その治療って必要? マカピーの日々 #1122
マカピーです。
図書館から借りてきた本の内容に目が点になりました!
市の定期健康診断の案内が来て6月から受診できるとありました。
「6月半ばマレーシアへ出発だからベストタイミング。ラッキーだね!」
マカピーはと近くの指定病院に6月2日の予約を入れたんです。
ついでにオプションで「大腸がん検査」もすることにしました。
健診は無料ですが、各種がん検診はそれぞれ追加(オプション)です。
検便でチェックする大腸がん検査は900円でした。
これなら、出発までに検査結果が知らされるはず。
って悪い結果を知らされてもマレーシアに行くつもりですけど!(笑)
オプションの大腸がん検査の検便を申し込んだ理由は、3年前に大腸ポリープ摘出手術を受けたたからで気になったからです。
しかもその時は、ポリープが「がん化」していたとの結果を聞かされてショックを受けたのでした。
マカピー:「先生、化学療法とか必要なんですか?」
担当医:「もう摘出しちゃったから要りません!」
マカピー:「はー、そういうもんなんですか?」
と一旦納得したのですが、しばらくすると自分の体のあちこちに転移があって一気に全身ががん細胞に侵されるイメージにさいなまれ数日不安でした。
それにしても、内視鏡による大腸検査前の下剤を使っての準備にはマカピーは相当疲弊しました!
経験者はお分かりかと思いますが、体の内側から水分を搾り取られるような感じの苦しさなんです!
その痛みが落雷のようにみぞおちに来ると、トイレの床に突っ伏して堪える程でした。
実際の摘出手術そのものは10分程度でしたが、同じ下剤による準備で腸内をきれいにしてから、病院へ向かうのですが二度とやりたくない「悪夢」でした。
しかも、手術では術式が悪かったのか染色液が飛び散って、術台の周囲が汚れてしまい「この医師で大丈夫かな?」って思ったほどです。
マカピーはあんなに苦しいのだったら、最初の検査の時に「あ、小さいポリープがあるので摘出しておきましょう!」とならなかったのか?
半年も経ってから肥大もしていないポリープを切除する必要があったのかしら?って疑問に思っていたのでした。
近藤誠医師の『医者が「言わない」こと』(毎日新聞出版2022年)に書いてありました。
つまり、「病院が検査で儲ける」ために、検査を幾度も繰り返すのです!
それで思い出しました!
マカピー義母が突然の膠原病で倒れて緊急入院して転院する際の事でした。
それまでの検査結果一式の書類を持って義母の車椅子と入院の支度を持って辿り着いた転院先では、また一から検査をするというのです。
その時の義母の状態と言えば、体力が落ち車椅子から立ち上がるどころか首を起こしておくことが出来ない状態なので看護師さんにお願いしました。
マカピー:「検査は入院してから、後日体調を看ながら願いできませんか?今朝もとの病院から頂いた検査結果は全てお渡ししてありますからよろしくお願いします」
その看護師さんは状況を理解してあちこち掛け合ってもらいました。
看護師:「大変申し訳ありません。いまの状態を確認するためにどうしても検査してからでないと入院手続きができないそうです」
マカピー:「今回義母はボクとタクシーで来ましたけど、彼女が意識不明で救急車で運ばれてきても同じ扱いなんですか?」
看護師:「それは、ちょっと・・・」
どうも歯切れがよくありません。
仕方なく、処置室のベッドに寝かせてもらいながら半日かけて各種の検査を終了したのです。
人を助ける前に病院の収入を優先させるんだ! って思いました。
実は病院経営とは関わらない医療従事者の態度はとてもよく、今でも義母はそこへ通院しています。
マカピーは別件で大腸ポリープ摘出した病院へ行くことがあり検査結果を聞きに行くと、例の担当医がいたんです。
担当医:「今回の検査では異常はありませんでした。ところで次回の内視鏡検査の日取りを決めておきましょう。いつにしますか?」
カチーン! それって毎年ルーチンでやれって事なの?
マカピー:「先生、あの検査体の負担が大きすぎて嫌なんです。検査で下剤飲まされ、所見があって摘出だったらまた下剤なんですか?」
担当医:「何か問題でも?」
マカピー:「あんな辛い下剤処置はコリゴリです」
担当医:「だって仕方ないでしょう、内視鏡検査なんだから腸内にモノが残っていたら検査できないってことぐらいアナタにだって分かるでしょう?」
マカピー:「分かりました。もう検査もしていただかなくて結構です」
担当医:「フン。じゃあそういう事で。それから後で泣きついてきてもボクは診ないからね。それでいいんだよね!」
これって立派な「脅し」ですよね。
(法律上は医者は患者を拒否する事は出来ないと近藤医師は言います)
近藤医師の書籍の中ではまさしく同様の事が書かれていたのでした!
さらに、高血圧やがんととの付き合いについても書かれています。
マカピーはこれを読んでホッとしました。
「そうか、医師の診断と治療方針に従わなくていいんだ!」
和田秀樹医師も数多くの高齢者が亡くなった際の解剖に立ち会った際に、殆どの方ががんの病巣を持っていたと指摘しています。
つまり、マカピーくらいの年齢になったら「がんになってもそのまま」でいいんでーす!
「高血圧」だって加齢で上昇するのは体がそのように調整しているから勝手に降圧剤で下げてどうすんだ?って事になります。
マカピーは某国立病院の医院長だった方から「マカピーさん、実は降圧剤を飲む意味ないんだよね!」って言われたのでその日からピタッと辞めましたもの!
だって、あの薬を飲むとマカピーの頭がボーっとして、倦怠感がひどくなり一時は「生きる望みが消えた」時期があったほどです。
更に困った事が起こりました。
しばらく服薬していると、また血圧が高くなるんですよ!
つまり、薬で抑えようとしても体は自然とそれに反応しちゃうんです!
でも、毎日の血圧測定結果を持って医師に見せると「もう少し、強い薬にしましょうね」って、薬漬け状態になりそうでした!
今回の健診では最初にがん検診の説明についての用紙が渡されざっと目を通して「分かりました。この紙はお返しします」と受付の女性(看護師?)に伝えました。
受付:「この情報は患者さんにはお渡しする事になっていますので、どうぞ!」
マカピー:「ボクは検査前から患者なんですか?」
受付:「失礼しました。受診される方です」
長らく利用しているこの病院も4月からたった二人の医院なのに、息子が理事長として新体制で「経営」強化を図っているようです。
お父さん先生の方はいつも「まあ、年相応って事だね!」って気楽ですが、白衣姿なのに息子の方はサマーセーターでジーンズ姿。
そのうちに医療従事者は全員私服になる日も近いかな?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。医は算術でしょう!