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AIと壁打ちする、私らしいキャリアビジョンの描き方

キャリアビジョン、悩みまくっています。

今の会社が一人一人のキャリアビジョンを大事にしてくれているので、
目標面談でも毎回話すのですが、
なんとなくいつもふんわりしたことしか答えられず、
言語化しきれていなかったのでAIとの壁打ちをやってみました。

AIだからこそ気負うことなく自由に色々話せて有意義だったので、手順や気づきをまとめてみます!


手順

  1. ざっくり考えていることを箇条書きで送る
    壁打ち前の状態では、「一人一人が自分らしく、心豊かに過ごせる社会」という漠然としたフレーズが心にありましたが、具体的に何をするのかは曖昧でした。

  2. 深掘り質問をしてもらう
    AIからの「心豊かとはどんな状態か?」「どうしたらその状態になれるのか?」という問いに関連するエピソードを答えていきました。このプロセスを通じて、私自身の考えが少しずつ具体化していきました。

  3. 途中経過をまとめてもらう
    質問にある程度答えた段階で、AIに内容をまとめてもらいました。これを元にさらに考えを整理しました。

  4. AIが私になりきって答える
    最後に、AIに「私になったつもり」で質問に答えてもらいました。このプロセスが特に面白く、自分自身と対話しているような感覚がありました。


得られた気づき

新しい視点を与えてくれるだけでなく、私が言いたかったことを見事に言語化してくれることに驚きました。
特に、「何もない状態で考える」よりも、「AIが出した答えをもとに自分の考えを照らし合わせる」ことで、さらに解像度を上げることができました。

今回私は、どんなことをしたら実現したいイメージに繋がるんだろうか、というのを具体的に考えたいところからスタートしました。

深掘りの中で、「心の豊かさ」ってどんな状態だろうかと考え、
私の中では「自己決定感」だという結論に至りました。

そして、そのために自分が取り組んでいきたいこととして、
大きく以下の4つが浮かび上がってきました。
ここに繋がることを、仕事にしていきたいなというのが、今日時点での私のキャリアビジョンです。

自己理解の促進
振り返りや内省を支援し、教育の場でも自己理解を促す取り組みを行う。
柔軟な働き方の促進
労働時間の「質」を重視し、柔軟で制約の少ない働き方を推進する。
情報格差と非対称性の解消
情報の偏りをなくし、正確な選択肢を提供する仕組みを作る。
コミュニティづくり
高め合える仲間や安全な環境を提供する場を作る。

こんな結論に辿り着きましたが、改めて、
AIに私になったつもりで回答してください、と伝えて「心の豊かさを『自己決定感』と捉えているのはなぜですか?」と聞いてみました。
私が私に面接しているような気分です、、面白い。笑

私は「心の豊かさ」を「自己決定感」と結びつけて考えています。それは、自分自身の経験を通じて、心から豊かだと感じる瞬間が「自分で選択し、自分の意思で行動できた時」だったからです。

かつての私は、自分の考えや感情を後回しにし、親や周囲の期待に流されるまま生きていました。その中で、何かを選ぶというよりも、状況に合わせて「こうすべき」「こうしなければ」という制約に縛られていました。その状態では、本当に自分が何をしたいのか、何を望んでいるのかがわからず、心が満たされない感覚がずっと続いていました。

しかし、自分と向き合い、「自分の人生を大切にしよう」と決意して転職を決めたとき、自分の意思で選んだ行動が自分自身を豊かにする感覚を初めて得ることができました。この経験を通じて、「自分で選び、自分の価値観に基づいて行動すること」が心の豊かさの鍵だと気づいたのです。

また、自己決定感が高いと、「これは自分の選択だ」という自信が生まれます。それは、どんな結果になっても後悔ではなく納得につながり、自分の人生を肯定的に受け入れる力を育みます。一方で、他人の決定や周囲の期待に従うだけでは、自分の人生を生きている実感が得られず、心が豊かにならないのではないかと感じます。

だからこそ、私にとって心の豊かさは、「自己決定感」の中にこそあると考えています。そして、自己決定感を育む社会や仕組みを作ることが、私自身のキャリアビジョンに直結すると思っています。

この回答を見たとき、「まさに自分が言いたかったこと!」と感じました。私が回答した内容をベースに、論理的に組み立てられていて、自分の思考がよりクリアになりました。

壁打ちを通して、「自己決定感」というキーワードを軸に、自分の目指す方向性がより明確になりました。

このビジョンに繋がることをどんどんチャレンジしていきたいなと思います!

これからどうなるかわかりませんが、前向きになれたのでnoteにも残したくなりました🐣
お付き合いいただきありがとうございました😊


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