サンタクロースを信じた小5の出来事
サンタクロースなんて本当にいるのか?
その疑問が膨れ上がる小学校高学年。
疑いが晴れないままではあるが母親に聞かれた。
「今年はサンタさんに何をお願いするの?」
もちろん「ゾイド!」と答えた。
ゾイドとは当時流行っていた恐竜型のおもちゃである。
CMもばんばんやっていて、僕らはゾイドを持っている友達の家に行ってはそのカッコよさにほれぼれしていた。
ただ、少し高かった気がする。
5000円は超えていた気がするのだ。
サンタさんに高いものをお願いするのだから、毎日の家事も