【ビデオコンテ】アリとキリギリス|全4話
<著者による各話についての解説>
■第1話について
◎BGM『こうもり 序曲』は、
トムとジェリーの名作「星空の音楽会」へのオマージュ(敬意)です。
◎トキン運輸のネーミング&ロゴは、
オモテが[歩]で、ウラが[と]= 将棋の駒が由来。
ゆっくりだけど、地道に1歩1歩進むと、と金になる。
つまり、金(きん/かね)になる。アリたちの仕事への姿勢です。
■第2話について
◎100年に1度、100日続く有毒雨は、
いわずもがな、あの感染症の隠喩です。
◎[みつばち TV NEWS]が[みつばつ TV NEWS]に。
みつばつ(密バツ)も、あの感染症関連の隠喩です。
◎マルハチ商店のロゴマークは、著者の居住地「名古屋市」の市章。
■第3話について
◎最終話と言いつつ、第4話へのつなぎの話。
■第4話(#スピンオフ)について
◎本当の最終話。本当に伝えたいメッセージは、この第4話に。
◎りょうまの絵に描かれているのは、
太陽 = いずれ雨も止んで、晴れる日が訪れることの暗示。
ママが手に持つ花 = ラストカット予告。
ピースサイン = ふたりきりの家族だけど幸せであることを表現。
◎絵の隣にあるのは、免状。
詳しく飾り枠・文様を確認すると、看護師資格(ママは看護師)。
◎部屋干しのマスク。これも、あの感染症関連の隠喩。
◎伝えたいメッセージは「正義のために悪を作っちゃいけない」
◎ラストカットにだけ生花が登場するのは、希望の隠喩であり、
花だけをカラーにした理由は、
黒澤明監督「天国と地獄」へのオマージュ(敬意)です。
◎ちなみにBGMも『天国と地獄』に。
◎赤いゼラニウムの花言葉 = 君ありて幸福/あなたがいて幸せ
※BGMすべて著作権完全フリーのクラシック音源を使用しています。
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