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先の曲がった箸は使えない  マカピーの日々 ♯1618

マカピーです。

箸の事

ハマナスレストランの片付けで菜箸のようなプラスチック中国箸を見つけたので使うことにしました。

ところがたまたまその2本の先が少し歪んでいたのでした。

「まあ、なんとかなるだろう」と使ったのですが、全く何もつかめません。

この箸は厨房で、熱い油の中か何かで曲げてしまったのだと思います。

それを戻しておいたという事は、普段箸を使わないバジャウ系マレーシア人だからだと納得しました。

もし、それが中華料理屋であれば、当の昔に捨てられていた事でしょう。

車の修理は続くよ

さて、若い二人に任せておいても何も進展しないので、マカピーは彼らに構わず昨日ラジエター付け替えを終えた愛車Rav4に乗り、近所に出かけました。

最初は裏通りのカーアクセサリー・ショップで破損したナンバープレートを新しくしました。

その際に、中国系オーナーと「犬を轢いた衝撃でフロントグリル破損してしまった」事を伝えると、スタッフを使って結索コードで隙間を潰してくれ、更に右のウインカーランプがポロリと落ちたのでそれを付け直してもらいました。

「エアコンも効かないのか・・・知り合いのところを紹介するから直した方がいいなあ。顔であるフロントグリルをしっかり新しくしないと印象がよくない。だってこの車2000年製車で古い上に壊れているのが外から分かったらから誰も買わないよ」とアドバイスしてくれました。

「おそらく、注文して1か月くらいかかるんじゃないかな」

まったくその通りで、急いだほうが良さそうです。

だけど、車修理にこれから一体いくらかかるのかしら?

買い替えるクッキングガスの最後ってどうなるのかな?

その後ペトロナスのクッキング・ガスを買いに空のボンベを持って買いに行きました。

それは二階の住居でアジズが小さなポータブルガスで料理していたのを見かねての事でした。

使いずらい上にカートリッジ交換が高価なのでした。

それで階下のレストランで使用していたバーナーが二つある家庭用のものを使う事にしたからです。

実は先日そのお店に「空のボンベが9本あるのだけど、買い取ってくれない?」って尋ねたのですが、にべもなく「うちは引き取らない」と断られたのです。

ところが今朝こうして交換するのであれば14㎏ボンベ一本で26.50リンギで売ってくれるのでした。

これって、誰も最後の「ババ」を引かないって事かな?

まだフィリピンにいるハナさんにこの事を尋ねると「そうなのよ。だから1本50リンギくらいでまとめて買う業者を探すのよ」との事でした。

どうもよく分からないシステムだなあ。

ソリヒンを送りに行く

大方店内の掃除を終え、機材を種類ごとに並べ買い手に分かりやすくしたのと彼のツテで車のラジエター交換も終えたので、お昼に彼を150㎞離れた町に送り届けることにしました。

マカピーは「ソリヒン、ボクはフィリピンで左ハンドル車に乗り慣れてしまったのと、変化した道路事情の事が分からないのでキミが運転してくれ」とキーを渡しました。

走り始めると彼は後部座席にいるアジズに「道路状況はどうなっているか?」と尋ねるのでした。

「次の町で黄色くなっているくらいかな」

「ああ、学校の混雑だな。OK」

ボクはソリヒンに尋ねました「何を気にしているんだい?」

「交通警察が検問していないかチェックして走るんです」

「なんで?」

「だって、ボク運転免許持っていないもの!(笑)」

「どういう事?」

「半島マレーシアで働いていた時に、教習所に行きお金も払ったんだけど免許がいろいろあって免許証がないままなんだ・・・」

ナルホド、これでは犬を轢いた後車の修理に関する保険求償手続きが出来ないわけです。

ヤレヤレ

「ヤバそうになる前に、ボクと運転を代わろう。いつでもいいよ」

「どうやら、今日は大丈夫そうです」

「そうかい、じゃあ任せるわ」

任せるマカピーもかなり加減な性格のかしら?(笑)

彼の町に到着し遅い昼食を三人で摂った後で彼の家に行き、ソリヒンは門番のいるゲートで「やあ」と顔パスで入って行きました。

家に近づきながら彼は「先日、近所の犬に襲われうちのネコが三匹死んだんです」

「え、このコンパウンドの中で犬を飼っている家庭があるの?全員ムスリムだと思ったけど・・・」

「結構幾匹もいるんですよ。それで一番悲しかったのは気に入りのヤマネコの血を引く・・・」

「え、あのマイキーが殺されたの?」

「あれ、マイキーの事知っているんですか?」

「だってボクが頼んで借りてうちに連れて来たんだけど、結局最後までなれなくてお宅に返したって事なんだ」

「そうそう、そのマイキーも食い殺されてしまったんです。ボクとしては何とか復讐してやりたい気持ちなんです」

実は今日、久々にあのマイキーに会えると思って期待していただけに残念でなりません。

ソリヒンは車の事故の事を母親にしか伝えていないそうですので、マカピーもその事には触れず家族に挨拶をして「もう直ぐ日が暮れるから」とアジズと帰って来たのでした。

到着する最後の15㎞で日がとっぷりと暮れたのですが、なんとヘッドライトも調子よくない事が分かりました。

ヤレヤレ。

マカピーでした。明日車をガレージに持って行きます



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マカピー
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