日本中個人経営になったらいいのに
現実的ではないってわかってるから、
あえてとっても極端な話を。
わたしの夢のひとつが
小さな小さなお店を開くことです。
人がひとり通るのがやっとくらいの小さなドアのあるお店。
(前にバイトしてた朝ごはん屋さん。コーヒー飲みながらお客さん待ってるの幸せだったな)
2つ前に挙げた記事のあおいちゃんに起因するところもあるんですが、実はもっと深く原体験からきてるんだとおもいます。
母方の祖父母が私の家の隣で会計事務所をしてて、母はその補佐として働いていました。
だから、わたしが小学校から帰ってくると家に母がいるのが日常でした。
どうしても予定があるときは、おばあちゃんにお願いして、私をなるべくひとりにさせないようにしてくれていた。
宿題とかより先に(した記憶ないけど)その日あったことを(自分の都合のいいところだけ)母に話すのが日課でした。
それで、5年生くらいのとき、ちょっとしたいじめにあったことがあって。急に一緒に帰ってくれなくなったり、登校したら上履きがトイレに突っ込まれてたり、まあ今から思うとわたしが小学生らしからぬクソ生意気な奴だったことは間違いないんですが。
小学生ながらに、子どもがそんな目に遭ってたら親は悲しむし恥ずかしいから絶対に内緒にするんだって帰り道に思い、歯を食いしばって帰るわけなんだけど、いつもどおり家に帰って「おかえり〜」って言われた瞬間に涙が出ちゃう。
きっと私がカギっ子だったら、また違ってたんじゃないかなとおもう。親と顔を合わせる前に自分のこころのなかで咀嚼して溜め込んでたとおもう。
でもこれができるのってお店の近くに家がある個人経営だったからだよなあと。
いじめが問題になってて、ひどい話をよくテレビでも目にするけど、多分永遠に世界中でいじめはなくならない。共働きが普通になって「おかえり」って言える人が少なくなっただけなんじゃないかなと。(統計とかないのですごーく個人的な意見ですが)
だからそれぞれの家族が、家+個人商店みたいな感じで働けたらいいのになあという結論に至りました。コンビニじゃなくて。その方がそれぞれが責任を持つから過剰なロスも減る気がする。
そんなことを考えて、ちゃんとお金が貯まったら小さくてもいいからお店が開きたいとおもっています!この話を母にしたところ、ムスメにおかえりって言うことを意識的にやっていたらしい。感謝ですな!
大阪のスパイスカレーの小さな小さな名店、「カシミール 」で開店待ちをしながら、書いた記事でした〜。
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