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【Pulsar PARA BRAKE V2】コスパ神のコントロールマウスパッドかもしれない

まっくちゃん『ゲーミングデバイスの人』

こんちゃ、まっくです。

今回レビューするのは、神コスパのメーカーで知られている「Pulsar」から出ているマウスパッド「PARA BRAKE V2」です。

長らくインターネットのオンライン販売のみだったPulsarですが、最近TUKUMO秋葉原店など実店舗でも販売が開始されました。
これを機に目に入れる機会が増えたと思いますので、参考になればと思いレビューします。


最初に宣伝だけさせてください！

note記事のほかにYoutubeでデバイス関係の動画を出しています。
良ければチャンネル登録お願いします。

最近Twitchで顔出ししながらヴァロラント配信もしております。

以上個人宣伝でした~


1.基本スペック

1-1.サイズと価格

「PARA BRAKE V2」は色は黒のみでサイズはXL・XXLの2種類展開です。

XLサイズ：460mm×410mm×4mm　￥2,490
XXLサイズ：900mm×400mm×4mm  ￥3,490

画像クリックで商品リンクへ飛べます

冒頭にも書きましたが、主な販売先はAmazon・公式サイト・TUKUMO秋葉原などの実店舗になります。


1-2.滑走面・中間層・裏面


配信画像から切り抜いたので小さいです。ごめんなさい。

・滑走面

滑走面はかなり滑らかな手触りで、毛羽立ちも無くシルキーな触り心地になっています。
手持ちのマウスパッドだとG-SRに近いような感じです。

マイクロファイバー系の表面なのでかなりシルキーな触り心地。

・中間層

中間層はやや硬く、沈み込みはしますがかなり力を入れないと沈み込みません。
Artizanで例えるとMIDぐらいです。

・裏面

滑り止めはよく見た感じの楔形のラバー。
昨今よく見る張り付く系の滑り止めにはかないませんが、滑り止め自体は優秀なのでよほどのことではズレることは無いでしょう。

よく見るタイプの滑り止め。こういうタイプは普通に優秀。

・スティッチ加工

スティッチ加工は優秀で、滑走面よりも若干低くなっている為、マウスパッドの端でマウスを動かしても邪魔になりません。
安いマウスパッドなので、スティッチ加工自体があるのが珍しいですが、さらに加工精度まで優秀なのはすごいです。


・その他

梱包箱はよく見る四角い箱に丸められて入っていました。そのせいで巻き癖がついています。この巻き癖は1日程度で取れますが、開封した瞬間は気になります。

出した瞬間はややキツめのゴム臭がします。人によっては気分を悪くする可能性があります。


1-3.防湿・耐水性能

防水性能はAmazonページにあるように水をはじきます。

Amazonの公式ページから引用。WATER RESISTANTは直訳すると耐水性。

しかし、さすがにその上を指で押さえると吸水してしまいます。また、吸水箇所をマウスで滑らすと、ほんのわずかに滑りが遅くなりました。

しかし、お風呂上りや雨天の日などで使用しても滑りは変わらないので、よほどの水分量で無ければ滑走機能自体に問題はでなさそうです。


2.実際の使用感


PC音ゲーで有名な「Osu」と大人気FPSの「ヴァロラント」「OW2」で1ヵ月ほど使用しました。
使用マウスは主に「GPROXSL」「DeathAdderV3Pro」「VAXEE XE WL」「Zowie S2-C」で、使用ソールは左のマウスから順に「Corepad」「TalonGAME」「VAXEE純正ソール」「Zowie純正ソール＆ESPTiger ICE」です。


・滑走スピード

有名どころのマウスパッドの比較では下記の様になりました。

VAXEE PA＞Razer GigantusV2＞Qck＞Saturn Pro＞PARA BRAKE V2＞G-SR

手持ちのマウスパッドの中ではG-SRよりもわずかに滑り、SaturnProよりも滑りにくいという結果になりました。

ただ、今回比較に使用したマウスのソールが中型～大型のPTFEソールだったので、これが点ソールになると恐らくSaturnProの方が若干遅くなると思われます。（中間層の違い）

全体的な評価としてはがっつりコントロールタイプとなります。

使用感として、滑り出し・滑走時両方とも遅い分、止め性能が高くがっつり止まってくれる感じです。
また、中間層も硬めなので力の掛け方で滑走・止めが変わることなく、どんな時でも一定の間隔で滑ります。

個人的にAIMの際に多少力んでしまうので、滑りの変化が少ない点は高評価です。


3.結論


総合的な評価としては、G-SRに並ぶコントロールタイプのマウスパッドです。

特に下記3点が筆者が思うPARA BRAKEが優れていると感じている箇所です。


  • 滑走速度が変わらない硬めの中間層

  • 安価なのに優秀なスティッチ加工

  • そこそこ優秀な耐湿性能


PARA BRAKEの比較として真っ先に挙げるのがZowie G-SRですが、G-SRと比較してこちらは若干滑ります。同じしっとり形の滑りをするのですが、G-SRでは重すぎて常に引っ掛かりを感じていたのに対して、PARA BRAKEは重いですがそこまで滑走時に引っ掛かりを感じる事は無かったです。

個人的には、止め性能に振り切りすぎたG-SRを少しだけマイルドにしたような感じが好印象でした。

筆者の中ではSaturnProに続き、コントロールタイプのマウスパッドの中ではPARA BRAKEはTier1に入りそうな勢いです。

コントロールタイプのマウスパッドを探している方は、安価でもあるので是非一度試して欲しいマウスパッドになります。
安いから質はそれなりだろうと思っていると「いい意味で」裏切られます。


「Pulsar PARA BRAKE V2」レビューまとめ

〇優秀な滑り止め性能
〇手を出しやすい安価な値段設定
〇安価なのに高品質なスティッチ加工
〇G-SRをマイルドにした感じのコントロール性能

✕出し始めの巻き癖が少しある（1日程度は持続）
✕開封時にゴム臭い（1週間程度は持続）

以上、あまり欠点のない優秀なマウスパッド「Pulsar PARA BRAKE」のレビューでした～。


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