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愛する人を送る
たいせつな人を送ったひと、これから送るひと。
忙しない思考を沈めたいひと。
なにか感じるものがあったひと。
この映画を観てみてください。
映画はとある家族の記念写真と美しく悲しげな三線の音から始まります。
演じる女 満島ひかり主演
https://youtu.be/kmeLlJaB-GY?si=vWm-KvmrHR3z2StZ
「愛する人が病に伏し、その瞬間が刻々と迫る中 あなたならどう生きる?」
満島ひかり演じる主人公の女性は、とある人に成りすまし、演じきることで愛する人を最も幸せだった瞬間の中で次の世界へと送り出したのでした。
彼女が愛する人を最も幸せだった瞬間に連れて行くことは容易いことではありませんでした。
なにせ、時空を超えるのですから。
ひとり、ふたりと彼女のひたむきな企みに共感し、協力する者が現れ、ことの実現に向け歯車は回りだします。
“共感の心”は不可能を可能にした
共感の心はエネルギーを放ち、広がっていきます。
想いのひたむきさは確実に誰かに伝わる、ひとの心を動かすよ、と思い出させてくれました。
そして、愛する人をいま自分のできる精一杯で愛そう、と改めて誓った映画でした。
いつか
愛する人を送らなくてはならなくなったとき、わたしはきっと怖さに打ちひしがれ、七転八倒すると思います。
どうかこの映画を思い出し、「精一杯送るんだ!」とシフトし直すことができますように。そう生きることを選択できますように。
未来の自分に願いました。
誰もが持っている力。