デジタルエイジのヤングパワーは凄いぞ! マカピーの日々 ♯1635
マカピーです。
レストランや生活で使っていた資機材を再販しようとリストを作ってます。
これまでの経緯
マカピーがハナさんと始めたレストラン経営は最初は現在の2号店から100㎞離れた場所の「海藻ビジネス」に付属する形で開始した1号店でした。
先週住居と兼用していた倉庫内を片付け、いくつかを除いては手伝ってくれたトミーにピックアップ2台分以上無料で上げてしましました。
後でハナさんが「まだ売れたのにもったいない!」と残念がってました。
でも、売るとなったらその手間も含めて案外大変なんですよね!
しかも1号店は開業時に関わっていた店舗の所有者でもあるアディが店を再開していました。
マカピーは彼女に会って「これまで改修工事にこれだけ費用が掛かっているので支払ってね」と伝えたのですが年を越しても彼女からはまだ何の音沙汰もありません。
店舗施設を売るって結構大変なんですよね!
でも、マカピーは滞納していた倉庫使用料もオーナーに支払いました。
彼は隣の店子が開始した配達業(通販などの商品受け渡し場所)が好調で店舗拡充をしたかったのでマカピーが契約を終えたのを大層喜んでいました。
昨年はマカピーは海藻ビジネスで製品加工をすることになったら、逆にその通販業店舗のある場所を更に借り受けようかと考えていた時期もあったのです。
この機会に、近くの海藻栽培をしていた村の仕事を一緒にやって来たロビンのところへ行きました。
海岸近くで漁網の手入れをしていたロビンはマカピーに「海藻生産しても全く売れないんだ」とやはり国際価格低迷が続いている状況を説明してくれました。
久々の海辺に立ったマカピーは、その海原を見ながら「よーし、いつの日かまた帰ってくるからな!待ってろよ」と心に誓ったのでした。
2号店の片付け
マカピーとハナさんがフィリピンにいる間に経営不振で運転資金の尽きたハナマスレストラン2号店は10月に閉じたままになっていました。
ハナさんはおそらくマカピーが遠くからその事を心配しても仕方ない事だと思ったのか、マカピーにはハッキリ言っていませんでした。
マカピーがまず最初に直面したのは、空港出迎えがなく困った事です。
ソリヒンがRav4で迎えに来てくれるものとばかり思っていたのが、前月に犬を轢いて壊れて修理されずに置いてあった事など次第に過去の実態が明らかになって来るのでした。
取りあえず、運営を任せていたソリヒンたちと店舗内の片づけをして厨房機器など買い手が見やすいように整理したのです。
家具屋やホテルを経営するテニス仲間のアレンは親切にも彼のピックアップトラックを貸してくれて1号店側の片づけを手伝ってくれました。
その際に、店舗資材を売るのだったらFacebook で紹介が得意なインフルエンサーを紹介してくれるとも言ってくれました。
それでソリヒンに厨房機器の各サイズなどを書いてもらったノートがあったのですが、読み返してみると全く使い物になりません。
商品情報入力をどうするか?
さて、どうしたものか?
マカピーはどうやったら買い手が見やすいのかいろいろ考えて見ました。
まさかアマゾンやメルカリの様な掲載にするには相当大変です。
自分でこの土地にあったものにするにはどうしたらいいかなあ?
やはり一目でわかる写真にしなければいけないだろうな。
それから、サイズが分かると良いだろう。
そこでマカピーは手始めにいくつかの電化製品を紹介する写真を撮影することにしました。
その際にホワイトボードに名前と型番そして簡単に縦横高さのサイズを簡単に描きいれることにしてそのボードと製品を一緒に撮影することにしたのです。
アジズの登場
汗をかきかきその作業をしていて、ふと気づいてアジズの部屋をノックしたのです。
彼は昼寝をしていたらしくボーっとした様子です。
「ボクのスマホ修理屋とは連絡とれた?」
「ダメです。返事が無いんです」
「さすがに開店しているんだろうね。さてまだ営業しているだろうから行って見るかな・・・」
「ところで何してんの?」
「あ、これかい? ほらソリヒンの作ってくれた売りたいものリストを掲載してもあの手書きリストじゃ買い手は購買意欲がわかないだろう。だから自分でこうやってホワイトボードに情報を書き込んで一緒に写真を撮ることにしたんだ。どう、いい考えだろう?」
「う~ん、そうだね。ちょっと待ってて・・・」
アジズは自分のスマホを使って何かやっていましたが、やがて振り返って「こんな感じでどうかな?」と画面を見せてくれました。
何とそこには先ほどマカピーが撮影したのと同じショーケース型冷蔵庫があり、その画像の中に名称型式サイズの項目があったのでした。
「アラマッ!すごいよこれ。そうそう、撮影した画像の中に情報を書き込めればそれが一番だよ!それをアップしたら欲しい人はイメージも出来るしサイズも分かるよ。大したもんだなあ」
デジタル世代はスマホ一台であっという間にこんな事しちゃうんだ!
「パソコン入力が良かったら貸すよ?」
「スマホの方が楽だから、これで作業します」
「・・・あ、そう。よろしくね」
確かにオリジナルの考えとしてはマカピーの作業があったのですが、その本質を見抜いて、イメージの効率化をしてくれたのだけれど、やはりその速さには舌を巻きました。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。インターネット販売についてもアジズの知識はマカピーより上でした!(笑)