吉岡専務、「Web・IT特化のM&A仲介」として再登場!|M&A BANK Vol.245
出身地は覚えてなかったけど、アミーゴの大ファン
島袋
今回は久々のスポンサー枠!
ウィルゲートの吉岡専務に来ていただいています。よろしくお願いします!
吉岡さんはM&A BANK2回目のご出演です。
吉岡
その節はありがとうございます。鈴木亜美クイズ(https://ma-bank.jp/interview/077/)もありがとうございます。
島袋
間違ってましたよね。
吉岡
アミーゴの出身地を間違えちゃいました。ファンとしてあるまじき行いだと思ってます。
島袋
吉岡さん。今回も後半に準備してありますよ。
吉岡
マジすか!予習が足りなかったかもしれないですね。
M&A業界でも無双しそうな吉岡さんの思惑
島袋
みなさん、「なんでスポンサーになったの?ウィルゲートさんはSEOに強い会社じゃないの?」って思うかもしれませんが、実はウィルゲートさんはM&A事業に参入されたんです。
吉岡さんのFacebookでも告知されていますが、これがかなり好評と聞いてます。
吉岡さん、M&A業界を掻き回してますね。
吉岡
まじですか?M&A BANKまで轟いてますか?
島袋
同業はみんなビビってますよ。「吉岡さんが参入してきた!」みたいな。
吉岡
ありがたやです。
でも、逆に仲間になってもらうのがいいんじゃないかなと思っています。
買い手探しに吉岡をうまく使うみたいな形で、同業の方もぜひパートナーにならせてください。
島袋
出た出た、この低い姿勢からガブリといきますからね。
吉岡
そんなことない(笑)
ネットワークを生かして、既に3件成立
島袋
では改めて、ウィルゲート社のM&Aサービスについて教えていただけますか?
吉岡
はい。まず、ITとWeb領域に特化しています。
薬局とか飲食店とかではなく、いわゆるWebメディアであったり、システムのSaaSであったり、Web制作会社、開発会社、ネット広告代理店などとかそうといった業種を強みにしています。
理由はシンプルで、ウィルゲートの繋がりが多いのがそこだからです。
島袋
なるほど、顧客層として?
吉岡
はい、ウィルゲートは今立ち上げから14年で、SEOで2500社、記事作成で3100社お客様がいます。
顧客層は、いわゆるデジタルマーケティングを頑張っている事業会社さんが多いですし、記事作成サービスもあるので、アフィリエイターさんとか少数精鋭のメディア企業のお客様が多いです。
なので、その両者をうまく売り手と買い手としてマッチングさせていく形でやっています。
島袋
すごい数だな!M&A事業を立ち上げされたのはいつでしたっけ?
吉岡
正式に事業化されたのは実はこの10月からなんですが、テストマーケティングとしては今年の1月から走っていたので、そこからは11ヶ月経過した状況です。
島袋
今のところ何件決まってますか?
吉岡
この半年で3件決まっております。
島袋
すごい!
M&Aはベテランの営業マンが1年に1本決めればいいかどうかと言われるのに、でも参入されて1年足らずでもう3本って!
ネットワークはどうなってるんですか?
開拓されているというよりは、自社の取引先がネットワーク対象なんですかね?
吉岡
そうですね。決まった案件は3件とも当社のお客様、あと買い手もお客様だったんです。なのでお客様同士のマッチングでした。
この事業を始めた経緯も、お客さん同士のM&Aが頻発する中、両方が私の親しい友達で、がっつり仲介会社さんを入れられて、手数料もそれなりにかかって、「吉岡君にお願いすればよかったな」って言われることが多かったからなんですよね。
島袋
「俺だったら余裕っすよ」と。
吉岡
いや、余裕とは言わないですけど、頑張りますと言う感じでやってます。
島袋
そこは下からね。
Webの知見がある仲介として。
島袋
ウィルゲートさんのM&Aサービスは、売り手側とか片側にだけ付くFA形式なんですか?
仲介として入ってディレクションしていく形ですか?
吉岡
決まった3件とも、うちが仲介して手数料をいただいた形です。
双方からしっかりお話を聞いて、ボトルネックなところを潰していったりしましたね。
決まった3件中2件がWebメディア、1件がWebのマーケティング会社の代理店さんだったんですが、当社はSEOが強いので、SEO観点で「こういう伸び代があります」とか、「こういうリスクがあります」といったことをお伝えさせていただいたりもしました。
島袋
アドバイザーの方って、Webの知見がないことが多いですよね。
吉岡
そうですね、持っていない方が多いので、そこで役に立てるかなと思っています。
手数料も良心的、強みはスピード感
島袋
ウィルゲートさんに頼むメリットとして、ネットのリテラシー・知見があるということでしたが、手数料はどう設定されているんですか?
吉岡
最低仲介手数料は、大手さんだとが500とか1000とかで高いところもあるんですが、そこは200万円とさせていただいています。
金額レンジも2000万から5億円くらいが多いので、ミニマム手数料200万円もハードルが低いかなと。
それと、成約するまでお金は一切いただかない、完全成果報酬型です。
あとは、独占契約を付けたがるところが多いんですが、私は早く決めたもん勝ちだと思っていて、独占する意味はあまりないと思っているので、全然縛らないです。
島袋
束縛なしなんですね。
吉岡
あとはレーマン方式で、金額帯が低いときは最大10%とかですが、それが金額に応じて5・4・3・2…と下がっていくという形です。
弊社の強みは決まるスピードかなと思ってまして。
島袋
早そう!
吉岡
1件目は5ヶ月ぐらい、2件目が4ヶ月ぐらい。
3件目がめちゃくちゃ早くて、上場会社さんが買い手でDDもあったんですが、それも込みで1ヶ月半くらい。
島袋
はや!ディール完了までで、ですか?
吉岡
ディール完了までです。
1億円越え案件でディール成立まで2ヶ月切るって、本当に狂気の沙汰だと思います。
ちゃんと精査もした上でですから。
島袋
恐ろしいスピードですね。
どういう案件をそのスピード感で成立させたのが気になります。
次回はその実績と、それができた理由を深掘りしていきます!
それではまた、M&A BANKでお会いしましょう!
【出演者情報】
■吉岡 諒:株式会社ウィルゲート-専務取締役COO 共同創業者
小学校1年からの幼馴染の小島梨揮氏と共に高校卒業3日後から起業。2006年、19歳で株式会社ウィルゲートを設立。2012年12月に記事作成サービス「サグーワークス」をリリース。2019年より、IT・Web事業のM&A仲介サービスを開始。書籍『ウィルゲート 逆境から生まれたチーム』(ダイヤモンド社)
■島袋直樹:M&A BANK株式会社-取締役会長
シリアルアントレプレナー。26歳でインターネット広告代理店を創業、年商20億円規模に成長させる。2016年に同社を分社化し、インターネットメディア運営を主体とするIdeaLink株式会社を創業。2017年12月、自社メディア5媒体を上場企業に事業譲渡し、2018年3月よりM&A BANKの運営を開始。「事業は創って売る」をモットーとする。「会社は伸びてるときに売りなさい。」の著者。
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