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27年料理を避けてきた私が、急に料理にハマった話。

2024年を振り返ってみて、
料理をするようになったというのは今年の大きな変化の一つです。


料理をしてこなかった背景

23歳まで実家暮らしだった私は、
専業主婦だった母に完全に頼りきりで、
料理をしたことがほとんどありませんでした。

珍しいタイプかもしれませんが、学校の調理実習も大嫌いでした。
周りが楽しそうにしている中、火や包丁が怖くて作業が苦痛でした。
「作るのが面倒くさい」という気持ちも強かったです。
美味しいものを食べたいけど、
そこに工数割きたくないという感じです。

新卒で入社した会社では社食が無料だったため、
23歳から一人暮らしを始めても料理をする必要性を感じませんでした。
住んでいたのは極小キッチンの部屋で、
シンクと1口のIHコンロのみ、調理スペースなし。

冷蔵庫もコンロの下に備え付けの小型のものだったため、
食品の保存もままならず、
休日も結局コンビニやスーパーのお惣菜で済ませる日々。

そんな環境で調理器具を揃えるのも面倒で、
27歳になるまで一度も料理に本格的に取り組むことはありませんでした。


料理を始めるきっかけ

そんな私が、今年の夏から料理を始めました。
きっかけは、同棲を機に大きなキッチンがある家に引っ越したこと。

そして、転職して週の半分以上を在宅で働くようになり、
生活スタイルが変わったことでした。

一方で、同棲相手である彼は営業職で忙しく、朝から晩まで働いています。

同棲を始めてからも最初は、
料理が得意な彼に甘え続けていましたが、
転職を機にそんなことも言ってられず。
彼の健康を考えると「私にも何かできることはないか」と思うように。
時間がある自分が料理を担当するのは自然な流れでした。


初めての料理は超苦戦

最初はSNSで簡単そうなレシピを探して挑戦しましたが、
そもそも基本的な食材の切り方さえも分からないレベルなので、
レシピに書かれていることをさらに検索しながらではないと進まず、
1時間、2時間は平気でかかっていました。

大体でやってみる、とかそんな柔軟な対応はできないので、
きっちりお手本通りにやるしか考えられませんでした。笑

苦戦しながらも完成させた料理を食べてみると意外と美味しい。
(そりゃまあ味付けは完全にレシピ通りなので。笑)

「自分にもできるんだ」という達成感が大きく、
自分の中にあった「料理が苦手」というコンプレックスが少しずつ解消されていくのを感じました。

何より、作った料理を彼が「美味しい!」と言ってくれるのが嬉しくてたまりません。
忙しい彼が、私のご飯を楽しみに帰ってきてくれる。その姿を見るたび、「また頑張ろう」という気持ちになりました。


料理が日常になった今

今ではたとえ疲れている日でも、
自宅でご飯を作るのが当たり前になりました。

以前はコンビニで買うことが日常でしたが、
今ではコンビニに寄っても
「これなら作ったほうが安くて美味しいし、野菜も摂れるな」
と思うように。

料理が楽しいと思えるようになった自分に驚いています。

また、私をよく知る友人には
「最近料理している」と話すと、「えーーーーー!?」と盛大に驚かれます。それがまた面白く、嬉しい反応です。


料理が変えた自分

料理を始めたことで、
「自分には無理」と諦めていたことでも挑戦すれば楽しめることがあると気づきました。
そして、小さな成功体験が積み重なり、
自分に少しずつ自信を持てるようにもなりました。

27年間料理とは無縁だった私が、
こんなにも料理にハマるとは思いませんでした。

これからもっといろんな料理に挑戦していきたいです!


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