「用心棒」を手にしたぞ マカピーな日々#0810
マカピーです。
最近「用心棒」を手に入れたんです。
続けている朝の散歩は、コタキナバルに来ても続けています。
ところが少し怖いことがありました。それは、建設現場近くに巣くう野犬がいて沢山が吠え始めると、なかなかの迫力でさすがに少し怖いです。無視したり、石を投げる真似をしてもあまり効果がありません。
何とかならないかなあ。
そんな中でサバ散歩していると砂浜が広がる公園がありました。
そこを歩いていると「!!!」よさそうなものが見つかりました。
そうです、ステッキ(杖)になりそうな棒で、元の方が削がれているところを見ると、おそらく漁師が網を固定するために使ったものが漂着したと思われるのでした。
これはグリップもちょうどいいのですが自分の身長より高いくらいで、もう少し短くてもよさそうです。
で、それを持って歩くことにしたのでした。
カッツン、カッツン、カッツン・・・
マカピーはこの用心棒を握って歩くのが面倒で「もういいや!」とポイ捨てするのではないかと心配したのですが、とても自分にフィットしたのです。
実は長い棒を使うと「振り子」のように自然の動きで歩幅に合った杖を突くことができるのです!
次に短いスティックになると腕首にかかる負担があるのですが、意外にも長い棒はバランスが取れて楽なのでした。
昔からモーゼや仙人のような人物像には長い棒の杖が定番であったのですが、実際にマカピーも使ってみて納得できたのでした。
それ以来、マカピーはこの用心棒を必ず散歩のお供として連れてゆくことにしています。丘を登る時や少しは知らなければならない場面でもしっかりバランスをとることができたというのは驚きと喜びになっています。
しかも突いた衝撃が手に伝わってきて、地面の下が空洞なのかは音の反射によってすぐに分かるようになりました。
「ああ、この下はカルバートになっているんだ」 「お、こっちは橋になったぞっ」て分かるのでした。
たった一本の棒だけれどいろいろな情報が手に入るので、奥深いものがあるのですよ、これが。
ところが、この棒を持ったまま地元の市場に行くと、声がして「おい、その棒は外に置いてこい!」って言われてしまいました。
アチャー!!!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。用心棒は暴漢対策にもなるかしら?