産後鬱と子育ての話

得も言われぬ不安や自己肯定感の喪失

アクセサリーづくりのきっかけとなった一つの要因は産後鬱だと思っています

産後一部のお母さんに起こると言われる産後鬱。初めてのことの積み重ねで、嬉しいこともある反面不安なことだらけ…泣き止まなければ心配して夜中でも病院へ行ったり、寝返りを打てば窒息しないか不安になったり、もっと先の未来に自分がきちんと母親として一人前に育て上げられるかという不安…

様々な不安に押しつぶされそうになる

それに加えて、出産は交通事故に合うのと一緒と言われるくらいで、骨盤や子宮が元に戻るには時間を要します。今産後6ヶ月弱ですが腰痛は未だ健在です。これは抱っことかしてるからかもしれないです。

そして、なぜか母親にならなきゃいけないのに赤ちゃん返りみたいになることもあって…よく旦那さんがかまってもらえずに奥さんのことが嫌になったり…みたいなのはありますが私の場合逆でした。息子にばっかり目を向けないで、自分にも注目してほしい、可愛がってほしい、甘えさせてほしい、スキンシップをとりたい、でも母親だからしっかりしなきゃ、夫も仕事で疲れてるんだから…みたいな感情がごちゃまぜになってどうしたらいいか分からず。

誰に認められることもない。仕事で大勢の人から認められて給料という形で自分のせいかを確かめられる夫、趣味の作曲で世に出て大成したり褒められる可能性のある夫、仕事を頑張ってきたのにさらに育児までやってくれる素晴らしい夫と、子育てを頑張っても第三者に認められることがないから本当に自分のやり方が合っているのかわからない自分、社会から孤立している自分、どんなに頑張っても泣き止まない息子を何もせずにただ放置してしまうことがある自分、すぐに疲れてしまう情けない自分…夫と自分を比較してどう考えても自分のほうがとても劣っている。なにかして、夫にもすごいと言われたい、褒められたい。

そう思ったとき、自分も好きなことをして大成できる可能性がほしい、じゃあ歌いたいとなりました。でもスタジオにもいけないし…どうしようかな？と思っていたら、ツイッターの知り合いが防音室を買ったらしく、防音室があれば歌えるのか、と思いました。防音室はかなり高く、何万円もします。安いものでも。

夫に、防音室ほしい？といわれ、そんなにするなら活用しなかったらもったいないからとても悩むと返答。でも、ほしかったです。

なら、仕事もする？子育ては？色々なことが頭を駆け巡りました。自宅でできることで、中断されても問題ないものってなんだろう？納期があるものは難しそうだ。パソコンもないし。

悩んでいると、夫が、昔の彼女が、ハンドメイドをやっていたことを話してきました。結構売れるらしいよ。

でも私センス皆無だし…でも、昔の彼女に負けたくないし、もし家で防音室代を取り返せる可能性のあることができるなら…やってみようか、そう思い始めたのが今のまかろんの活動です。

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今はまだ防音室代どころか資材代にもなっていませんが、やり続けて上達して、いつか少しでも利益が出るようになったらいいな、まかろんの作品可愛いからほしいなと思ってくださるお子さんやお母様が出てきてくださるようになれたらいいなと思います！