クラウドファンディングで入場無料イベントをやりました〜宮古編〜
仙台終わりに即シャワーだけ浴び、お客さんとスタッフ乗せてスーパー銭湯に連れて行ってその間小一時間だけ仮眠。
それから仙台から宮古へ4時間掛けてレンタカーを走らせました。
ひとりで!辛かった!
そりゃみんな寝ます。
アタマの中ではB-DASHとSNAIL RAMPがシャッフルで流れてた。
高速道路に乗った瞬間、アンコール前に大谷さんが流してた「ハイウェイ」がフラッシュバックして少し泣きそうになった。
なんとか無事、宮古にたどり着く。
何も口にしていなかったのでまず魚菜市場に着いて太田社長のところに挨拶も兼ねて。
ここでいろんな人に会いました。
仙台からの遠征組もいたりして、「昨日のはヤバいよ、ネモトさん!」とかテンション高めにみんな感想を口にしてて嬉しかった。
きっとみんなも寝てないはず。
天体3349チーム、魁ちゃんや濱田さんにばったり。
「あれ?ここって集合場所だっけ?」って言われた。
みんな来るくらい、ここはなんでも美味しいんです。
宮古はいつぶりなんだろう。
ライブを観に来たのもだいぶ前。
それでもナビがなくても辿り着けたから不思議。
よく覚えてんなぁって運転しながら思った。
~宮古クラブカウンターアクション
昼公演「ASHIGARU DANCE 2019」 ~
I love you Orchestraは本体ではなくChemical Styleで出演してくれました。クラブ特化型で音数の多いバッキバキなサウンド。
MCなしでぶっ通しの30分は本当に最高だった。
お昼からこんな音浴びていいのかってくらい贅沢な気持ち。
白水悠さんがやっている音が大好きだし、別バンドのKAGEROも大好き。
ずっと一緒になにか出来たらって思ってたから感無量です。
何より、悠さんの音を知らない人に体感してほしかった。
本体も是非観に行って欲しいです。
ひたすらかっこよかった。
転換中はDJにしてライブとDJを交互に。
仙台とは違ってDJはフロアになりました。
はじめはネモトで。
仙台から続きで来てくれてる人、遠征組、地元の方、天体3349のお客さんは絶叫する60度からの流れでファンの「えっふー(総称はこのままで合ってますか?)」が多いので受け入れ態勢がトップギアでした。
忘れていました。
全員タガが外れてる人ばっかりな事を。(誉め言葉)
様子伺いの人も最後には行っちゃえ!みたいな。
いい感じにグチャグチャになってくれて楽しかったです。
出番終わって外に出たら大谷さんに「スキャットマン流してたでしょ?いいねぇ~」って言われた。
流してないわ!(冗談のやりとりです)
ボーカルの魁ちゃんの前身バンド絶叫する60度で何度か来ていたけれど天体3349では宮古の初ライブ。
天体3349はエモーショナルに魁ちゃんの言葉を伝えられるギターロックバンド。
まだ物販もCDもありません。でもひとつひとつ積み上げて洗練されていくからカッコいいしなにより心に伝わってくるものがあるんです。
宮古についてのMC。
DJブースからずっと観てたけれど色々思い出して泣けた。
詳しくはこちらを読んでいただけたら。
えっふーの方で行った先々のレポを上げてくれてます。
いつも読んでいて凄く伝わる文章を書かれる主務りんさん。
クラウドファンディングの支援もしてくれて遊びにまで来てくれてありがとうございます。
魁ちゃんについてはあとがきで。
DJノモトはリターンでDJを出来る権利を獲った仙台の仲間です。ハウスDJをメインにやっていて、月一イチで仙台のバーで一緒にクラブ系ラウンジDJをしている相方です。
何も言わずに支援してきたので驚きました笑。
「この日どうしたらいいですか...」って何度か相談されてて、結果得意なJ-POPのクラブmixに。みんな沸いてました。
ダイノジ大谷さんもベタ誉めでジャイコナイトセンダイのスカウトを楽屋でしてくれるという。
前に一緒にやる?って話してふわふわしてたからタイミングよかった笑。
モーモールルギャバンはやっぱりリハからライブは始まってます。
主催者特権で(あくまで事務上です)セットリストは事前に知ってました。
好きな曲しかないから(当たり前)2日間楽しみで仕方なかったです。
強行スケジュールでも疲れを感じない圧倒的なライブ。
仙台でも観た「7秒」はなぜか宮古で格別にグッときました。
八島さんがライブ中に何度も「ジャイコセンダイ!」って言ってくれたのも相まって。
大トリはDJダイノジ。
いよいよASHIGARU DANCEもフィナーレです。
バンド機材撤去からDJブースをステージに移動する間、大谷独演前説が始まった。
今書いてて思ったけれど、モールルのリハと一緒で、すでにこの時DJダイノジは始まってたんだ。
大谷さんの話で完全に空気が出来上がってく。
袖でアップしてる大地さんは「今動いとかないと漫才が出来ねぇ...」ってボヤいてました。
そう、完全な二日酔い。
選曲は宮古だからか中盤までラウド、音圧高めのものが多数。
序盤に絶叫する60度の「桜は二度散る、そして二度咲く。」を流して魁ちゃん登場。
ステージからフロアを見た時にお客さんの力み具合や歌詞の意味がビリビリ伝わってきた。
なんとなくもんてろちゃんもここにいる気がして涙が出た。
再生ボタンで蘇らせる。
それがDJダイノジです。
バンド物も新曲に近いナンバーもごちゃまぜ。
スモークを焚いていないのにフロアが見えないくらいの湿気と熱気。
途中ステージでフロアからお客さんに煽られた。
こっちみてなんか怒ったような顔して叫んでる。
なんかあったのか?って心配になってよく聞いたら
「おらっ!飛んで来い!」
初めて言われた。
あります?演者に「飛んで来い」って言うこと笑。
仙台に引き続きまたわっしょい御神輿されました。
床はびしょ濡れ。半端じゃなかった。
パプリカが流れた時、7歳の女の子とファンキーなおばあちゃんをステージに上げた。
最年少の入場者は妹の4歳。
お母さんがモーモールルギャバンのファンで一緒に遊びに来てくれた。
「子供がいるんですけどいってもいいですか?」ってメールで問い合わせもらって「もちろん大丈夫ですよ」とやり取りしてた。
イヤーマフしてくれたら問題ないです。
お母さんがライブ中は誰かが面倒みてる。すごいあったかい感じ。
ジャイアンナイトやこのアシダンは至って平和な空間。
この写真、統一感がないところが凄く好き。
みんな自由でいいんです。
これがASHIGARU DANCEでDJダイノジです。
一番最後に大谷さんがJackson VibeのLIFEを流してくれた。
ジャイアンナイトに出会うきっかけになって事ある度に今でも聴く大切な曲。
**STAND UP BABY, STAND BY NOW **
大団円で終了した昼公演でフロアは湿気でびしょ濡れ。
夜公演漫才までの入替が急いで始まる。
やったこともない前説を任された。
「ネタとかコントやってもいいよ」って笑いながら言われたけどもちろんそんなものあるわけもなく。
とりあえず拍手の練習とか今まで観てきた前説の方をフルで思い出しながら絞り出してたったそれだけやった。
~宮古クラブカウンターアクション
夜公演「漫才独演会」 ~
出囃子でエレファントカシマシのEasy Goが鳴ってダイノジ登場。
(ネタは省きます)
60分フルで営業の定番ネタから終わった後にとりあえず麺が食いたくて仕方なくなるコントネタまで。終始カウンターアクションに笑いが響いてた。
ライブハウスで漫才ってなんかいい。
会場が合ってるんだと思う。
この時は「ハコ」じゃなくて「小屋」って感じがした。
ここだけ観に来たって方が何人もいらっしゃった。
外にいたら息切らせて走ってくる人もいて。
最終的に椅子は空きがなくはじめから立ち見が出て、あとからやって来る人でバーカウンターまで溢れるくらいの来場者がありました。
全てが終わって沢山の方とお話させてもらった。
とりあえず「ありがとうございました」って言葉しか出てこない。
やっと終わったんだって安堵と終わっちゃったって喪失感と一気に疲れがきて祭りのあとの感じがようやくしてきた。
クラウドファンディングのリターンで打ち上げをした。
アシダンの今後の話が出たりナツメロで盛り上がったりいろんな事で爆笑したりして楽しかった。
そうなんだよね。沢山の人に支えられてたんだ。
宿泊する場所までの帰り道、少しだけ遠回りしてネオンを見ながらひとりで歩いた。
宮古の夜は寒くはなくて、そんな11月も今日で最後なのかなぁと思った。 (続)