宝探しは自分の足で♪
こんばんは。ささやかな幸せを大袈裟に語る会・会長macariです。
先日「おきなわ村の伝説」という本を読みました。
県内各地にある伝説スポットがその伝説と共にまとめられている本です。
沖縄の民話に関心を持ち始めたため、勉強のために手元に置きたいと思いました。場所と伝説が同時掲載されている本の構成を気に入りました。
1988年初版出版。
これだけ古いと本屋で取り寄せることはまず不可能です。
こういう時は古本屋の通販サイトで検索します。
古書は継続的に購入者が見込まれる本の場合、定価よりも高い価格がついているケースがあります。
いわゆるプレミアムというやつですね。
どうしても欲しい場合、「高いな」と思いながらも泣く泣く購入します。
だだ、古書なだけに状態の良くないものが多数あり、予想以上に劣化した本が届くたびに足元を見られているようで複雑な気持ちにもなるのです。
古い本を欲しいと思う自分にとって、古書店は無くてはならない存在ですが、古書店は少しヤクザな商売だなと思ったりもしています。
あくまで個人的にですが。
古本屋サーチ結果も「書き込み有り・テープ跡有り」など、購入をためらう情報のオンパレードです。
幸いにも定価を上回るものはありませんでしたが、本の状態情報に踏ん切りがつかないまま、なんとなく時が過ぎてしまいました。
そして本日!!!
大学の公開講座を聞きに行くために訪れた宜野湾。
大学へ向かう道中に古書店を見つけ、ふらりと入ってみたら、なんとなんと嬉しい宝物を発見♪
おきなわ村の伝説 220円
220円という価格には訳がありまして。
最後のページに“国吉”と判子が押してあったのと、ページに少々汚れがあったからです。
しかし、自分で手に取って状態を確かめた上で購入したため後悔はありません。
何と言っても爆安価格220円がうれしいです。
大学の公開講座がなければ訪れることのなかった町の古書店で、掘り出し物を見つけることができました。
ネットの世界は無数の情報で溢れ返っていますが、この一冊には辿り着けていませんでした。
「宝探しは自分の足で」これが今日の学びです。
人との出会いも嬉しいですが、探し求めていた本との出会いも嬉しいものです。
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