、どちらもひとりの人間の中に存在しており、男女問わず誰しもが持っているもの。

女性性の特徴を活かしたコミュニティマネジメントスキル

XR(クロスリアリティ)は仮想⇔現実をつなぐコミュニケーションの手段であり、女性性が活躍するフィールドになる。

3つ目が実は一番の原動力ですが『親子』_という起点

中学生の息子2人を育てていますが、先日次男がゲーム/メタバース系でトラブルを起こしました。幸い、早期の気づきで大ごとには至りませんでしたが、その中で最大の気づきは「この世代はAI・メタバースネイティブである」ということです。(詳細を書くと長くなりますので割愛しますが)
私たち親世代が考える時空を越えた世界を持ち得ている。そしてそれはとても自然に。

私自身、ゲームが好きではありません。幼少期から福井県若狭に故郷があるので自然が好き、運動が得意でしたから、やってマリオゲームくらいでした。しかし最近のゲームは、一度そのスイッチを入れると、VRの世界が拡がり現実世界のような躍動感もありますし、ボイスチャットで赤の他人と一緒に何らかの目的のために行動をする。そうしたら、所謂『ともだち』だって全世界に100人できるのは難しいことでは無いのでしょう。

では、『ともだち』の定義は?
共に汗水垂らして青春のいちページを作る仲間
そう聞いた際に、私はセピア色の体育館でバスケットゴールに仲間とボールを打ち付ける風景をイメージしますが、
きっと現代の子どもたちは、青々とした壮大な高原で仲間とアイテムを持って戦いに出る風景(VRゲーム)をイメージするでしょう。

つまり世界が現実⇔仮想と複数あったとして、それでもその主人公は、ひとりの少年/少女であり成長過程(教育真っ只中)であるということは変わり無いのです。どの世界であったとしても、失敗を繰り返しながら成長していくことを見守り応援するのが親の定め。
そうであるなら、私たち親が別世界と拒絶し無知であることより、同じ視座に立ってみることが必要なんじゃないか。そして、その世界も含めた倫理観や理性を育てていけるような仕組みを作る必要があると考えます。

どの世界(VRなど)が先であったとしても、育つプロセスであることに変わりはない。であれば、親である私たちが、先ずは同じ視座に立ってみる必要があるのではないか。

これが3つ目のピースです。これによって誰よりも先ずは私がやる理由が出来たので、既に身体はスタートを切っています。

ARプロモーション
XRコミュニティマネジメント

この2つの事業化に向けて、学びと実践のPDPDPDCAを進めていきます。

つい先日、Appleからも「ビジョンプロ」を発表。表現は【空間コンピュータ】。これを通してどうコミュニケーションをデザインするか。人のためのものだからこそ、使いこなす必要がありますね。

今日は改めてここに、3つの起点を書き留めておきました。

社会実装に向けて弊社オフィスでもある、一番町インキュベーションセンターにて勉強会を開催していきます!


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