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いろんな形で企画を立てているけれどはじめて映画会をやってみた

ほぼ毎週末は映画館に行くのがルーティーンになっている。仙台駅の西口PARCOにあるTOHOと東口BiViのチネ・ラヴィータに通っていると言っても過言じゃないと思う。北四番丁のフォーラムと長町のMOVIXはそこじゃないと観れないものがある時(配給関係だと思う)にフラッと行ってしまう。なので6回観たら1回鑑賞無料パスは何度使ったか分からない。お世話になってます。
大作系はもちろん観るけれどミニシアターで上映されるいわゆる単館ものが好きなので駅近のチネ・ラヴィータへ通う頻度が高いのです。
数年前から映画会というトークライブ付きの鑑賞会をやれたらいいなと思っていたものをひょんな事から2月に出来ることになり企画を立てた。
「テレビで会えない芸人」という社会風刺をネタにする“ザ・ニュースペーパー”立ち上げ人だった松元ヒロさんのドキュメントムービー。

これを“テレビにそんなに見ない芸人”大谷ノブ彦さんに語ってもらう鑑賞会をやった。
(企画を快諾してくれたフォーラム/チネ・ラヴィータ支配人さん、副支配人さん。本当にありがとうございました!)
ニュースペーパー仙台公演に毎度行く両親にノリで声をかけてみたらまさか来るとは思わなかったけれども。
全行程が終わってから半笑いで「お前の事、みなしごだと思ってたわ」と、ハッチ以外で聞いたことがないワードを耳にした。そんなわけないだろ。

テレビっ子だった自分だけれど、ほぼテレビを観ることがなくなった。マイノリティーな意見にBPOが応じていった結果、波風のない規制に縛られた番組しか出来なくなっている。言っちゃなんだがひとつも面白くない。そんな中でもバラエティで言ったら水曜日のダウンタウンやゴッドタンのように”攻めている”番組がいくつかあって観るのはそれくらい。そう、ドキドキが欲しいのです。そもそも品行方正なんてどうでもよくて危なっかしいヒヤヒヤに近しいものに触れるか触れないかの瀬戸際が1番楽しい。
宮沢賢治「風の又三郎」は子供の危険な遊びの具現化で、徐々に死と隣り合わせの遊びにエスカレートしていく。大人になることでそのラインから遠ざかって遊びに付き合えず最後はお別れすることになるけれど、正にあれと一緒。フィルター越しで安全にそんなところを覗きたい。でもテレビがそんな存在じゃなくなった。
この作品、元は鹿児島のテレビ局が制作したドキュメンタリー。テレビマンがテレビに問題提起している。純粋にかっこいいと思った。
それでもタブーとされているものをネタにする松元ヒロさん・
立川談志師匠が言ったという言葉。テレビで金もらって言いたいことも言えない芸人を「サラリーマン芸人」と呼ぶけれどお前を「芸人」と呼ぶ。
生き様とはなんなんでしょう。
そんな事を思った。
映画っていいよね。

そんな2月のメインイベントは金運最強日。年末に教えてもらった日程は2.6と2.18だった。待ちに待ってやってきた2.6は数年振りにロト6の5口を購入。そりゃわくわくするよね。車買うならどうしようとか悩むよね。当たらなかったけど。でもいいんです。乗っかるのが楽しいわけで。むしろ本当に当たってしまったら人間不信がましましで外にも大変なことになりそう。次は18だと意気込んでいたら売り場が閉まってしまい買えず仕舞い。まぁ仕方ないということでその報告をした。当たらねぇじゃねぇか!という輩クレーマーではなく、楽しませていただきました!の姿勢。占いだってエンターテインメント。乗っかってなんぼです。

もはや恒例になりそうなDJ講習会。2月はラウンジDJとしてお店のBGM担当という意味合いで立った。気になるなら触ってみます?くらいのスタイルで数名に。
その前日に知り合ったマダムが80‘sが大好きだという話で色々盛り上がりこの日は娘さん付きで来てくれた。K-POPが好きだけれどお母さんの影響で幅が広い。ヒップホップが好きと言う話になってよくよく聞いていくとオールドな部分に興味がありそうだった。映画も観ると聞いたので「ストレイト・アウタ・コンプトン」をおススメしてみた。ギャングスタラップ、イージーEの物語。

同時期にNFLスーパーボールのハーフタイムショーは今年歴史的にとんでもない事が起きていて、リアルタイムでは見れなかったけれどあとで見て鳥肌もの。
初のヒップホップショーは事前の煽りVで出演者が発表されたけれど、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマー、エミネムなんて揃う事あるのかとアベンジャーズ感満載。
いざ始まればラインナップにはなかった50セントが登場してきたり、しれっとバンドメンバーにアンダーソン・パークが混じっていたりなんなんだこれはと。ひとつひとつの演出も素晴らしくてたまらない。
今回の会場が地元ということもあって代表アーティストとしてのオファーだったのかな。イージーEがもし生きていたらどうなってたんだろう。そんな想像をしてまたぞくぞくした。
今度会えたら「ストレイト・アウタ・コンプトン」の感想聞いてみたい。観ていなかったらショック。
ショックと言えばサカナクションの新曲。
自分が持っているラジオ番組の収録でテーマがない日は買った曲を供養する日になっている。DJの現場がそうそうないから音源が溜まる一方なのです。
収録中にたまたまTick Tockの話になって、これがネタに使われてもいいのになんで話題に出てこないのか気になると向かい側に座っているパーソナリティに聞いたら今は曲に合わせて詩を載せたりするエモが主流だから正直これは流行らないと言われた。そんなバカな!と思って色々調べるまでもなくあっさり使用されているものが見つかった。聞く相手を間違えただけだった。新宝島みたいなバズではないけれど、もっと認知されて欲しいのが正直なところ。
ちなみに今1番好きなアルバムは宇多田ヒカルのBADモード。1日に1度はALから何か聴いている。

DJ講習は不定期ながらだけれど、興味持ってくれて初心者がちらほら増えてきている。
いつかね、発表会みたいなイベントでも出来たらいいよねと親目線で目論んでいる所存です。

2022年2月鑑賞作品
【新作】

前科者
ブルーバイユー
テレビで会えない芸人
355
ゴーストバスターズ/アフターライフ

【旧作・配信】
前科者
真夜中のミサ
悪魔のいけにえ/レザー・フェイス リターンズ
クイーンズギャンビネット
美しい湖の底
シュタインズゲート

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