ぎょめいぎょじって何?マカピーな日々#0223
マカピーです。
10月30日に義母に「今日はぎょめいぎょじだね」と言われました。
「ええ? 何のことですか?そのぎょめいぎょじって?」
「教育勅語よ」
「は?」
「三つ子の魂百まで」とは申しますが、戦前・戦中の子供たちは、この勅語を暗唱していたんですね。
そして
「朕󠄁惟フニ我カ皇祖皇宗・・・・・其德ヲ一ニセンコトヲ庶󠄂幾󠄁フ
明治二十三年十月三十日
御名御璽」
と最後の文句が10月30日「ぎょめいぎょじ」とあったので、義母はそのまま「10月30日=ぎょめいぎょじ」と覚えてしまっていたのでマカピーにその通りに尋ねたわけです。
ナルホド。
マカピーの両親からも「さわり」を聞いたことがありますが10月30日とくちにすると続いて「ぎょめいぎょじ」と反射的に言葉が出てくるとはつくづく教育というのはすごいものですね。
その時の天皇名で署名すればいいと思うのですが、どうやら天皇の名前を直接口にするのが不敬になるので「御名御璽」と言わせていたんですね。
面倒くさいというのは現代の考え方で、当時の人は真面目に不敬となることを畏れていたんですね。
たまたまその後でNetflixで「本能寺ホテル」を見たのですが、同じような光景がありました。
ドラマの中で家臣は誰も織田信長を本名で呼びません。それが不敬とされるので「御館(おやかた)様」と呼ぶのでした。
面倒とも思えますが、一方で伝統を感じさせる呼称ですね。
それから、日本て世界から見たら本当に不思議なこと満載の国ですよ。
それにしても、今どき「ぎょめいぎょじ」って言われてピンと来る人がいるのかしら?
マカピーでした。
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