自治会って何なの？　マカピーな日々＃0788

マカピーです。
生まれて初めて自治会に加入することになりました。

「マカピーさん、何を今頃？」って言われるかもしれませんが、日本滞在期間が短くすぐに住民票を抜いては海外生活を送っていたマカピー家の特殊事情がありました。

つまり海外に滞在する場合、市役所に行って住民票を抜いて、3か月以上滞在する外国にある在外公館（つまり日本大使館や領事館）で在留届を提出するんです。

これが海外で住む場合の住民票のようなものと言ってよいかもしれません。
ですから帰国に際してはその「在留届」を消しておかないといつまでそこに住んでいることになってしまいます。

マカピーはそれを繰り返していたんです。

現在はインターネットで大使館の各種サービスや災害・安全情報が配信されてくるので、海外に出る場合は知っておきたいことですから在留届は出しておきましょう。

そんなマカピーでしたが、ご近所も理解していただいたので、帰国していると区長さんから「声掛け」してもらって、人手不足の地区の神輿を担いだりさせてもらいました。

で、先月に突然班長さんと区長さんが次々に現れ「マカピーさん、最近は長く日本においでのようですのでぜひ自治会に加入して下さい。年会費4800円ですが、マカピーさんの場合日本にいる間を月割り（400円）でお支払い願います」とありました。

近所に住むマカピー義父母宅の区では、月会費が300円と知っていたので「ついに我が家にも勧誘が来たか！」って思いました（爆）。

そこで班長さんと会った際に「では、会則や会計報告を見せてください」と申し出ると、慌てて印刷したものを届けてくれ、防災訓練でお隣さんが昨年の総会議事録等を持っていることがわかり、それを見てから判断すると答えておきました。

で、マカピー妻と一緒にチェックして、不明な点に気付きました。
それは、寄付金と役員会での会食費でした。

共同募金、赤十字募金、地域歳末募金にこの区からだけで約9万円拠出していたのです。
なんとそれは歳入の約1割に当たる額を募金に拠出しているのですが、理解できませんでした。

で、問い合わせているのですが、会計係が入院中で回答できないのでしばらくお待ちくださいと班長から連絡がありました。

そもそも「募金」は本来個人が行うもので、公的な組織がその公金から支出できるものではないと思うのです。
しかし長年そうしたことが習慣化しているようですので、過去に総会で決定されていれば、新たに動議もだせるのでそれを見せてくださいと問い合わせているのですが、こちらにも音沙汰がない状態です。

実は会計での疑問の前に、「回覧板配布」についてすぐに班長さんに質問しているのでしたが、彼もここ1年ほどの役割で要領が分からないから区長に尋ねている、状況なのです。

ご存知の方も多いと思いますが、「回覧板」はA3サイズほどもある大きな見開きクリップボードで班内を巡回させる情報システムで、マカピーも群馬では子供のころから見ています。

それで、この固くて大きすぎて曲げられないので郵便ポストにも入らず、雨の日には濡れないようにプラスチックの袋に入れなければならない「回覧板」て本当に必要なのか？

お隣奥さんにその事を尋ねると「届いたら、内容も見ないで速攻お隣さんに回します！」とまるでババ抜きをやっているようなことを言っているのです。

アリャリャ

班長にこの件を尋ねると「幹事はLINEでつながっている」と答えてくれたので「そう、それでいいじゃないですか。LINEでもMessengerでも好きなものを選んでもらいそこに配信する。そうしたシステムが使えない人には回覧版を使うで相当労力が削減できますよ！」

更に市の広報誌配布も自治会の仕事だというのです。
マカピーは「読む人ってどれだけいるんですか？殆ど即『ゴミ』になってませんか？若い世代は見ませんよ。必要な情報は市のウエブサイトから入手できるのに何で金かけて配布の手間をかけるんでしょうね？　希望者の分だけ印刷して配布すればいいでしょう？」

これらの質問にもいまだに区長さんら幹事から何の回答もありませーん。

経費を見てみると区長に対して年間8万円ほどの支払いを行っています。

ナルホド無休の「名誉職」というようなものでもなさそうです。

そのくせ幹事は再任できて、そのほかの雑魚的役回りは2年毎の交代となっています。

働き盛りのお隣さん家族は、パートの仕事を休んで自治会の仕事をやっているのだそうです。

もう一つ、自治会館の掃除が班ごとの役割なのは理解できますが、そこにお茶菓子を出して引退世代がゆっくり「世間話」に花を咲かせるのに付き合っていられる若い世代はいませーん！！

さっさと仕事をして、さっさと帰る！
あとは邪魔されたくない「個人の自由時間」でいいじゃない！

ところが、先日あった防災訓練に参加したのですが、自治会活動大好きで「暇な人たち」は予定時間より1時間も早く集合して、炎天下にマスク姿で「来るのが遅ーい」と各班にを呼び出ししているのでした。

オーマイゴッド！！！今日は日曜日だよ！

すでに集まっている年配者の口からは「まったく、今時の若いもんは時間前行動も知らんのか？」

マカピーは心の中で「あのー、10時に始まるという訓練なのだから開始前に来ればいいじゃないですか？なんで皆さんの様に1時間以上も前からたむろしているんですか？そっちの方がよっぽどおかしいんじゃないの？」

だって消防署　職員による各種訓練のセットアップは10時に合わせて展開されていたので、せかされて集合しても、訓練が始まらず日陰のない広場であつまった小さなお茶のPETボトルが一つ渡されて「熱中症に気を付けて訓練を受けてくださーい」って本末転倒もいいところでした。

おーい、誰か何とかしてくれー！

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。夏祭りや防犯運動とか評価しますよ！