そのツナマヨでいいのかな? マカピーの日々 ♯1596
マカピーです。
フィリピンのルソン島北部イザベラ州にいますが、大概の小さな町にも「セブン・イレブン」はあるのでした!
昨日午前4時ころ、町を通過しながら開いている店と言えば「セブンイレブン」くらいしかなくハナさんはコーヒーを飲みたいと言います。
明け方なのでマカピーは「ちょっとお腹に入れるのは控えようかな」と思っていたのですがとりあえず店内を回ってみました。
すると「アルコール禁止」の張り紙が沢山見受けられました。
尋ねてみると「台風通過などがあるとこの通知がでて売れないのだそうです」レストランで売っているアルコールが小売店で売れないってどういう事でしょう?
ビールだけでなくワイン、韓国のソジュもちろんウイスキーもラム酒もジンまで何でもそろっているのですが「禁止」で買えません。
もっともこの時間にアルコールを摂取する気も無かったのですが(笑)。
それでも何気なく店内を見て回ると、「シャインマスカット果肉入りジュース」売ってました。
マカピーは日本のシャインマスカットを思い出してそれを買う事にしました。
でも、そのジュースは韓国製でハングル語ばかりで輸入元のステッカーに英語表記がありました。
そして驚いたのが「おむすび」が売っていたのでした。
ダンキンドーナツが売っているのは知っていましたが、日本の「おむすび」が売っていることに感激して「ツナマヨ」と「サーモンマヨ」を一つずつ買う事にしました。
それから安売りしていたUCCのミルクコーヒーのボトルも追加して店を出ました。
ハナさんは車内で食べようというのでおむすびを出してみると「熱い」のでした。
「わざわざ電子レンジで温めてくれたのはいいけど、熱いよこれ!」
ハナさんはこういう風にラップを外すんだよと教えても、我慢が出来ない性格もあって海苔がバラバラになってしまいました。
ヤレヤレ
それを「アジジ・・」とフーフーしながら食べてみると海苔は「甘い」味付け海苔でした。
ハナさんは途中で飽きてしまい、マカピーが殆ど2個を食べたのですがこれが時間外の食事だったので、後程「胸焼け」に苦しみました。
やっぱり胃を休ませるときに大食しない事ですね!
ところで、「熱いおむすび」って「焼きおにぎり」で経験していますが日本のセブンイレブンでおむすびをここまで熱くするものでしょうか?
というよりも「温める」対象となっていないような気がしたんです。
そりゃ、お客さんの要望があればするでしょうけど。
かなり以前の独身時代だったころ、タイのメインの国際空港がスワナブーンに移動する前こと、ドンムアン空港に連結する高級?ホテルで食事をした事があります。
あちらで案内を買って出てくれたタイ人女性に「じゃあ、日本食にしましょう」とホテル内レストランでニギリ寿司のセットを注文したのでした。
しばらくして陶器のゲタの上に乗せられたニギリ寿司をマカピーがさっそく口にすると「熱い」のでした。
「え、どういう事?」
タイ人女性に「何か手違いがあったようなので聞いてみるね」と食べるのを控えてもらいました。
ウエイターを呼んで「寿司が熱いけどどういう事?」と聞くと、何を言われているのか理解できないようです。
「申し訳ないんだけど、シェフを呼んでもらえないでしょうか?」
しばらくするとシェフが来たので「どうして、寿司を熱くして出すのですか?」
「そうです、わざわざそのプレート(ゲタ)を温めて美味しく食べていただいています」
「あのね、寿司は熱くしないでしょう! 少なくともボクはこれまで熱い寿司を食べたことないよ」
「ハー、皆さんこれで召し上がっていて、誰も文句を言った事がありませんよ」
「そう、それは良かったですね。ただ日本人のボクとしては納得できないけどね」
とインド系の髭ダルマのようなシェフに伝えたのでした。
結局新しい「冷たい」寿司を出してもらったのかどうか、忘れてしまいましたが今回の熱いツナマヨを食べながらその事を思い出したのでした。
そういえばマレーシアの「タコ焼き」も「おでん」もかなりローカライズされてしていて、それでも「日本食」だから高価にもかかわらず売れているのでした。
フィリピンでも寿司は売っていますが、殆ど巻き寿司になりマヨネーズと甘いタレが半端なくつけられているので、お好み焼きを食べているような錯覚を覚える程でした。
新作寿司やオニギリがどんどん生まれる世の中ですから、それはそれでいいのですがやっぱりオーソドックスな寿司やオニギリであって欲しいなあってマカピーは思うのでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。フィリピンではオニギリも変わる?