#7 僕が僕のすべて
2021年が無事終わった。
2年生から3年生へ
コアメンから代表へ
遊びまくってる大学生から就職を意識する大学生へ
ホラーマンからレベル1キン肉マンへ
とりあえず写真を投稿するインスタグラマーからちょっと編集して投稿するインスタグラマーへ
上の繋がりだけの人脈から上下バランス良く広がった人脈へ
歳上の人尊敬人間から人の不合理さを気付き落胆した人間へ
無敵だと思ってた人間から死に対する恐怖が芽生えた人間へ
1人の人間が一度の人生を歩む中でモラトリアム期間とされるこの時期に、感じることや発見すること、想像することが沢山あった。
こう感じられることは特別なことなのか、将又誰しもが感じる普遍的なことなのか不思議だった。
たしかに言えるのは20年間生きる中で感じることのできなかったスケールの大きめなことが自分の中で整理されつつあった。
人がなぜ結婚したいのか、なぜ留学に行くのか、なぜ若者の投票率が低いのか、なぜ地球温暖化を阻止しようと自分の生活の質を落としてまで考えなければならないのか、なぜボランティアするのか、なぜ高齢化率が高いことが問題なのか等々、
これらの一部の疑問に対しての最適とされる回答は正解ではなく、多岐に渡る様々な視点から見れば答えは必ず一つではなくて、でもそれを実現するのは一筋縄ではいかなくて、だから最適とされる回答に縋りたくなる世の中の不条理が見えて、それに落胆して、でも自分の利己主義的な部分があったりで、
大学生でボランティアという切り口で社会問題について考えてきた人間がエゴ人間になりつつあって、そんなもんかと自分の中で落とし込んでいる
明治維新の英雄はなぜ自らの一生を国家のために尽くせたのか
俺にはできないと思ってしまった
余裕のない現状ではの話かもしれないが、ただ今は、国のため世界のためを謳って英雄面したいと思えるほど余裕もない
悲観的なことばかりを2021年の締めくくりに話してしまったが、楽しいことも沢山あった
上下の人脈が広がったと書いたが、広がれば広がるほど時間もお金も削られていくが、それと同時に幸せ度数って上がっていくことも事実だった。
自分のことを語ることがあまり得意ではない性の私は他人からの評価で自己の欲求を満たせる。語らず行動で示しているつもりだ。その効果が顕著に現れるのが下の子たちで、代表っていうレッテルで無条件に尊敬されてたりもするが、どこかで自分の行動を見てくれてるのだろうとも思う。
こんな中途半端なところで、一年間の締めくくりを終わりたい。
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