見出し画像

村のゴシップ マカピーの日々 ♯1599

割引あり

マカピーです。

フィリピンのイザベラ州に来て2ヶ月以上になります。

そこのハリー叔父宅から隣州のイフガオ州に行ってハナさんの臨時クリニックを手伝っています。

毎日いろんな事が起こります!


道路を利用してトウモロコシを乾燥していますがりっぱな障害物でもあります

今朝は6時に患者さんがいなかったので、しめしめ散歩に行ける!と3キロほど歩いて戻って来ると、やっぱりボックスカーに7名程が来ていました。

今日は土曜日ですけど、患者さん達には関係ないんですね(笑)

今朝の散歩では、歩きだして200メートルも行ったところで、「コムスタ(こんにちは)」と挨拶すると、農民のおっさんに声をかけられました。

「昨日はどうしたんだい?」

「なんの事?」

「救急車の事さ!」

そうか、もうこのおっちゃんも知っているんだね。


k乾燥したトウモロコシを袋詰めして出荷を待っているのに黒い雨雲が近づいてます

「ああ、 普通の訪問なのに遠くの町から救急車でやって来たからバランガイ・キャプテン(村長)達が、調査に来たんだよね」

「コードンの救急車だ」

「そうそう(なんだ、細かく知っているんじゃないの!) でも救急車は僕らが要求したわけじゃなかったんだ。 朝から訪ねて来る患者さんもいったいどこからどうやって聞きつけたものか、どんどん増えているけど呼んだ事はないんですよ」

「ふ~ん」

急に興味を失くしたおっちゃんは向こうに行ってしまいました。

ガン患者宅往診の際、コブラが出て来て一悶着。結局毒蛇はそこの家人に殺されました。

昨日の調査では、アシスタントの女性が異様に大きな声を張り上げ患者さんにも分かるような「脅し」が感じられたのでその事をハナさんに尋ねました。

「彼女に会うのは2度目で最初は3年前だったの。その時も敵愾心丸出しだったわ。今回も早くマレイシアに帰れって言うので、フィリピンの永住権も持っているし地域住民に迷惑をかけていません、て伝えたので村長は理解してもあの女性が執拗に文句をつけるのには呆れたのよ」

ここから先は

573字 / 2画像

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!