救命士が防災へ取り組むこと
私が、防災について取り組んでいることを記録する。
消防行政は、普段から災害に対応している。
災害の大小はあるが、
救急車を呼ぶ傷病者にとっては
一生に一度あるかないかの出来事。
これを、日常災害と私は捉えている。
常に災害対応している消防行政に携わっている者は、
防災のプロである。
ということは、
17年間救急隊を経験してきた
私は防災のプロであるといえる。
救急出動で5000件以上を経験し、
多種多様な日常災害をみてきたが、
そのほとんどが ”防ぎえる災害” である。
そんな私がしなければならないことは、
災害の予防について周囲に伝えていくことである。
防火管理者として消防訓練主催
自分が住んでいるマンションでは、
消防訓練を年に1回開催しなければならない。
消防法で定められており、
管理組合(住人)で開催する必要がある。
しかし、マンションのほとんどが主体的に
消防訓練を実施していない。
私が、消防行政の予防業務で得た経験を活かし
私の家族のために防火管理者を始めたのが
きっかけである。
2018.4 マンション消防訓練vol.1
2019.4 マンション防災訓練vol.2
2020.4 マンション防災訓練vol.3
2020.10 マンション防災訓練vol.4
2021.4マンション防災訓練vol.5
学童保育でのこども向け消防訓練
私の娘が通う学童保育で、
こどもたちに消防のことを知ってもらい
安全に過ごせることを目的に開催した。
防災は、自分だけ良ければよいということがない。
関わる人が、協力することで初めて、
自分の安全が確保される。
まずは知ることが第一ということで、
こどもたちに対して実施した。
2020.8 学童保育への消防訓練
他業種との取り組み
自治体内で専門職との連携をしている。
磐田市には、当時珍しかった男性保健師が
3名もいた。
彼らの活動に共感し、
磐田市で開催された男性保健師の集いに参加し、
防災について学んだ。
今後、もっと保健師と連携したい。
2018.11 全国男性保健師の集い in磐田
2020.10 全国男性保健師の集い in豊田