やっぱり中身でしょう マカピーな日々#0530
マカピーです。
ホテルの朝食でオムレツを作ってもらいました。
入れる具材は調理済みの玉ねぎ、マッシュルームそれにハムとチーズです。
今日はチーズ抜きの3色でお願いして、他の料理をピックアップし果物の小皿、それにオレンジ・ジュースと水を自分のテーブルに準備するころオムレツが出来上がっているという、いつものルーティンでした。
ところが、今朝は皿を持って行くと出来上がっているはずの、マカピーの注文したオムレツの様子がおかしいのです。
調理スタッフが「スミマセン、形が崩れてしまったのでもう一度作り直します」と言うので鉄板の隅に寄せられたオムレツをみれば。
ウーン具が多すぎたのか、溶き卵が少なかったのか、確かに皮が破れてしまい哀れな姿でした。
マカピー:「ボクは気にしないから、それをください」
調理スタッフ:「よろしいんですか?直ぐに作り直しますけど」
マカピー:「問題は、中身の味だからね!」
調理スタッフ:「ありがとうございます。ではどうぞ」
とベイクド・トマトの横に載せてくれました。
テーブルに戻って来て、先ほどの出来事を思い起こしてみるとある事に気づきました。おそらく調理スタッフは失敗したオムレツをどうすべきか考えたのです。もしも客が「作り直し」を命じればそうするし、マカピーのように受け入れればそれでよしの二者択一でした。
そうでなければ、失敗が分かった時点で作り直しをしているはずですもの。
他の料理は大きな加熱されている蓋つき容器から自分の好きなだけ盛り付けられるのですが、オムレツだけは実演提供する「ちょっとした贅沢」な演出が多くのホテルで見受けられます。
日本では目玉焼きも加温容器にドサッと入っていることがありますけど、出来立てでふっくら熱々のオムレツは美味しいです。
マカピーはそれにマンゴ・チャツネソースをかけます。ついでにそこにビーフ・ソーセージを一個分切り分けソースをからめて食べます。
果物はとても一口では入りきらない大切りサイズのグレープフルーツの輪切り、メロン、パイナップル、ミックスドライフルーツをシロップで戻したもの、リンゴの賽の目切りなどがあります。
ちなみにメロンはまるで甘くありません。
南アだけでなく、他の国でもそうでしたが、姿かたちはメロンですが日本の香りがある甘いメロンとは全く別物なんです。ところが甘いものばかりに舌が馴れていると「あ、これでもいいなあ」って思うのでした。
大きなカットのパイナップルだって、芯が残ったままですが完熟しているので芯も美味しく食べられるからこれでいいのです。
朝食の対応ひとつとっても、日本と違う気の遣い方があります。
それから、米国人の夫を持つ女性とレストランに行って最後にお勘定をお願いした時の事です。
他のお客対応で忙しいので、なかなかフロアースタッフがこちらを振り向いてくれません。
そこでマカピーは手をあげてアピールしながら「ハロー、チェック・プリーズ」ってやったんです。
すると、一緒にいた彼女が「マカピーさん、それはやめた方が良いです。英語がネイティブに近い国でそれをやると侮辱したように思われるんです。ここはおとなしく待つのが大人の対応です」
ナルホド、そうか東南アジアなどではこれで通していたけど、「偉そうな態度」に思われたかもしれないですね。
ちなみに一緒に行った別のレストランでは相当待たされたので「今回はチップを減らすわ!1時間近くも待たせるってありえないわ!」とブリブリ怒っていました。
感謝の気持ちである、チップですが南アフリカ共和国もしっかり1割以上が暗に求められています。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。海辺から職場近くに宿を移しました。
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