日が短いのもあと少し。
今月末の冬至に向けて、日毎に日の出が遅くなり日の入りが早くなっている。
夏の生まれだからなのか、日が短い時期と雨や曇りが続くと調子が低空飛行になる。
近年、そのサイクルに少しずつ気がついてきた。年に数回それは訪れる。
例えば、
秋口、ふと日の入りが早くなったと気づく頃
いよいよ日が短くなっていくこの時期
1月末、長々と続く寒さに身体が参る頃
この3つは定番になりつつある低空飛行な数日。
困るといえば困るし、困っていても来てしまうし。
最近は「あぁ、いつものね」と不調の理由がわかるので自分としては安心。
季節うつという言葉もあるみたいなので、誰しも多かれ少なかれ体調の変化が現れる時期でもあるようだ。
昨年や今年の季節の移り変わりを思い起こすと、数年前まで経験していた不調は悠長だったな、とも思う。
季節の移ろいに物悲しさを感じ、それが不調の主たる原因だった気がする。
昨年や今年の不調は、急激な季節の変化に体がついていけず心と体のバランスと気候が乖離しすぎて生じているように感じる。
毎年冬至が近づくと日が短くなり、必ず数日気が滅入る。と、同時に長いトンネルの先が見えてくるようで、少し嬉しくもある。
寒さはこれからが本番なのだけど、寒さよりも日が短いことの方が私にとっては堪える。
こんなことを言えるのは、私が雪のほとんど降らない地域で暮らしているからなのかもしれない。
結局は、季節についてあーだこうだ言ったり、暑いの寒いのごちゃごちゃ言いながら、一年を過ごせるこの生活に感謝している。