見出し画像

「わかっちゃいるけどやめられない」を何とかする―実践研究の力―

皆さん、こんな経験はありませんか?「勉強しなきゃ」と思いつつ、ついスマホを見たり、動画を見続けたり、寝る時間がどんどん遅くなる…

「わかっちゃいるけどやめられない」―そんな自分にイライラすることもあるでしょう。しかし、この現象には多くの人が共感し、さらにそれを解決する手法があるのです。それが「実践研究」の力です。

実践研究とは?


実践研究とは、日常生活で直面する問題に対して、現場での試行錯誤を通じて改善を図る研究です。つまり、「わかっちゃいるけどやめられない」を乗り越えるために、何がうまくいくのかを自ら見付けていくプロセスです。この方法では、自分の生活や学習スタイルに合わせた具体的な改善策を試し、その効果を検証することが求められます。

例えば、睡眠不足が学業に影響を与えていると感じるなら、自分の睡眠パターンを分析し、どうすれば早く寝る習慣を身に付けられるのかを実験してみるのです。夜の時間管理を工夫する、リラックスするルーティーンをつくるなど、自分に合った方法を探していくのが実践研究の魅力です。

研究の面白さ―「やってみる」から学べること

ゼミでの実践研究は、単に文献を読み、理論を学ぶだけではありません。実際に行動を起こし改善を図っていく過程で新しい発見があるのです。「わかっちゃいるけどやめられない」を乗り越えるためには、思考だけでなく行動が必要です。そして、行動を通じて自分をより深く理解することができるのです。

例えば、ある人が睡眠の質を上げるために、寝る前にスマホを手放すチャレンジをしたとします。最初はうまくいかないかもしれませんが、なぜその習慣が続けられないのか、どう工夫すればいいのかを探る過程で、新しい習慣を築く方法を発見するかもしれません。このように、研究とは自分をより深く知り、自己改善の手段を見付ける冒険なのです。

ゼミでの新たな交流の場として

この実践研究を通じて、ゼミ生同士の交流も深まるでしょう。同じ目標に向かって試行錯誤を繰り返す中で、成功や失敗を共有し、互いに励ましあうことができます。研究はひとりで行うものではなく、仲間とともに取り組むことで、新たな視点やアイデアが生まれやすくなります。

「わかっちゃいるけどやめられない」という共通の課題を持つゼミ生同士だからこそ、お互いの経験を共有し支えあいながら前進できるのです。ゼミは、単に単位を取るための場ではあく、これからの人生に役立つ学びを深めるための重要なステップです。

最後に―ゼミ生へのメッセージ―

「研究なんて自分には無理」と思っているかもしれませんが、それは最初の一歩を踏み出していないだけです。ゼミでの実践研究は、その一歩を仲間とともに踏み出し、少しずつ前進する場です。自分自身をより深く理解し、生活や習慣を改善するための実験の場として、一緒に学んでいきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?