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アウトローのアウトドア(75):刃物の話②:包丁、ナイフ、ノコギリ、斧・マサカリ

刃物ってのは、俺たちの生活に欠かせない存在だ。
もちろん、法律で規制されているから、扱いには注意が必要だ。
だが、刃物がなかったら、人間の文化も歴史も存在しなかった。現代社会だって成り立たない。
そういう意味では、刃物は俺たち人間にとって「文明の象徴」みたいなもんだな。

ナイフの種類と使い分け

アウトドアで使うナイフには大きく分けて2種類ある。

シースナイフ
刃と柄(ハンドル)が一体になったタイプ。鞘(シース)に収めることで保護する。丈夫で信頼性が高いのが特徴だ。
俺の愛用しているモーラナイフや関市の量産品がこれにあたる

フォールディングナイフ
折りたたみ式で、刃をハンドル部分に収納できるタイプ。携帯性に優れている。

フォールディングナイフは、ハンドル部分にストッパーが付いていて、刃を出した状態で固定できる。
ストッパーを押しながら刃を折りたためば、安全に仕舞える仕組みだ。
多くの場合、このストッパーにはバネが使われている。構造は単純だが、機能は充分だ。

包丁も使えるぞ

アウトドアではナイフだけを使う訳じゃない。本格的な料理をするなら、包丁を使った方が手っ取り早いこともある。
俺の出刃包丁がこれだ。

見ての通り、ダンボールを折り曲げて鞘代わりにしている(笑)。これで袋に入れて運ぶんだが、最近は使う機会が少なくなって部屋で眠っている。

その他の刃物たち:ノコギリ、斧・マサカリ

刃物には他にもいろいろ種類がある。
ノコギリ、ナタ、斧やマサカリなんかがそうだな。
特にブッシュクラフトでは、斧を使って木を切り出したり薪を割ったりするのが定番だ。ネットにもそういう動画がたくさん上がっている。
俺も安いマサカリ型の斧を試してみたことはあるが、今のところはナイフやナタで十分だと思っている。
というのも、人の多いキャンプ場で斧を振り上げるのは危ないからな。

薪割りをするなら、ナイフやナタを使ってバトニングするのが手軽だ。
ちなみに俺はそのための大きめのナイフも持っている。見せられる写真が無いのが残念だが、下草を薙ぎ払いながら進むために買った、結構デカいナイフだ。

ノコギリは必須アイテム

薪や枝を短く切るにはノコギリが欠かせない。

俺が使っているのは、ホームセンターで買った折りたたみ式の木工用ノコギリだ。

特にアウトドア用ってわけじゃないが、抜群に使い勝手が良い。ケース付きで、鞘みたいなものが付いているのもポイントだ。
ナイフ、包丁、ノコギリ、斧──刃物にはそれぞれの役割がある。
何を使うかは状況や用途次第だが、アウトドア男としては、道具に頼ることで見えてくる「自然との向き合い方」ってのがあるんだよな。

(2025-01-27)

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