トイレにあれがないの・・・ね マカピーな日々#0526
マカピーです。
アフリカへ来る前に日本の生活が一年半もあったので、すっかりそれに馴れてしまっていたマカピーは、こちらに来て「違和感」を覚えるのでした。
最終目的地ダーバンへ出発する前日にも、幾多のハードルが待ち受けていたんです!
旅行会社によるマカピーの名前が誤記入が判明!急遽訂正依頼した後で担当の係からの音信が不通となったというのです。
事務所スタッフ:「残念です。こういう事態で仕方ないから、出発をもう一日延ばし、マカピーさんもゲストハウス滞在をもう一泊延長してください」
マカピー:「エー、荷造りは終わってんですよ。どうしてこうなるのかなあ?」
ちょうど名前に関する記事を投稿したばかりなので、妙な気分です。
事務所スタッフが送った依頼文にはきちんとマカピーの名前があるのに、明らかに係のタイプミスでした。これでは他の情報が正しくても飛行機に乗れません。ヤレヤレ。
事務所スタッフ:「マカピーさん、きっとどこかにプレトリアにいてもらいたい人がいるんですよ!」
マカピー:「ハハハ、これだと三度目の滞在延長で、全然シャレになりませんよ!」
それでも動きがないので帰宅準備をしていると
事務所スタッフ「ヤッター!今発券が終わったって連絡があった。明日出発できます、よかったねー!」
って、本来なんでもなかった話なのに、事務所の隅で妙に盛り上がってしましました。
そんなハプニングが続いたプレトリア滞在も最終の晩、部屋の中を再度チェックしました。
本来はダーバンまで約500kmを車で移動するつもりだったので全ての荷物を持って行く予定でだったのですが急遽飛行機を利用することになったので23㎏の荷物しか預けられません。
実はマカピーは日本から70㎏くらい荷物を持ってきていたので、処分するものプレトリアに置いて後で回収する荷物、それから同行する事務所スタッフに一つお願いして合計23㎏x2個で対応することにしました。
ところが、既に回収する残留荷物を事務所に預けた後で、残りを振り分けてみると、意外にものが多く重く感じられました。
体重計もないので、マカピーも一抹の不安が脳裏を過るのでしたが、相変わらずで「まあ、何とかなるさ」と思ったのでした。
さて、最期のシャワーを浴びながら、このバスルームにもお世話になったなーと見渡すと、洗面台もシャワーも昔ながらの水と温水のカランを調整するタイプでした。
それから、トイレ。
トイレットペーパーの置き方が芯を水平にしてクルクル回す日本や他の国で見るタイプではないのです。
なんと、南アでは芯棒を上向きにして垂直に入れるタイプなんです。だから紙を切り取るギザギザの付いたカバーなんてありません。(写真参照)
当然、両手で引きちぎるんです!(ああ、なんかスマートじゃない!)
自然史博物館のトイレはもっとすごかった!
筒の中に補充トイレットペーパーが5-6個積み重ねられているので、使うペーパーを巻き取ろうとしても、上からの重圧で回転できないんです!
オイ誰だ?こんな使えない装置を考えたやつは!?
マカピーも考えた末に、上のロールの底から指で押し上げすきまを開ける事で一番下のロールがクルクル回る…はずでしたが上手く行かず、結局小さな切れ端を沢山取り寄せる羽目になり、敗北感が残ったのでした。
それから、日本では多くのご家庭、施設では標準装備されている、例のお尻に優しい温水シュワシュワの機能のある便座と南アでお目にかかっていません!
確かに、記憶を辿るとザンビアでもなかったようです。(しかしトイレットペーパーは水平置きだった)
マカピーは何も「お湯を出してくれ!」って言ってんじゃないんです!
お水でもいいから、インドなどでもあるように傍らにホースを取り付けてくれれば、もっと快適なトイレとなるのにと、残念な気持ちになったのです!
アフリカ唯一のG20参加国、断トツの経済力を誇る南アなのに、ことお尻のことでは、改善?が進まないのはどうしてでしょうね?
翌朝、空港に行き荷物をチェックイン・カウンターのベルトコンベアの上に載せると、一つが23.7㎏でギリギリ、セーフ!ところがもう一つが27㎏でした。
あああヤッパリ!!!最後の最後でこれか!!
マカピーは係から「減量しなかったら、その荷物は絶対に飛行機に載せないわよ」と厳命されました。
マカピーは、カウンターの列から離れ、その場でスーツケースを開け、中身から重そうなものを選んで背中に背負うバッグと更に事務所スタッフのピギーバックに入れさせてもらいました。
入れかえる事、2回目でやっと23.5㎏まで落とし、ようやくパスしたときは、背中に汗をかいていました。
それでも、どこにも収まりきらなかったビジネス靴の赤い布袋がマカピーの手に残ったのでした!ヤレヤレ。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ダーバン到着で結果ヨシ!
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