洗濯好きだけどアイロンがけは嫌い マカピーな日々#0332
マカピーです。
マカピーの奥さんは洗濯フェチともいえるほど洗濯が好きです。
彼女は良く洗えるポイントを探っています。
例えば洗剤であり、風呂の残り湯を使う事だったり、洗濯槽のカビ取りであったりするのですが、とりわけ一番のこだわりと言えば「干し方」です。
マカピーが干すと大概はダメだしがあります。
それは、いかに洗濯物が平均的に乾燥できるかをち密に計算しているからです。
マ:「早い話、乾けばいいって事じゃん?」
奥:「違うの!何を言ってるかなあ、干し方ひとつで全然乾き方が違うのよ」
マ:「だからって、そんなに神経使わなくってもいいんじゃない?」
奥:「あなたの干し方を見るとイライラしてくるわ。世の中の男の人ってどうしてこうも大雑把なのか分からないわ!」
マカピーも紫外線に長時間当てていると色物が褪せてしまうから裏返しに干すとか、袖をきちんと伸ばさないで干せばそこがいつまでも湿っているのは知ってます。(時々忘れるので叱られるけど)
でも、彼女は頻繁に洗濯物を裏返すなど、マカピーから彼女の行動を見ればまるで手焼きの草加せんべいの製造過程を見るような感覚なんです。
マカピーにも時々「裏返しておいて」と頼むことはありますが物干し棹に何を干して、ハンガーはどのシャツを干すか、、、、いろいろ彼女の標準があり、干した後でやり直しがあることもあります。ヤレヤレ
マカピーが考えるに、彼女はおそらくは洗濯機に汚れ物を投入した際に、何を使ってどこに干すのか既に頭に描いているらしいのです。
奥:「私は、朝布団から出る前にだいたいの予定は頭に描いて行動するのよ。あなたのような行き当たりばったりって信じがたい!」
恐るべし、洗濯フェチ!
ところが彼女の嫌いなのはアイロン!
洗濯ものを取り込むところまではいいのですが、その後にマカピーのワイシャツやズボンのアイロンとなるとゲンナリとやる気が失せるのでした。(けっしてサボるのではないですが)
海外で暮らしていた際は、お手伝いさんを雇う事が多かったのですがその理由は彼女が「アイロンがけが嫌い」と口にしていたほどです。
勿論お手伝いさんは、アイロンがけ以外にお掃除もしてもらっていましたが、それでも必ずマカピーの奥さんは洗濯物干しと料理は自分でしていました。
3人の息子たちが洗濯や料理が好きなのも母親の影響だと思いますが、さてアイロンがけはどうだったかしら?
今朝も家の掃除をしていたら洗濯をしていたことを忘れてたらしく、それに気づいたマカピーが「あれ、洗濯物は干さないの?」と声をかけると
奥:「キャー、大変大変!わたしとしたことが何たるフカク!」
マ:「それって、今朝食卓にバターを出し忘れたボクとおんなじだね!?」
奥:「え?ゼンゼン違うし!」
と洗濯籠をかかえて庭に飛び出して行きました。
マカピーは奥さんに、どうしてアイロンがけが好きじゃないのか尋ねたことがありました。その答えは実にあっさりしたものでした。
「だって、誰にも嫌いな事ってあるじゃない」
・・・・うん、それでいいんだよね。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。嫌いなものを無理に好きにならなくてもいいんだ!