2024/10/20日記_『地獄が呼んでいる』をみなおしたり、キャッシュレス決済の闇を知ったり
『地獄が呼んでいる』の2ndシーズンが始まるので、1stシーズンを観直していて3話まで観た。罪を犯した人に死が予告され、その時刻になると異界から謎の怪物がやってきてズタズタに殺される。その不可解な現象に世の中は騒然となり、それを神の仕業であるとする新興宗教と教祖が注目される。人々は罪人や罪人を擁護する人たちを監視しリンチする暴走自警団になっていった。
1stシーズンが公開されてすぐに観た時は、怪物たちが一体何なのかというミステリーに注目して観ていた。改めて見直すとその謎よりも、群衆の動きの気味悪さの方が目についた。正義を煽る者がいて、群衆は正義の下に、罪人を探し、打ちのめす。ネットリンチを過激にして物理的なリンチとして表現しているのだろう。
SFもホラーも、現実の社会の歪みを特異な事態を持ち込むことで浮き上がらせる、そんな作品がおもしろい。新興宗教が事件に独自に解釈して、それを神の仕業とする。これも陰謀論のようでもある。
うちの店ではキャッシュレス決済をやめてしまった。理由は2つあって、まずは手数料が高さがある。AIRレジを通してキャッシュレス決済を使うと3.5%くらいの手数料を取られる。売上に対してそれだけ引かれる。売上10万なら3,500円、100万なら35,000円、これはかなり痛い。つぎに店側として、キャッシュレスの恩恵がほとんどない。小さな個人店舗なので行列になる時間帯は僅かだし、決済時間の短縮には関心がない。それよりもむしろ手間が増えて決済時間が長くなることのが多かった。グループで一緒に注文して、会計時は別々支払いだとかなり手間取る。各々がPayPayだ、クレジットだ、楽天ペイだ、となると何度も打ち込まなければいけない。現金で不便なのは釣り銭を用意することくらいで、現金払いの方が負担が少ない。
YouTubeポリタスの『# 日本のキャッシュレス化を阻む加盟店手数料の闇』を観てなぜ手数料が高いのかよくわかった。わかったと言うよりもブラックボックスなのがよくわかったと言うのが正確かもしれない。EU内は手数料が高くなりすぎないルールを課したため安いらしい。
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