あの岬から見えるもの マカピーな日々#0705
マカピーです。
ダーバンに来て6か月、そろそろ帰国が近づいてます。
休日を利用して周辺を廻ってみた風景から「南アって変化に富んだ面白いところ」って思いました。
他の南部アフリカ諸国ののんびりさもあるのですが、どちらかというと先進国のインフラを持ち立体交差するダイナミックな高速道路網を120㎞で走行しながら、「ここって途上国じゃないよなあ」って思うのでした。
アフリカ随一の港町であるダーバン(現在の正式名はエテクゥエニ市)の港に近い市庁舎のあるあたり一帯は、犯罪率が多く歩行者もまばらな状態ですから、マカピーも滅多に出かけることはありません。
タクシーで通過しながら周囲を見渡すのですが、日中でも歩きたくない地域です。
それからわずか車で5分も行くと、閑静な住宅地が広がり雰囲気が一変します。マカピーは職場である大学近くの住宅地にAirbnbで探した家(コテージ)に住んだわけです。
マカピー妻は明後日、マカピーより1週間先に帰国します。というのは最初から滞在期間を短く設定してあったからでした。
マカピーも最後の仕事の片づけ等で忙しくなることで、一人の方が作業時間を気にせずに活動できるメリットもあります。
それから、こっそりと最後の週末を使っていってみたい所があるんです。
それはダーバン港の反対側の岬です。
こちら側はウシャカ・マリンパークという海洋テーマパークがあり、次の河口まで長い海岸線をマカピー妻と一緒に歩いたことがありました。
今は秋に入ったばかりですが、海岸はまだまだ日差しが強いと思います。
毎朝港を見ながら散歩するのですが、あの向こう側ってどうなってんだろう? 岬から見える景色ってどんなだろう? どうも気になって仕方がなくなりました。
そこで、マカピー妻がいなくなったところで、いつものタクシー運転手のエリアスさんにお願いしてあの岬を目指してみようと考えています。
岬をテーマにした日本の歌の中で、マカピーが好きなのは山本コータローさんの『岬めぐり』なんです。(あちらは三浦海岸という東京から近い場所です)
歌詞はちょっと切ないですが、マカピーも「南アで感じたいろいろな哀しみをインド洋の海に深く沈めて」帰国するってのも詩情豊かで良いじゃない?って考えたのでした。
ということで、実際の「岬めぐり」の報告は1週間後となりますが、まずは岬めぐりの抱負を語ったわけです!(不要だったかしら?)
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ケープタウン近くの喜望峰はとんでもない海難の名所でしたが、ここナタール港はインド航路に安らぎを与える天然の良港です!