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半導体関連株は世界的に底か??

今月8日
東京エレクトロンの第1四半期決算が発表されました。
第一四半期決算
▪️売上高  4736億円 4.8%増収
▪️営業利益 1175億円 17.1%減益
▪️経常利益   1176億円 17.5%減益
▪️純利益   880億円 12.2%減益

個人的には第1四半期は増益を期待してたんだけど、減益となってしまいました。
サプライチェーンの混乱で半導体製造装置の出荷に一部遅れが出たことが業績に影響しました。
その結果、売上高の計上が第2四半期にずれ込むかたちになりそうとの事です。
利益では、採算性の高い案件が減少したこと、研究開発費の増加、賞与の増加、円安によるドル建てコストの上昇などで利益を減らしました。

2023年3月期の今期業績予想は据え置きでした。
▪️売上高  2兆3500億円 17.3%増収
▪️営業利益   7160億円 19.5%増益
▪️経常利益           7160億円 19.0%増益
▪️純利益    5230億円 19.7%増益
▪️配当予想 1株1678円(前年比275円増配)

東京エレクトロンだけじゃなくて、マイクロンテクノロジーが売上高見通しを下方修正したりして、世界的に半導体企業の業績は不透明感がみえます。
株価も年明け以降、アドバンテスト、米ラムリサーチ、米テラダインの株価は昨年と比べて株価調整が進み、フィラデルフィア半導体指数(俗にSOX指数という)のPERも下がってきています。
ただ、SOX指数のPERは先行指標と位置づけられていて、現状の需要減少を織り込んでいるというのです。
そうだとすれば、半導体株は底打ちして、今後の業績期待が起こって、買いのチャンスが来ることになりますので、半導体企業はまだまだ注目度は高いですよね。

▪️フィラデルフィア半導体指数 2988.70 +121.80
▪️東京エレクトロン 株価:44410 -1190

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