それって五月雨(さみだれ)投入ってやつだろう? マカピーな日々#0295
マカピーです。
先ほど朝食の後、「そのほかのプラ」のゴミ出しをして掃除機をかけ歯磨きをして、充実感と共にトイレに入って一休み。
そこにズンズン、ガタガタと地響きが、、、、
おお!ヤバイ、地震だよ。
さて持ち出すものは? 水のボトルは階段下だけどとれるかな?足を保護する靴を履かなきゃ、、、、その前にこのトイレのドアが開かなくなったらどうする?
などと考えているうちに、ディーゼルのエンジン音とキュラキュラというキャタピラーの音、、、、。
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ああ、そうだ先週通知のあった下水道工事です。
ヤレヤレ
今日からマカピーの家のある道路区分の工事があり、本管埋設と各家庭への共通ます設置まで行うそうです。
この工事が終わったら、各家庭で今までの浄化槽を使わない配管をしなおしてめでたく下水道につなげることができます。
工事する人に聞いたら、本当に下水道につながるにはまだ数か月先の事になりそうなのです。
マカピーは今回の一連の下水道工事の過程を見て思います。
狭い路地を掘ったり埋めたりしながら、実に丁寧に作業をしているのは分かるのですが、なんとも時間がかかりすぎです。
マカピーは各国で進出著しい中国による建設現場を見てきました。たしかに若干安全面での疑問はあるのですが「早い」事は本当にすごい事です。
鉄道や高速道路建設でも全区間一斉工事開始のように圧倒的な設備投入量で工期を早めています。それは結局開業時期を早める経済効果となります。
更に目を転じると、マカピーの家の近所の駅前工事では、せっかく駅側の工事が終わっても道路が仮設のままなんです。
それは、一軒だけ「移転」が遅れているから道路が迂回したままで、更に本開通が2年ほども先になるのだそうです。
これでは、たとえ同じ経費で工事したとしても、利用が2年先となってはそれまでコンビニもできないし、住宅も建設できないから経済効果には大差が出てしまいます。
先人は躊躇が生み出す「五月雨投入」(だらだらと時間をかける方式)は「百害あって一利なし」と言っているほどです。
下水道工事だって、毎日掘り返した道路を埋め戻さずに一気に終わりに出来れば工期が短くて済みます。
戦後の復興期は基盤整備を一気に進めた時期で経済復興を遂げたのでも有名です。たしかにその弊害もあったのですが、いつのころからか日本は小さなミスにばかり気を取られる社会なってしまったように思えます。
マカピーの近所の話からもっと大きな視野に立てば、コロナ禍で右往左往する今の政治判断もこれと似ているように思います。
東京オリンピック開催の幻影に引きずられて「五月雨投入」しているから抜本的な対策が打てないように見えるのです。
聖火リレーが開始される前に判断するという話もありますが、早めに見切りをつける事で参加予定者だって大会組織だって「まあ、こういう事態だからしょうがないよね」って言えるじゃないですか。
今回のコロナ禍って全世界的にマインドセットをする程の大きな事件なはずだけど、日本では多くの人にとってはまだかろうじて日常生活が維持できているからどこか他人事に聞こえるのです。
毎日万単位の死者数がある他国とは違って、幸運なことに日本はそれでも何とか経済活動を維持できています。
下した判断の「読み」がはずれてもいいじゃないですか。
今後の計画案が明確になるのですから。
「どうも様子がおかしい。予想と違う」と分かったら修正すればいいんです。
データがそろうまで待たずに下せるのが政治で、過去のデータを分関してどこで政治判断を下すべきだったのかを調査するのが科学です。
至福のトイレ時間を邪魔されたせいか、今朝のnote記事はいつになく固めの調子になりましたか?
マカピーでした。コロナでも生き延びよう!(Stayin' Alive!)
最後までお読みいただき感謝します。今日もしっかり笑って免疫力を高めコロナに打ち勝とう!