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喜んでもらえればOK マカピーな日々#0817

マカピーです。
今日はKKで初めて寿司を食べたのでした!

マカピーは海外で暮らした期間が長いわりにその土地のものをそれほど食べたわけではありません。

各地を一緒に暮らしたマカピー妻のお陰で外食する機会が少なかったのです。
もちろん外食はしますが、単身赴任の方から比べれば圧倒的に家で食べていたのは、経済的な理由よりマカピー妻の料理の方がお店のものよりおいしかったからですし、毎週パンまで焼いてくれるのでした。(マカピー妻に感謝、感謝の雨あられ!)

更にマカピー妻は財務・外交・教育もマルチタスクでこなしながら毎日の食事と時々催す会食のアレンジ等はすべて彼女によるものでした。

マカピーはかろうじて、創意工夫の要らない朝食の準備だけはしまーす!苦笑

ですが、コタキナバルに来てハジさん宅にいると、ハジ奥さんの姪っ子のプライさんが掃除洗濯食事の準備までしてくれるので、時々マカピーは片づけを手伝う程度で、ハジさんとの話を続けることができたのでした。

プライさんはフィリピン人ですが、ハジさんが大病したときに夫妻と一緒に東京に住んだ経験もあり、ハジ奥さんから日本料理も学んでいるのでこちらでも毎食工夫して料理してくれるのでした。(アリガタヤ!!!)

ところで、今日は運転担当のユスフさんと4人で街で昼食を食べに行こうという事になり、コタキナバルで一番の人気ショッピングモールの『IMAGO』に来たのです!

しかも、寿司を食べようという事に一致したのでマカピーも「あ、こちらに来て寿司を食べるのは初めてで楽しみ!」と喜んだのです。

しかも店の名前が『スシザンマイ』という人気店だというのです。

どこかで聞いたことのある名前だなあ・・・?

Cartierなどの高級ブランドショップも、おなじみのKFCだけでなくバーガーキングなどもあるので、たどり着いた「Sushi Zanmai」の看板を見た時に築地で見かける有名な「おじさん」の写真のない寿司店であることが分かりました。

という事は、日本の資本ではなさそうです。

案内されたテーブルは日本の回転ずしのレイアウトですが、カバーのかかった皿が回っていました。

テーブルには、日本ではごく普通と思われたお茶の給湯口もなく、「ガリ」もない代わりに粉ワサビの容器があり、他には醤油が二種類「普通」「甘口」というシンプルなものでした。

そう、お茶はオーダーするんです!

肥満気味のユスフさんはお腹がいっぱいというので天ぷらセットだけ、プライさんは鍋焼きうどん、マカピーは天ぷらそばそしてハジさんは王道の握り盛り合わせという注文でした。

市場調査?もありマカピーは回転する皿を次々と取っては皆と食べあいました。

甘い!

巻きずしも、サーモンもホタテもあるのですが全てに甘いマヨネーズが乗って少しあぶってあり、ねっとりと甘ーいのでした。

例外はかっぱ巻きなどですが、シャリ(すしご飯)甘口なのです。

やがてソバが来たのですが、こちらも出汁(ダシ)が微妙で「?」。
「かつおだしの濃縮麺つゆ」は使っていないようだなあ。

と、いろいろ考えながら食べながら周囲を見るとプライさんなど美味しいと言って食べていますし、天ぷらだけだったはずのユスフさんも寿司に手を伸ばしていました。

ハジさん:「ここの味はどうですか?」
マカピー:「全体的に甘くしすぎてますね。それに海産物が手に入るのに新鮮なネタで勝負っていう事にはなってませんね」
ハジさん:「ボクも久しぶりに来たけど、味が変わったと思うんだ」

マカピー:「でも地元では人気があるんですね?」
ハジさん:「このお店はKKに2店回転ずし関係では一番人気。次にスシ・キングっていう店が市内に4店舗あるんだ。一時は昼食時にこの店に入ることもできないくらい人気があったんだけどね」

マカピー:「それでいいんでしょうね。こちらの人がこの寿司を美味しいと思って食べてもらえれば。ボクら日本人が文句を言う筋合いはないと思います」
ハジさん:「そうなんだ。だってファッション性のある日本食だからね。しかしこれだけマヨネーズ付けちゃうとヘルシーではないかもね(笑)」

マカピー:「日本食がもっとポピュラーなのは在留邦人の人口が3万人以上いると言われているタイのバンコック。あそこはほぼ「普通の日本食」が食べられるところですね」
ハジさん:「そうなんだよね。ローカライズ(地元化)することを許さない日本人滞在者数があれだけあれば違うよね。このコタキナバルもかつて木材輸出が盛んな頃は、板前のいる日本食レストランが数軒あったというけど、いまそんなお店一軒しかないものね。マカピーさんはその頃食べたことないの?」
マカピー:「青年海外協力隊で来た頃は、お金がないから安くてお腹が膨れる市場の上にあった餃子店やスチームボート(中華水炊き)って相場が決まってました!(笑)」

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。現地の人が喜んで食べればOKだよ


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マカピー
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