琉球の手しごとたち、わたしはモノが好きすぎる
ここ数年ずっと頭にチラチラしていた、
沖縄の民藝を巡る旅をしてきました。
(3日以上の休みはなんと転職以来1年ぶり。よく頑張ったね、、自分で褒めちゃう)
美しい手しごとを見ると、
こころが洗われる。
かわいいお皿を買うと、
ちゃんと料理しなくちゃなと
シャンとする。
芭蕉布の藍染めの着物を着られるような
大人になりたい。
いつか素敵なお皿と布でいっぱいの
お家に住みたいなあと
こころがワクワクしてくる。
モノにはそんな力があるんだ。
帰ってきて早々にモノの話をしている私は圧倒的に楽しそうで周りが見えてない、らしい笑
最近は、一瞬にして思い出共々洗い流してしまう自然の脅威に晒される中で、私がモノを売る意味について悶々と考えて、社長副社長にぶつけて、困らせたりもしたけど、なんやかんやモノの力は自分がよく分かってるんだなあ。モノは裏切らない。
今回見てきたのは、
①読谷村のやちむん(うつわ)
可愛すぎて爆買い。料理のやる気がメキメキ。
個人的には、風葬のときに使われた厨子甕にギュンとした。(風葬あこがれる、、調べてみよう)
これが厨子甕(ずしがめ)。風で葬い、その骨を洗骨して中に入れるのだとか。(いまはやってない)
②読谷村の花織
体験させて貰いましたが、ものすごく頭をつかう。いつも思うけど布は数学だなあ。
なんと600年の歴史をもつ花織。柄にも沖縄の自然とかいろんな意味合いが込められてるそう。
③喜如嘉の芭蕉布
バナナの茎の繊維を用いた布で、完成までにありえないくらいに手がかかる、本当に美しい布です。
④琉球紅型
言わずもがな!紅型!
写真撮影禁止が多くて、
あまり伝えられないのが残念ですが、
職人さんたちが静かにモノをつくり出す姿勢は
息を呑むほどに本当に美しい。
この美しいモノを残そうと
がんばってきた人たちの
道のりを垣間見ることができました。
今年は、インドの自社工房と有松絞りと徳島のすくもを見にいきたいな。
【おまけ】
読谷村でおっちゃんに、
「あの砂浜どうやったらいける?」と
聞いたら、
「そんなことよりいいもんみせてあげるよ」
と自分の家の庭に入らせてくれた。
こんな裏庭ありですか。
「金持ちじゃない普通のおじさんがこんなところ住めるんだからたまんないのよ」
とニヤニヤ。
確かにおっちゃんたまらないわ!!羨ましいわ!!
いいもん見せてもらって、こころホカホカしながらの砂浜読書は最高でした。
あー、これだから旅はやめらんない。
早くも鼻の皮が剥け、ゴーヤチャンプルも解禁して、もはや春とかどうでもいい、よしおかでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?