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ITのその時 〜 1996年7月 〜

何も人に自慢できることはない私だが1996年7月以降のネット上の気になる記事をアーカイブし続けて27年以上経つ。単なるノスタルジーに過ぎないかもしれないが、あっという間に消えてなくなったものも含めて当時メディアで取り上げられていたことを知ることで何か得るものがあるかもしれない。そんな思いから『ITのその時』と題して定期的にアップしていければと思う。元記事のテキストも全て保存しているが著作権に関わることなのでアーカイブした記事の見出しと気になる記事に対する一行コメントをタイムライン順に書き並べる形にしてみた。気になる見出しをコメントいただければコメント欄でより詳細な内容を回答したいと思うのである。

〜 1996年7月 〜

96年7月1日
日米間インターネットは45M時代に[日経コミュニケーション]
当時は国際専用線のバックボーンが45Mビットしかありませんでした。
米Intel社、アナログ電話利用のテレビ電話ソフトウエアを開発[日経エレクトロニクス]
• Yahooよりスマートに!─exciteの検索,広告[日経ネットナビ]  
InfoseekGuide、Lycos、Magellan、Yahoo、excite。当時はGoogleはまだ存在せず、今でも現役はYahoo。
• 兼松セミコンとNTTエレクトロ、手書き認証技術で提携[日経産業新聞]
• 郵政省の全国電子メール網、インテックが相互接続[日経産業新聞]
• マイクロソフト,3次元グラフィックスAPI正式版を配布[日経産業新聞]
「Direct 3D」の正式版を含む「DirectX 2 SDK」を配布

96年7月2日
• テレビとインターネットの融合、オリンピックで実演
「Intercast」に関する記事
• 法務省、電子取引の法整備へ――電子公証制度も検討
• ボイスメール、電話網とコンピューター網接続ソフト――情報の送受を効率化[日経産業新聞]
• Javaアニメをプログラムレスで作れるツールが登場[日経CG]
• マイクロソフト、バーチャル・モール用サーバー・ソフトのベータ版を8月に提供[日経マルチメディア]
その後「Microsoft Site Server 2.0、CommerceEdition」に
• [バージョンアップ] Netscape Navigator3.0β5,ほか[インターネット編集部]
• 情報サービス業がようやく復調、ハード販売に頼るも利益は薄い [日経コンピュータ】

96年7月3日
• インテル、切手大の不揮発メモリー・カード量産へ[日経ニューメディア]
スマートメディアとコンパクトフラッシュに敗れた「Miniature Card」の記事
• [バージョンアップ] Windows版Tcl/Tkプラグイン登場,ほか[インターネット編集部]
• 富士通、JavaアプレットとCORBA製品の連携機能を8月中に提供
• 日本ユニシス,97年1月にWWWサーバー用の負荷分散ツールを出荷
• 拡張進むOpenGL、新版に次いで拡張ライブラリを投入へ[日経CG]
OpenGL 1.1と今はなきシリコングラフィックスに関する記事
• アトランタ、もうひとつの五輪、先端技術が次世代のディファクトを目指し競う[日経ビジネス]
インテルが開発した『Intercast』を利用する話。今から考えたらデファクトになりようがない仕様でした。
• トーメン、PHSと携帯の国際電話接続サービス――5日から

96年7月4日

• あの“TVガイド”がインターネット上に登場 (インターネット編集部)
• JSAT衛星によるインターネット接続,97年試行実験,98年本格化 (日経ニューメディア)
• インターネットの録画ソフト「NetRecorder」、ザクソンが商品化(インターネット編集部)
インターネットの録画ソフトってホームページ自動巡回アプリのことだった。
• アドビ,アビッドなどがNT用ビデオ編集システムを相次ぎ発表(日経CG)
この頃、Macは完全に見捨てられていた。
• アスキー、前役員復帰のメド立たず(日経ビジネス)
• TV会議時代に問われる株主総会の運営手法
すごい進んでいたなと思い確認したらテレビモニターを設置した第二会場に株主総会を中継すると言う話でした

96年7月5日
• インターネット経由で株取引、大和証券がサービスを開始
• アップル、複数ユーザーが同時にリモート・アクセス可能に
複数のMacintoshユーザーが電 話回線を使って同時にログインできたサーバー製品「Apple Remote Accessマルチポート・サーバ バージョン2.1-J」発表の記事
• ソニー・ミュージック、社員大量離脱で先行きに暗雲!?
• エクスプローラ3・0対応ソフト開発100社以上――マイクロソフト発表[日経産業新聞]
• 松下電器、携帯情報通信端末を開発――来春メドに商品化
この頃はPDAが一番ホットなデバイスでした。ザウルスに対抗してPHS機能搭載のPDAを開発しているという話。

96年7月8日
• ホームページのカスタマイズ・サービス相次ぎ登場
• 33.6kbpsの高速モデム規格勧告化
当時は28.8kbpsが上限でINSはまだ少なかった。
• インターネット・アプリをATMで実現するMPOA仕様が具体化(日経データプロ・コミュニケーション)
• STAR TV,アジア太平洋の現地化戦略を推進、日本でもアップリンク(日経ニューメディア)
現在はウォルト・ディズニー・カンパニーが所有するディズニー・ネットワークス・グループ・アジア・パシフィック・リミテッドに。
• インターネット・バンキング、さくら銀行が10月から実験(日経データプロ・コミュニケーション)
• 住商と米TCI、アジアで民放番組――衛星活用、24時間放送
現在のJ:COM。
• フレックス・ファゥム、電子メールを携帯電話連絡――30日に発売
• ベッコアメ、電子商取引今日開始――パソコン通信を併用[日経産業新聞]
• ジャスト、「一太郎7」――発売9月末に延期[日経産業新聞]
この辺りから雲行きが怪しなり、MS Wordにとって変わられることに。

96年7月9日
• ShockWaveの対抗馬登場,米Quark社「QuarkImmedia」(インターネット編集部)
• 文字多重放送のWWW版,FM福井がサービス開始 (日経バイト)
FM文字多重放送「見えるラジオ」のWWW版。「見えるラジオ」は2014年に終了。
• 米国WWW事情─テレビ・ショッピングでURL表示が当たり前に (日経バイト)
• Win95版1-2-3が今秋登場,ウィザードとInternet対応を大幅強化(日経バイト)
2002年リリースが最終バージョン。
• 日本DEC、最大4CPU構成が可能なパソコン・サーバーなど発売(インターネット編集部)
1998年にコンパックに買収され、コンパックは2001年にHPに買収され。
• 松下通工が8月に高速データ通信可能な事業所用PHSを発売 (日経コミュニケーション)
当時は約30kビット/秒で高速データ通信でした。
• アップル,ビジネス戦略の中心はインターネット (日経ニューメディア)
(1)MPEG動画や3次元物 体を表示する「QuickTime 2.5」や「QuickDrow 3D」(2)イン ターネットの標準的なブラウザであるNetscape Navigatorと組み合 わせて動作するQuickTime(3)次世代のソフト技術である 「OpenDoc」(4)OpenDocに基づくインターネット、イントラ ネットのサービスを活用するためのツールセット「Cyberdog」(5)ディジタル・カメラ専用のOSである「Apple Image Capture Platform」など。QuickTime以外は消滅。
• 元祖インターネットカフェ、7月閉店――「新鮮味なくなる」
わずか一年で、渋谷の「エレクトロニックカ フェ・トウキョウ」が閉店という話。
• セガ・博報堂、ゲーム中に商品広告――効果測定手法も開発
ゲ ームの中でキャラクターがスポンサー企業の飲料を飲むといった形の広告手法をテスト。
• アップル、欧米からもパソコン調達――原価低減で黒字目指す
アップルはかつては米本土だけではなくシンガポールやアイルランドに自社工場を持っていました。
• 電子マネー普及加速でキャッシュレス時代[日経流通新聞]
オーストリアで電子マネーが本格化。
• バンダイ、ピピンでイントラネット実験――全社員に端末貸与
従量制のネット接続料金、低速な通信速度。これだけでアウトなのは分かっていたと思うのに。今なら差し詰めGoogle Stadiaと言ったところ。

96年7月10日
• 「インターネット事業は高コスト構造で利益出にくい」─WIDEの吉村氏(日経ニューメディア)
ご指摘の通り儲けようのないプロバイダー事業に多くが参入し消えていきました。
• 家庭用テレビ向けWWW表示のガイドライン8月にも公開(日経パソコン)
インチャーネット接続テレビではなく「セガ・サターン」や「Pipin AtMark」など,家庭用テレビに画面を表示するタイプのインター ネット端末が増えきたからと言う話。
• NEC,年末にも新バスUSB搭載のCanBeを発売(日経パソコン)
出来損ないの初代Macintoshのような一体型パソコン「CanBe」の話
• Microsoft、ActiveX対応JavaVMをWindows上の標準仕様に(日経オープンシステム)
Sun Microsystemsは、 Java Beansを開発。
• 日立、一体型パソコンの生産を国内に全面シフト(日経パソコン)

96年7月11日
• WWWブラウザはNavigatorの寡占続く(日経マルチメディア)
次第にシェアが落ちていたが、この時点ではまだ7割以上のシェアを持っていた。
• NTTドコモ、インターネットからポケベルに文字送信サービス(日経コミュニケーション)
ポケベル。
• ISDN接続用TAの品不足が解消(日経パソコン)
• 規制緩和が後押しした「スーパードライ」、流通激変で「ラガー」が“自壊”(日経ビジネス)
ついにスーパードライがキリンラガーを抜く。
• 日本のPHS方式を豪も正式採用――周波数帯も同じに

96年7月12日

• インターネット・ショッピングの経験者は18.4%(日経マルチメディア)
オンライン・ショッピングを利用したことがない理由の69.5%が「セキュリティ面などで不安を感じる 」から。
• DTIがインターネットFAXサービス、1分150円で日米間送信が可能(日経コミュニケーション)
• 毎日新聞社、NIFTY-Serve会員向けにも電子新聞サービスを9月から月額970円で(日経マルチメディア)
• 自治体に重くのしかかる第3セクター、得意の「先延ばし」いつまで通用(日経ビジネス)
官民の長所を生かすはずの3セクは官民の短所が足を引っ張ることの方が多く。
• KDD子会社、インマルサット端末でインターネット相互接続[日経産業新聞]
• KDD、日米間のインターネット用回線を150メガビット級に[日経産業新聞]
この時点での日米間に設けているインターネ ット用通信回線は毎秒16メガビットでした。

96年7月15日

• 富士通とシャープがインターネットで家庭向け情報サービス(インターネット編集部)
• OMPのOCN対抗サービス、97年前半の開始目指し今秋に実験(日経コミュニケーション)
この時点では、まだ「OCN」も始まっていませんでした。
• CATVのインターネット接続,98年には45社 (日経コミュニケーション)
• 使いやすいインタフェースに「標準」は存在しない─カイ・クラウス氏
「Kai's Power Tools」は2000年にCorelに売却された。
• ジェネラル・マジック、エージェント・システムをイントラネット対応に(日経マルチメディア)
次世代ネットワーク・ソフト技術の本命と脚光を浴びたTeleScriptはWWWの普及に足元を掬われ消滅。
• ニフティなど、PHSで高速データ通信サービス――来春、32キロビットに
• インテル、11月のMPU値下げ中止――市場の混乱避ける
• 郵政省、「光無線」の普及支援――規格統一も推進

96年7月16日
• マイクロソフト,97年度の売上高は1500億円へ(日経コンピュータ)
日本マイクロソフトの売上予想。
• 低価格ISDNアダプタ、新製品ラッシュ始まる(日経バイト)
同期-非同期PPP(Point-to-Point Protocol)変換機能を備えた低価格 ターミナル・アダプタ(TA)の話。
• 行きたい店を簡単に検索、目的,予算に応じて,写真や地図も表示(日経レストラン)
「ぐるなび」スタート。
• パソコン通信で口座残高を通知,11信用金庫が7月から(日経コンピュー
NIFTY‐ServeとPC‐VANと使った「入出金メールサービス」。
• NTTの研究所が電子決裁システム構築(日経情報ストラテジー)
• 富士通、SGML文書を高速に検索・表示するシステムを10月に出荷
• 格差広がるサッカー経営(日経ビジネス)
Jリーグ発足から4年。
• 郵政省、「公-専-公」接続の解禁に向けて関係者からの意見聴取開始(日経ニューメディア)
• ニュース専門局「MSNBC」が放送を開始――覇権争い激化へ

96年7月17日
• 大阪梅田にインターネット体験スペース「ディジタルハンズ」がオープン(インターネット編集部)
インターネット接続が、まだ特別な存在だった。
• 1-2-3のWindows95版が今秋登場、ウィザードとWWW対応を大幅強化(日経バイト)
MSに破れ去り。
• 「一太郎7」開発が難航、発売時期を9月末に再延期(日経PC21)
こちらもMSに破れ去り。
• マイクロソフトがSQL Server6.5を7月末に出荷,SMPの性能を向上 (日経コンピュータ)
• Novell首脳がMS対抗策表明、NetWareとGroupWise新版投入で(日経バイト)
NetWareが復活することはなくNovelは、2014年に消滅。
• ブランドが企業の浮沈を決める(日経ビジネス)
当時は、MSが最強ブランド。
• 富士通、ソニーなど8社、次世代MO共同開発
結局ポシャる。
• NEC、国内向けAT機パッカードベルに一本化――3年後シェア5%目指すパッカードベルのDOS/Vパソコンを販売するという話。

96年7月18日
• 「NTは95完全上位互換にはしない」マイクロソフトのOS責任者語る(日経コンピュータ)
NT 4.0の話。
• 米Microsoft,Java開発ツールVisual J++のβ版を配布(日経バイト)
「Visual J++(開発 コード名Jakarta)」ベータ版を配布開始の記事。
• ローランド,パソコンをシンセサイザーにするソフトの無償配布開始(インターネット編集部)
• トランステックがイントラネット構築ツール、Javaアプレットを自動生成(日経コンピュータ)
当時は、Javaが一番ホットな言語。
• パソコン,「激安」姿消し,外資に追い風(日経ビジネス)
• アップル、8月中旬に新標準仕様パソコン――複数のOS作動
Appleの方針変更で消滅したCHRPの話。
• NTT、ISDNに1000億円投資――インターネットなど需要急増に対応
• アステル東京 96年度設備投資400億円――PHS基地6万局設置
• 郵政、PHS周波数、追加割り当てへ――加入急増で計画見直し
この頃は通信料の安価なPHSに勢いがありました。
• コンピュサーブ、5ー7月期も営業赤字に――インターネットの急伸で利用者伸び悩み[日経産業新聞]
1997年にコンピュサーブを買収したAOLとワールドコムも消滅。

96年7月19日
• VRML2.0準拠のコンテンツが登場─ 踊る,跳ねる,音が出る(日経CG)
標準なきスクリプトの問題が足を引っ張り2.0で終了。
• [バージョンアップ] InternetExplorer3.0 beta 2公開 (インターネット編集部)
• 日本モトローラ,ISDNアダプタ市場に参入へ(日経バイト)
• 花王がコンテンツ販売に参入、CD-ROM流通が多様化(日経PC21)
NECインターチャネル株式会社のCD-ROMをコンビニで販売する話。
• 日本IBM,PCサーバー全製品にロータスノーツを無償バンドル(日経データプロ・オープンシステム)
• 横浜銀行がUNIXで外為システムを構築、メインフレーム代替 (日経コンピュータ)
• 日本車輸入解禁に動揺する韓国メーカー (日経ビジネス)
• KDD、インターネットベースの専用ネットワークサービス[日経産業新聞]
まだKDDIはなかった。
• IDO、セルラー携帯電話料金値下げ――現行より最大27%[日経産業新聞]
160キロを境とした 料金区分が存在していた。
• 独Gネット、利用料ゼロ戦略で急拡大[日経産業新聞]
ジャーマニーネットは2001年に解散。

96年7月22日
• 米Netscape社,第2四半期の総収入は7500万ドル (インターネット編集部)
この時はまだ儲かっていました。
• 五輪を舞台に新データ放送、米国で開始 !(日経PC21)
家電メーカーが専用チューナを作るがアトランタ・オリンピック終了で終了。
• ニフティがサービス、サポート強化──年内サービス開始する米AOLに対抗(日経PC21)
まだ、AOLジャパンは始まっていなかった。
• 千趣会が書籍の通販サービス、取次在庫情報を共有し顧客ニーズに即対応(日経情報ストラテジー)
• インターネットのアドレス不足解消、WIDE実験――米、仏など結んで実施
• Symantec,Javaへのシフトに伴いC++開発を縮小「関与は続ける」がMac用ツールの事業所は閉鎖[MacWEEK/USA]
PowerPC用の開発ツールは使い物にならなかったので当然の話。

96年7月23日
• 33.6kbpsのモデム規格,10月に勧告へ(日経パソコン)
• MSとNetscapeに続き,OracleもIntranet戦略を発表(日経バイト)
• IIJとCATV各社、インターネット接続で提携――今年10月メド
• 近ツーリスト、インターネットで旅館・ホテル予約
• NTTインター、テレビ会議ソフトで米社と提携[日経産業新聞]
White Pine Softwareの『Enhanced CU-SeeMe』を利用。
• Apple初の200MHzマシンは「Performa 6400」603eベースのタワー型。ボストンでリリース[MacWEEK/USA]
• IBM,166~225MHzのPowerPC 604eを今週出荷[MacWEEK/USA]
• 新604eチップ搭載のPowerTower Pro新シリーズはハイエンドMac市場を制覇するか?[MacWEEK/JAPAN]

Apple製よりも高性能だったのがPower Computingが消える理由に。

96年7月24日
• 米ネットワーク・コンピュータ社,日本語版NCは97年3月,サービス実験も(日経ニューメディア)
Oracleのネットワークコンピュータの話。

• Shockwave対抗ソフトお手ごろ価格で出します─米FutureWave Software社(日経ネットナビ)Macromediaに買収されMacromedia Flashとなり、MacromediaはAdobeに買収され、最後はJobsによって死亡宣告を受ける。
• Win 95はセキュリティー面で問題あり?一部官庁が特注仕様を検討中(日経パソコン)
• オラクル、ブラウザやNC用ソフトの開発を中止へ(日経マルチメディア)
ブラウザーなどの独自のアプリの開発をやめる
• Java普及へ協議会9月設立、約60社が参加へ(インターネット編集部)
Sun Microsystemの全盛期。
• Apple,604e/200MHzベースPower MacもMACWORLD Expo/Bostonで発表か[MacWEEK/USA]
• アップルの日本独自のサブノートモデルは日本IBMとの共同開発で'97年に発売[MacWEEK/JAPAN]
1997年5月に発売開始されたPowerBook 2400cの話
• サードパーティ製の各種OpenDoc対応製品MACWORLD Expo/Bostonでお披露目へ[MacWEEK/USA]
• Internet Explorer 3.0日本語版β2がリリース[本田雅一, PC WEEK/JAPAN ]
私が保存した本田雅一さんの最初の記事。その後のNetscape Navigatorの衰退を予見していました。

96年7月25日
• 1700人の風俗ギャル登場─会員制のMAN-ZOKU NET(日経ネットナビ)
• SIMM価格が乱高下状態に─ノーブランド品を中心に価格安定力失う(日経パソコン)
• PowerPC互換機の第1弾OSはWinNTに(日経パソコン)
CHRPマシーン。
• QuickTime 2.5正規版がリリース[MacWEEK/JAPAN]
• Apple,「Windows NT採用」の噂を否定[MacWEEK/USA]
NTをベースにMac OSという話ではなく将来のネットワークサーバにWindows NTを採用するという噂話。

96年7月26日
• 「デベロッパーの支持がアップルの明日を決める」─米アップルのロイゼン氏(日経パソコン)
最大のサポート体制だったのはMicrosoftの「Macintosh Business Unit」だった。
• LANをWWWブラウザで統合管理へ、米5社が標準化に着手(日経エレクトロニクス)
• マイクロソフト、SQL Server 6.5日本語版発表(インターネット編集部)
• 「1ドル=95円」時代は再び来る(日経ビジネス)
• 大蔵省を“共犯”にできなかった住専問題、時効の壁に阻まれ幕引き間近(日経ビジネス)
• Apple,近くSystem 7.5.3をアップデート問題点をいくつか解消する「Son of Buster」 [MacWEEK/USA]
• MacintoshでXクライアントが実行可能「X Ten 6.0日本語版」発売 [MacWEEK/JAPAN]

96年7月29日
• 出先からでも電子メールを確認できる新サービスHotMail登場(日経ネットナビ)
• パソコン・企業ユーザー調査、98のシェア大幅減(日経ビジネス)
• 富士通とNEC、デスクトップPCにDMI準拠の管理ソフトを搭載 (日経エレクトロニクス)
• 4th DimensionをWWWサーバにする「WIZARD'S WEB SDK」 [MacWEEK/JAPAN]
• 野村総研など,10月から一般参加型電子決済の実験開始[日経産業新聞]

96年7月30日
• 日本ポラロイド、98万画素で30万円台のディジタル・スチルカメラ発売(インターネット編集部)
10月発売のKodakのDCS 410は、150万画素で100万円。
• DECが年末にAlphaプロセサ新版,演算性能でHPを再逆転(日経コンピュータ)
DECは、その後1998年にコンパックに買収され、そのコンパックは2001年にHPに買収され。
• Power Computing,エントリーレベルでも攻勢新シリーズ「PowerBase」は603eで240MHz?[MacWEEK/USA]
• 日立ソフト、「HotJava」日本語版を試作[日経産業新聞]
Oracleの「Hot Java」のローカライズの話。

96年7月31日
• 音声のリアルタイム再生に対応した「Shockwave」登場 (インターネット編集部)
• マルチメディア拡張命令MMX搭載の次世代Pentium,サンプル出荷始まる(日経バイト)
• インターネットVPNの標準化、PPTPとL2Fの一本化で合意 (日経コミュニケーション)
• イントラネット運営に厚い壁-各部門のWebマスターが不可欠 (日経コンピュータ)
• NEC、多地点ビデオ会議用接続ユニットを発売
国際標準規格のH.320(音声・動画)およびT.120 (データ)に準拠した1,000万円超の高価なシステム。1999年6月に販売を終了。
• ホームユーザー向けのビデオ編集システム「Cinema」Performa 6400とともにデビューへ[MacWEEK/USA]
• インターネットテレビ局がまもなくデビュー[ PC WEEK/USA ]
• NTT、インターネットのアドレスを変更――混乱避け移行期間設ける[日経産業新聞]
• プロディジー事業再編、無線通信会社と合併[日経産業新聞]
プロディジーは2001年廃止。

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