020 4 早乙女まぶた 2019年11月26日 17:31 公園を歩いていると一枚の紙が目の前を横切ったその後を男の子が追いかけていく紙は彼の指先を付かず離れずもどかしく舞っているやっと掴んだと思った瞬間に少年は芝生に倒れ込んだはずみで身体がばらばらに砕けて空に吸い込まれていったそれは数えきれないほどの蝶だった気がつけば辺りはもう暗くて彼は光をこぼしながら昇っていくぼくはそれを静かに見送る #蝶の問題 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #窓外集 #蝶の問題 4