大学の奨学金について考えてみた
(結論)
奨学金はすべきであると思う
(あくまで個人的見解ですのでご了承ください。)
1.奨学金の種類
給付型と貸与型の2種類があります。本記事では貸与型について議論します。
貸与型は
①第一種奨学金:無利子(経済的理由あり)
②第二種奨学金:有利子
があります。
私は実家を離れひとり暮らしをしていたため、学部時代は第二種(月5万円)で大学院時代は第一種(月8.8万円)を借りていました。
2.奨学金で過ごした学生生活
私は理系だった理由もあり、大学院修士課程まで学生を続けていました。
そのため、借りた奨学金の合計は451万円なんです…(笑)。
学生時代はというと…
✅学部1〜2年:アルバイトと遊びに没頭
✅学部3年 :大学院進学に向けほんの少し勉強
✅学部4年 :研究室で昼夜問わず実験
✅修士1〜2年:学会で国内外を飛び回る生活
コロナ禍の今になって、学生時代にお金のことを気にせず、研究・バイト・遊びに没頭して良かったと思いました。特に学部1〜3年生の時は服を沢山買ったり、400ccのバイクを買ったり、友達と外食したりと多くのお金を使いました。世帯主となった今ではあり得ない生活ですね…汗
私は大学入学当初から大学院への進学を考えていました。進学の際に両親から「大学院に行くなら奨学金を借りなさい。そして学部時代に借りたお金を返すことも忘れないこと。」と言われ学部時代の返済額を見た時の恐ろしさは今でも忘れません。学入学当初から大学院への進学を考えていました。進学の際に両親から「大学院に行くなら奨学金を借りなさい。そして学部時代に借りたお金を返すことも忘れないこと。」と言われ返済額を見た時の恐ろしさは今でも忘れません。
返済額は 5万×12ヶ月×4年=240万円
さらに利子も加算されると考えると学生時代の私にとっては大きなお金でした。ただ、大学院で実績を残して大手企業に就職することができれば取り返せるチャンスはあるとポジティブな考えも同時に持ち始めました。そして何より、大学院時代の奨学金は成績や活動実績によっては返済が免除されるチャンスがあったのです。といういことで私は大学院時代は学部時代とは打って変わり、研究室にこもる生活が始まったのです。
結論から言うと。
大学院修士課程で借りた奨学金
8万8000円×12ヶ月×2年=211万2千円
が全額免除になりました。私の学生時代の実績は以下の通りです。
✅論文:2報(First1報とそれ以外が1報)
✅受賞:3件(国内外の学会で優秀発表賞)
✅学会発表数:10件(1件の国際学会(Oral)と残りは国内のOralとPoster)
テーマ選定が良かったのと、学会のタイミングが良かったことが功を奏したかなと思っています。この期間、自分の専門についての知見を得ることができたのはもちろんのこと、学会で口頭発表を経験するとその他のことで全く緊張しなくなりましたし、プレゼンスキルも格段に成長することができました。
3.まとめ
大学は高い授業料を払って専門的な知識を学べる場所であり。「大学進学は自己投資」と私は考えます。専門性を高めることはもちろんですが、自分の殻を突き破って色んなことにチャレンジできる人生で唯一無二の時間なのです。この時間を得るためのツールとして奨学金があると思います。
今は学部時代に借りた奨学金を毎月13000円程度返済しています。奨学金を借りる時は将来の家計まで考慮できるとなおいいと思います。私は子供が大学に進学する際は、この体験を元に助言をできればいいと思います。
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