【本】キングダムで学ぶ来世のリーダーシップ
どうも!
ぐだリーマンです!
何事もすぐやると言うのは大事なことですね!
先日投稿した、40代男性先輩の読まれていたキングダムに関わる秦の始皇帝の歴史の本を購入し、早速その話を先輩にしたところ思いのほか話が盛り上がったのですが、次の日には表題の本を持ってきていただいて早速読み切りました。
(その本でもっとも驚いたのは、秦の始皇帝が中国統一したあと、15年で秦は統一した国々から滅ぼされたと言う事実でした。
9月期間限定リーダーでメンバーにはだいぶ無理をさせているので、達成したとしても、おそらく10月には私は嫌われているのだろうという教訓をえました。笑)
「キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ」では、キングダムの漫画作中のシーンを切り取ってリーダーシップについて解説しています。
本書が語るリーダーシップは10の要素でまとめられています。
①エンロールメント
〜人を巻き込み同志とできるか〜
②率先垂範力
〜先頭に立って範を示すことができるか〜
③細心配慮力
〜先を見越して細部まで気を配れるか〜
④非情合理力
〜目的に対して合理的でいられるか〜
⑤部下愛育力
〜部下愛を持って人を育てられるか〜
⑥明朗快活力
〜前向きさ明るさを持っているか〜
⑦リスクテイク力
〜全てを背負う覚悟はあるか〜
⑧人間理解力
〜人間の感情や姿勢の裏表を理解しているか〜
⑨ビジョン構築力
〜熱いビジョンを作り示せるか〜
⑩使命挺身力
〜自らを捧げる使命感はあるか〜
以上の10個です。
本を貸してくださる際、その先輩は「当たり前のこと書いてあるけどなぁ、まぁ人間力やなぁ」とおっしゃっていました。
私としては本書を通して学べたものは大きく2点です。
①リーダーシップにおける語彙力の増加
② 10の要素がそろって初めてリーダーのスタートラインであること
私は「キングダム」も最新話までではありませんが、漫画・アニメで何度も見返す程度のキングダム好きではあります。
ですので、書かれている内容は、非常にすっと入ってきますし、先輩の言うように解説されている内容も(誤解を恐れずいうなら)目新しい内容ばかりではありませんでした。
ただ②に記載したとおり、10の要素全てが揃って、初めてリーダーの資格を持てるのだと言う根本の気づきを得ました。
例えば、新人のメンターをするにあたり、非常にモチベーション高く・かつ実際に教え方がうまい人間は私の組織にもいます。酒の席でビジョンを語りワクワクさせるものの、翌日シラフになると変わらずひっそり過ごしているメンバー、普段は全体調和(仲の良さ)を優先しているのに自分が数字について上司から怒られた時だけなんちゃって「非情合理」を謳う上司など、10の要素のうち一部分はできているが、全部できている人間はなかなかいないのではいうふうに思いました。
リーダーのタイプや、マネジメントの手法など、様々なビジネス文で語られておりますが、まずこの中の要素については、リーダーになる前段の部分と捉え、組織内全員が意識するべきものとして共通認識・共通言語にしていきたいなと思いました。
非常に良い学びになりました。