今日9月15日は 『世界リンパ腫デー』です。 一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン
女ブラックジャックになることを覚悟した私。 さて、入院準備もしながら終活(いらんもんを捨てる)し、付箋に必ずしてほしいことを書いて洗面所、シンク、トイレ・・・いろんなところに貼り出し完璧だ!あとは家族がちゃんとしてくれるかどうか…期待はやめとこう。 22日後の入院を毎日忙しくあれこれしながら待っていると、10日過ぎたころ病院から電話があり『えっ?早くなるの?』って勝手に思ったらなんの・・・ 検査の結果 悪性リンパ腫『びまん性大細胞型b細胞リンパ腫』 と診断されました
上顎歯肉悪性腫瘍の診断を受け歯科から耳鼻科へ転科し、検査検査・・・検査で疲れるってこれか。自分は何もしないでジッとしているだけなのに はぁ~ 色々考えてネットで調べてみるかと思いつつも、調べてどうするんだ?自分じゃ何もできないじゃないか、何事も初めてのことだし先生に任せるのがいいのじゃないか。悩んだところで進んでいかなくちゃならないから、まっさらな気持ちで挑もうと一切の情報を仕入れないことにした。 手術のち放射線か抗がん剤の予定が決定 内臓じゃないから手術は無いだろ
比較的近いところに住んであるのでちょっと知っている人、こんにちはと挨拶はする、共通の話題はないので立ち話などはしない。 そんな女性とスーパーのレジに前後で並んだ時の出来事。 『がん』になって免疫が落ちているからなるべく人混みを避けるため閉店近くの時間帯のお客さんが少ない時間に買い物に行っていた。 禿げ頭隠しのニット帽を目深にかぶりマスクをしなるべく人と目を合わさないようにうつむき、わたしは『さぶ』ではありませんよオーラを出していたつもりだったのに・・・、 ソーシャルディ
2020年11月上旬 悪性腫瘍の疑い・・・悪性腫瘍・・・ここに?まさかぁ~ まだこの時は疑いだけよね、と必死で不安を消そうとしていた。この私がガンなんてまさかまさか・・・・ありえないよ~一抹の不安を感じながら診察にはいった。 顔面+頸部のCT撮り、また口腔内の写真を撮って終了。検査結果は数日後に来院予約を入れられた。午前中仕事が出来ないけれどもそれも一生のうちのほんの一瞬、自分のための必要な時間なんだと思っていた。こうなったらとことんやってやろうじゃないかって鼻息荒くし
2020年10月 この月も毎週休みに用事があった。いつ大学病院に行こうかと思いもしながら用事を優先してしまう私。外せない用事が相手都合で1週間先になった。 行くならこの日しかない 多分この日行かなかったら、今まで忙しかった分休みのたびに自分優先で遊んでいただろう。そして12月になって師走だ年末だ忙しい疲れたと過ごしてしまい病院には行かずじまいだっただろう。 歯茎の感じも9月の頃とさほど変わらず体の変化も感じなかったので、多分年が明けても病院に行ってなかったかもしれない
事の始まりは2020年7月24日 この頃は『緊急事態宣言』真っ只中だったよね。 この2020年秋に同窓会をする料亭を一年前から予約していたけれどコロナのため延期を決定。 しかし、電話一本でキャンセルも申し訳なく、完全個室ということもあり出向いて食事をしキャンセル延期を伝えにむかった。 繁華街なのに人いない、車走ってない……ゴーストタウン、そしてその6階建ての料亭は私たち二人完全貸切だった。ごめんなさいありがとう。 それはおいといて 友人と二人パーティションを挟み美味
令和2年12月31日大晦日、薄暗い病院のベットの上に座りテレビには紅白歌合戦が映っていて音は看護師さんたちの働く音だけをボーっと聞いていた。 静かすぎて心が暗くなってきていらんことを考えだしてきた。 なんでわたし?でも私でよかったかも。私だったら耐えれる。悲しまなくてもいい。いろんな気持ちが心の中を行ったり来たり・・・考えたくなければ寝ればいいのにって思っても寝れない。今日は寝れない。 なんでも笑い飛ばしていこう、前向きに気合を入れていこう、なるようにしかならんっていつ
この年齢になると人の死って結構身近なもので 元気いっぱいの実父は介護することもなくあっけなくぽっくりと。義両親はともにガンだったが義父は見つかって2か月もたなかった。義母は半年と言われ本当に半年だった。 涙は出なかった。いつかは誰でも来る日だ。 これは私の性格、捉え方だと思う。難しく考えれないし、血も涙もないと自分でも思うことがある。 生まれた瞬間には寿命が決まってるとか、ろうそくの長さが人それぞれ違って灯火が消えたら終わりとか聞いたことがある。 なんかやだね。しわ
2020年に世間一般的にいう定年退職の年齢になり『主婦』『母』をどうやったら定年退職させてもらえるか考えていた女 自分のためじゃない忙しい日々を送ってきて、やっと落ち着いてきたのでのばしのばしにしていた医者通いをはじめた そしたら、『様子見でいいでしょう・・・』なんて言葉がちょっと引っ掛かり大学病院行くことを決めた あれよあれよという間に『ガン患者』になってしまい人生の定年退職というより『引退勧告』を言い渡された 『主婦』『母』はとりあえず期間限定の休職扱い希望を出し